2007年2月

1.新入社員の育成に関して

若手社員に気づきを与える方法

●若手社員に気づきを与える方法 武田マネジメントシステムス代表取締役の武田哲男さんが、 日経産業新聞(2007年2月27日)で、こんな話をされています。 ============================= 特に劣悪なサービスを提供する店を見つけて、若手社員に行かせる。 観察させた上で「どんなことに気づいた?」と質問する。 自分のことには無頓着でも、他人のことは割りと見えるもの。 徹底的に気づきや問題点を挙げていくと、その後はわが身を ふり返り、自身の行動に対しても配慮できるようになる。 ============================= 「悪い例」を観察させ、質問し、自身の行動をふり返らせる。 簡単にできて、しかも効果的なやり方ですね。

投稿者:関根雅泰

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1.新入社員の育成に関して

若手社員に気づきを与える方法

●若手社員に気づきを与える方法 武田マネジメントシステムス代表取締役の武田哲男さんが、 日経産業新聞(2007年2月27日)で、こんな話をされています。 ============================= 特に劣悪なサービスを提供する店を見つけて、若手社員に行かせる。 観察させた上で「どんなことに気づいた?」と質問する。 自分のことには無頓着でも、他人のことは割りと見えるもの。 徹底的に気づきや問題点を挙げていくと、その後はわが身を ふり返り、自身の行動に対しても配慮できるようになる。 ============================= 「悪い例」を観察させ、質問し、自身の行動をふり返らせる。 簡単にできて、しかも効果的なやり方ですね。

投稿者:関根雅泰

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1.新入社員の育成に関して

新人指導は、若手がメインで、ベテランがサブ。

●新人指導は、若手がメインで、ベテランがサブ。 2月20日の日経産業新聞に、三世代で技能伝承の取り組みをしている 自動車用プレス金型大手の富士テクニカの事例が出ていました。 =================================== 富士テクニカは、一人の若手技術者が新入社員数人を 一年間専任で指導する仕組みを約四十年前に導入した。 (若手技術者は)この一年は通常業務を離れ指導に徹する。 河崎功生産本部副本部長は「毎年技量と人格から教えるに値する 入社七―十年目の若手技術者を抜てきする。教えることも勉強のうち」と話す。 (新人である)安田さんは「顧客企業に出向いて金型取り付けの最終調整が できるようになりたい」と夢を膨らませ、(指導担当の)芦沢さんは 「教えることで自分の技能を見直せた」と自らを振り返る。 (二人を見守る50代のベテラン)満永さんは 「芦沢さんが指導を通じて一人前になってくれるのは楽しい」と目を細める。 =================================== 新入社員の指導を、1年間専任で行う20代の若手技術者。 若手技術者の指導振りを見守り、時折手を貸す50代のベテラン技術者。 40年以上続いているというこの制度。 技能伝承の一つの解決策を示しているのかもしれませんね。

投稿者:関根雅泰

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1.新入社員の育成に関して

新人指導は、若手がメインで、ベテランがサブ。

●新人指導は、若手がメインで、ベテランがサブ。 2月20日の日経産業新聞に、三世代で技能伝承の取り組みをしている 自動車用プレス金型大手の富士テクニカの事例が出ていました。 =================================== 富士テクニカは、一人の若手技術者が新入社員数人を 一年間専任で指導する仕組みを約四十年前に導入した。 (若手技術者は)この一年は通常業務を離れ指導に徹する。 河崎功生産本部副本部長は「毎年技量と人格から教えるに値する 入社七―十年目の若手技術者を抜てきする。教えることも勉強のうち」と話す。 (新人である)安田さんは「顧客企業に出向いて金型取り付けの最終調整が できるようになりたい」と夢を膨らませ、(指導担当の)芦沢さんは 「教えることで自分の技能を見直せた」と自らを振り返る。 (二人を見守る50代のベテラン)満永さんは 「芦沢さんが指導を通じて一人前になってくれるのは楽しい」と目を細める。 =================================== 新入社員の指導を、1年間専任で行う20代の若手技術者。 若手技術者の指導振りを見守り、時折手を貸す50代のベテラン技術者。 40年以上続いているというこの制度。 技能伝承の一つの解決策を示しているのかもしれませんね。

投稿者:関根雅泰

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1.新入社員の育成に関して

「はびこる“無常識”社員」

●「はびこる“無常識”社員」 日経産業新聞(2007年2月20日)に、面白い記事が出ていました。 ========================= 若手社員は「非常識」ではなく、常識そのものを 家庭や学校で教わっていない「無常識」である。 こうした若手社員を批判したり、犯人探しをしても 始まらない。 初めから常識がない、「無常識」だと認識することから 始めないといけない。 ========================= 初めから常識がない「無常識」だと考えれば、 腹も立たず、「教えてあげよう」という気になるかもしれませんね。

投稿者:関根雅泰

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1.新入社員の育成に関して

「はびこる“無常識”社員」

●「はびこる“無常識”社員」 日経産業新聞(2007年2月20日)に、面白い記事が出ていました。 ========================= 若手社員は「非常識」ではなく、常識そのものを 家庭や学校で教わっていない「無常識」である。 こうした若手社員を批判したり、犯人探しをしても 始まらない。 初めから常識がない、「無常識」だと認識することから 始めないといけない。 ========================= 初めから常識がない「無常識」だと考えれば、 腹も立たず、「教えてあげよう」という気になるかもしれませんね。

投稿者:関根雅泰

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書籍:早く一人前になるための「仕事の覚え方」

「仕事スキルよりも基本マナー」

●「仕事スキルよりも基本マナー」 2007年2月20日 日経産業新聞より ========================== 日経産業新聞とNTTレゾナントが行った調査によると 30〓50代の部下や後輩を持つ人に、入社3年未満の若手社員に 「入社3年以内に、ぜひ身につけて欲しいこと」と聞いたら、 そのトップが「あいさつなど基本マナー」(72.2%) つぎが「言葉遣い」(62.8%)であった。 仕事スキル以前に、早く基本動作を身につけてほしいと いう上司や先輩の切実な願いが浮き彫りになった。 ========================== 「あいさつ」や「言葉遣い」がなっていない若手社員が多い。 逆に言えば、少しでも「あいさつ」や「言葉遣い」がきちんとしていれば、 それだけで「差別化」が図れます。 「あいつは、他の奴とは違う。」と、一目置かれるようになります。 仕事を教えてもらい、早く一人前になるためにも 「あいさつ」や「言葉遣い」をきちんとしましょう!

投稿者:関根雅泰

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2.「学ぶ力」とは?

学ぶことで何を得るのか?

●学ぶことで何を得るのか? 私達が「学ぶことで何を得るのか」について考えていきます。 学ぶとは知識を得ることだけではありません。 学校では主に「先人の知恵」を学び、それを暗記し 試験で再生することが求められてきました。 しかし、これだけが学びではないのです。 逆に、学校時代の学び「暗記と再生」が嫌で、 学ぶこと自体が嫌いになってしまったという人もいるでしょう。 私は、学ぶことで4つのことが得られると考えています。 「世界が広がる」「自分が高まる」 「自分が深まる」「地に足がつく」の4つです。 【世界が広がる】 学ぶことで、新しい知識が得られます。 知らないことが分かるようになり、私達の世界が広がります。 いわば、新しい土地を旅するような楽しさ、発見の旅が 学ぶ楽しさにはあります。 私達は学ぶことで、自分の世界を広げているのです。 【自分が高まる】 学ぶことで、一段ずつ階段を上がっていくようなイメージです。 学ぶ前には見えなかったことが見えるようになる。 例えば、新人のときには分からなかったことが、 経験を重ねていくうちに見えるようになることはよくあります。 地上にいたときは見えなかったことが、屋根の上からは見える。 そんな状態です。学ぶことで、自分が高まり視野が変わってくるのです。 【自分が深まる】 学ぶことは自分に向き合うことであるとも言えます。 何故なのか?どうすればよいのか?など、 学ぶとは自分に対する問いかけ、時に哲学的なもの、 を繰り返すことでもあります。 問いかけを繰り返すことにより、深く考えるようになります。 「人間は考える葦である」というのはパスカルの有名な言葉ですが、 私達は「考える」からこそ人間であるとも言えるのです。 学ぶとは、私たち自身を考えさせ深めてくれる力を持っています。 【地に足がつく】 学ぶことで、世界を知ることと自分を知ることで、 自分の「位置」が見えてきます。 自分は世界の中でどこにいるのか。地理的なことというよりも、 哲学的な観点から自分の「位置」が見えてきます。 別の言葉でいうと、学ぶことで「自分の存在理由」が見えてきます。 自分は何のために存在するのか。 それが見えてくれば、学ぶことで知識だけを追い求めない。 他人よりちょっとだけモノを知っていることを鼻にかけたりしない。 学ぶことで、地に足がつき確固たる 自分というものをもてるのではないでしょうか。 この4つを得ることで、私達はどうなるのか? 私は「自分になる」のだと思っています。 新しい自分になる。既にある自分になる。新しい自分を発見し、 既にある自分を再発見していくような楽しさが、学ぶことにはあります。 東京大学の佐伯ゆたか教授は「学ぶということの意味」の中で、 学びは「自分探しの旅」であると表現しています。 人は何故学ぶのか? この問いに対する答えは、まだ分かりません。 ただ、自分自身の経験から言うと、 単純に「学ぶことは楽しい、だから学ぶ」そう思っています。 学ぶことで、どんどん自分のことや世界のことが分かってくる。 学び上手の上級ランクは「己を知り人を知る」人なのかもしれません。 道は長いですね

投稿者:関根雅泰

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2.「学ぶ力」とは?

学び上手が世界を変える!

●学び上手が世界を変える! 少し大げさな言い方かもしれませんが、私自身は「学び上手」が増えれば、 世界はもっと良くなっていくと思っています。 学び上手は一言でいうと「自ら考え行動できる人」です。 言われたことだけやる指示待ちの人間ではありません。 少し単純化した言い方ですが、日本では戦後から20世紀後半まで、 ほぼ正しい答えややり方があり、それに従えばよかった時代がありました。 しかし、21世紀の現在はどうでしょうか。正しい答えややり方がない、 先が読みづらい時代になっているのではないでしょうか。 アルビン・トフラー教授が「第三の波」で表現したように 激しい変化が常態化しているのが、今という時代ではないでしょうか。 そんな時代に生きている私達にとって、必要なのは何なのか? 私は「学ぶ力」だと思っています。変化が激しい時代だからこそ、 変化から学び成長していくことが必要だと考えています。 私には娘が二人います。彼女達はこれから様々な問題に直面し 壁にぶち当たり、挫折も経験することでしょう。 それらに対して、親である私が全てに手を貸すことはできませんし、 する必要もないでしょう。 なぜなら、彼女達は自分で生きていかないといけないからです。 自分で解決できなかったことは、必ずあとでまた自分に降りかかってきます。 だからこそ彼女達には「学ぶ力」を持ってほしいと願っています。 これからの時代は、決められたレールにそって 人生を歩めばよいというものではありませんし、 決められた物事をこなしていく時代ではないでしょう。 自ら考え行動する力が更に求められます。 福沢諭吉は「学問のすすめ」(檜谷昭彦訳)のなかで、 「学問とはつまるところ、この判断力(選択する力) を養うことにある」と述べています。 自ら考え判断する力を養う、それが学ぶことの意義なのです。 「学び上手」は変化に対応でき、変化から上手に学ぶことができます。 そんな「学び上手」が増えればこれからの世界は もっと良くなると私は信じています。 私自身「学び上手になる」ために、 「自分になる」ために日々学んでいきます。

投稿者:関根雅泰

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参加型セミナーのポイント

わかりやすく話すコツ

●わかりやすく「話す」コツ 簡潔明瞭で分かりやすい話をするためのコツを 確認しておきましょう。ポイントは、3つです。 (1)話す内容を整理する  相手に話す前に、まず自分の頭の中を整理する必要があります。  自分でもよく分かっていない話を、相手にわかってもらうのは難しいからです。    これは上司への報告、関係者への連絡、先輩への相談、  お客様への説明、会議での発表、プレゼンテーションなど、全てに当てはまります。  分かりやすく話すためには、まず、話す内容を整理することから始めます。  話す内容を整理する際に役立つのが、「サンドイッチ・フォーマット」です。  拙著『教え上手になる!』でもご紹介していますが、このフォーマットを使えば  簡潔明瞭な説明ができるようになります。  詳細は前掲書にゆずりますが、フォーマットの肝は、  自分が伝えたい内容を「3つに絞る」という点です。  「3つに絞る」ということは、それ以外は話さないという選択をする  ということでもあります。話す内容を整理するということは、  「何を話して、何を話さないか」を決めることでもあるのです。  話がダラダラして「何が言いたいのか分からない」という人は、  えてして「何を話さないか」を決めずに喋っています。  頭の中に浮かんだことを全て伝えようとするので、  相手にとっては分かりづらいのです。  まずは、自分の頭の中を整理する。  これが、分かりやすい話をするための最初のポイントです。   (2)口に出して話す練習をする   あなたが本気で、分かりやすい話をしたいと考えているなら  「口に出して話す練習」をすることをおすすめします。  いくら頭の中で整理されていても、紙に書いても、  パワーポイントで資料を作ってみても、  口に出して話すと上手くいかないことはよくあることです。  「話す」というのは、「口」を動かして「音」を出して  「言葉」を伝えるという作業になります。  私達が考えている以上に、高度で複雑な作業をしているんですね。  しかも目の前に相手がいて行うわけですから、緊張感や不安感から、  頭で思っている通りに進まないことも多いものです。  役者がリハーサルをしてから本番に挑むように、  大事な発表、プレゼンテーションの前には、  「口に出して話す練習」をすべきです。  何度も練習しているうちに、  余計な言葉がそぎ落とされ簡潔明瞭な説明ができるようになります。 (3)場慣れする   分かりやすい話ができるようになるためには「場慣れ」も必要です。  人と話すのが苦手だからといって、そういう機会を避けていたら、  ますます出来なくなります。それが更なる苦手意識を作っていきます。  なるべく、自分から「話す」機会を作る。  「アウトプット(発信)」する場を増やせば増やすほど  「インプット(収集)」は増えてきます。  情報は発信した人のところに集まるものです。  怖がらずにどんどん「話す」機会を作っていきましょう!

投稿者:関根雅泰

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