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「人材開発国際シンポジウム2009」に参加してきました。


09年1月21日(水)

日経・ASTDジャパン

「人材開発国際シンポジウム2009
 〜個人と組織の関係をめぐる変化の芽を読む」に参加してきました。

仕事の関係もあり、全セッションには参加できなかったのですが、
印象に残った内容を、私の理解の範囲でシェア(共有)します。



(・講演内容 ○関根の独り言)

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【特別講演】竹中平蔵氏

「日本における人材開発の課題 〜 人材開発のパラダイムシフト」


・09年のキーワードは、「Tipping Point(沸騰点)」
 社会の現象は非連続的にわき出すように起きる。

・「100年に一度の危機」は、変えるチャンスでもある。
 エクスキューズ(言い訳)にも使いやすい。

・サブプライムそのものというより、
 人間が判断を誤ることが最大のリスクである。
 
 今回は、企業の失敗と政府の失敗が重なった。

・10年前の日本は、Banking Crisisだった。
 今のアメリカは、Money Market Crisisだ。

・09年のダボス会議では「日本セッション」がなくなる。
 日本のプレゼンス(存在感)が減ってきた。

・オバマ大統領の人事は「期待を抱かせる」

 成果を出すには時間がかかる。期待を持続するために人事は大事。
 「この人なら」と思ってくれれば。

 小泉元首相のサプライズ人事も、それに通じる。


・他国に比べて優れていた点。日本経済発展の理由は、2つ。

 1)社会システムが柔軟に変化してきた。

   ただ、90年代は変化に躊躇。ミドルエイジシンドローム。

 2)人間の力。

   自然資源を持たない1億2千万の日本人。
   江戸時代末期に、識字率が世界最高。

   富国強兵のために、人材育成に力点。福沢諭吉は正しかった。

・人間の力が、劣化したのでは? だから勉強法の本を書いた。

・大学改革が必要。経済を強くするためにも、大学を強くする。

・東大を民営化し、私立として自由に経営させる。文科省から解き放つ。
 補助金をもらっての運営。それならトップ3に入ってほしい。

・一個人の独立なくして、一国の独立なし。
 「学問のすすめ」は、今の1千万部売れている。

・何かあると他人のせいにする。

【ダイアログ】

「個に焦点を当てた組織活性化と人材開発の方向性

  〜 タレントマネジメントの意義と可能性を探る」

 コーディネーター 高間邦男氏 中原淳准教授
 ゲストスピーカー 三井物産 日産自動車 リクルートHRカンパニーの3氏


●中原淳准教授

・個は多様、才能を持っている。

 アメリカでは、一部の個人が才能を持っているという考え。


●タレントマネジメント 高間邦男氏

・タレントマネジメントの対象の変化

 以前は、リーダー育成プログラムのこと

 現在は、従業員全ての個のタレントを活かすことで、
 リテンションを確保する、エンゲージメントを高める、
 さらには業績を向上させる。

・タレントマネジメントのしくみづくり


●三井物産 雑賀氏

・「良い仕事とは何か」を議論させる。
 皆、熱く良い顔をして語り合っている。

・「人が仕事を創り、仕事が人を磨く」これがOJTの原点。

・「会社がそこまで自分たちのことを考えてくれていると思わなかった」
 という声が従業員からあがった。

 「会社はあなたたちことを考えている」ということが
 伝わるだけでも、モチベーション向上につながる。


●日産 中山氏

・ベンチマーク(他社から学ぶ)は、最高のアカデミックツール
・中堅スタッフが研修講師をする。人に教えることで自分が学ぶ。


●リクルート 草原氏

・多様化する世の中に対応するためには、従業員も多様化しないといけない。
 そのために個を尊重する。

●ダイアログ(対話)

・企業に入らないと身に付かない力もあるのでは。たとえば「聴く力」

・産業界がどんな人材を欲しているか、教育界に伝える必要があるかも。

・「大学が」「企業が」とお互いのせいにしていてもはじまらない。
 「私たちが」できること、すべきことをともに考えないと。

・私立大学の半分が補助金をもらっている。つまり私立ではない。


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今回も勉強になりました。ありがとうございました!

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