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椅子の並べ方、意見の引き出し方、プロ講師の練習法など

関根さま

お忙しいところ申し訳ありません。Kです。

本日DVDを拝見しました。プロのセミナー講師とはこういうものか!と見習う点ばかりでした。今までの自分のセミナーの内容が思い出されて,恥ずかしさを感じてしまいました。

さて,内容の中でいくつか質問をさせていただきたいと思います。またいずれご回答ください。

〓席の配置はどうされていますか?私は椅子のみで行っていますが,書いていただくときに机がないと申し訳ないと思うこともしばしばです。

〓B紙をホワイトボードにひっかけていらっしゃたのは何という道具ですか?商品名,文房具店で手に入るかどうかも教えてください。

〓口に出してする練習,ですが,プロの講師の方はどのような練習をされているのでしょうか?(私は新米教師時代,すべての内容のシナリオを書いていました。二年間ほどそれを続けて,やっと授業ができるようになってきた,というほど人前で話すことを苦手としていた人間です。)

〓参加者に「お近くの方と話し合ってください」と言っても,輪の中に入らない方がいらっしゃった場合は,どう対応されていますか?

〓参加者の意見を全体で共有する場面では,その意見を紙に書いていらっしゃいますか?

以上です。

どうぞよろしくお願い致します。



**********************************


(関根からの回答)


>〓席の配置はどうされていますか?私は椅子のみで行っていますが,
>書いていただくときに机がないと申し訳ないと思うこともしばしばです。



私の場合、3パターンを使いわけています。(添付ファイルをご参照ください)

1)教室形式

大人数のときに使いますが、参加型の場合は、なるべく早くに「島」にしています。



2)コの字

あまり大人数のときには使えないのですが、参加型セミナーの最初は、この形式にしています。

こうすると、参加者同士の顔が見えるため、早く緊張感が下がっていきます。

部屋の大きさにもよりますが、6〓20名くらいのときの最初につかいます。



3)島(グループ)

私が参加型でやる場合は、この形式を基本にしています。

コーチの方も、椅子のみで行う方が多いですが、

Kさんがおっしゃるように、書く際に不便なので、島がほとんどです。

椅子のみにする場合は、ペアで話し合わせたり、ロープレをするときなど、

メモ書きが必要ないときに行っています。



>〓B紙をホワイトボードにひっかけていらっしゃたのは何という道具ですか?
>商品名,文房具店で手に入るかどうかも教えてください。


ホワイトボードにひっかけていたのは、「フリップチャート」という、上に2穴が開いている模造紙です。

その模造紙をひっかけていたのは、「マグネットフック」という磁石なのですが、

これは前職のときに特注で作ったものなので、市販されていません。

ただ、他のフックでも代用は可能だと思いますし、下記ショップから購入もできるかもしれません。

http://www.eikoh-sangyo.co.jp/ibm_paper.html
(私は、このショップから、フリップチャートしか買っていないので、すみません。

2穴のフリップチャートとしては、このショップが一番安いと思います。)



>〓口に出してする練習,ですが,プロの講師の方はどのような練習をされているのでしょうか?
>(私は新米教師時代,すべての内容のシナリオを書いていました。二年間ほどそれを続けて,やっと授業ができるようになってきた,というほど人前で話すことを苦手としていた人間です。)



私も、初めてのセミナーをやったときは、約100回くらい話す練習をしました。

今もはじめてのセミナーの場合は、5回程度。何回かやったことあるものでも、
3回は口に出して話す練習をしています。



>〓参加者に「お近くの方と話し合ってください」と言っても,
>輪の中に入らない方がいらっしゃった場合は,どう対応されていますか?



いきなり話し合わせると、意見がでない可能性があるので、まず最初に全員に
個人作業で考えてもらいます。

そのあとグループ討議に入ります。

私の場合は、「お近くの方」というよりも、「隣の方とペアを組んでください」とか
「ここは、3人でお願いします」とか、

具体的に話し合う相手を組ませています。その方が、参加者も話し合いやすいようです。



ここまでやっても「輪の中に入らない人」がいる場合は、2つの方法をとっています。

1)役割分担をする


司会進行役や議事録係など。

何回か役割交代をさせたあと、その「輪の中に入らない人」が司会進行をやるような形にもっていく。

いきなりその人にやらせようとすると、反発されるので。



2)個別に話し合う

こちらの進め方等に何か問題点が無いかを確認する。

(この辺については、「講師限定裏マニュアル:困った参加者への対応法」もご参照ください)



ただ、こういう「輪の中に入らない」人も、決して参加していないわけではありません。

自分から話さないだけであったり、じっくり考えているだけの場合もありますので、

無理やり話し合わせるようにする必要もありませんので、ご注意ください。



>〓参加者の意見を全体で共有する場面では,その意見を紙に書いていらっしゃいますか?



はい。基本的には、フリップチャートに書いています。

そうすると、参加者も自分の意見が尊重されているという印象を受けますし、

講師自身としても今後の「ネタ」になりますので。

ただ、書くと時間がかかるので、それほど重要でないパートのときは、

口頭での共有のみにするときもあります。



以上です。

ご参考になれば幸いです。



このたびはご質問ありがとうございました。

私自身、頭の整理につながりました。

これからもご遠慮なくご質問、ご相談ください。

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