大学院での春合宿

東大大学院

2010年3月10日(水)~11日(木)
東京大学大学院 学際情報学府 中原研究室 山内研究室
合同「春合宿」が、熱海で行われました。
(中原先生のブログ http://www.nakahara-lab.net/blog/2010/03/post_1661.html )
さし障りのない範囲で、どんな様子だったのかをお伝えします。

春合宿は1泊2日で大きく3つの学習プログラムが組まれます。
1.M1(修士1年)によるM2(修士2年)の論文方法論の発表
2.調査、開発、実験に関する基礎講義と討議
3.M0(10年4月入学者)による研究計画の発表
合宿の準備は、M1の院生方がして下さり、
私たちM0は、自分たちの研究計画発表に専念させて頂きました。
1日目の午後、熱海のホテルに到着し、簡単な自己紹介をした後、
学習プログラムが早速始まりました。
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1.M1(修士1年)によるM2(修士2年)の論文方法論の発表
春合宿の狙いは、今年卒業するM2の論文で使われた方法論の
M1への相伝だそうです。
(その他にも研究室間での交流や研究者同士のネットワーク作りという
 狙いもあるでしょう。)
M1が、M2にインタビューをした結果を、ポスターにまとめ発表します。
つまり他人の研究を自分の言葉で伝えなくてはならないということです。
(私たちも来年やることになりますが、結構大変そうです。)
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2.調査、開発、実験に関する基礎講義と討議
16時頃から、3つのグループに分かれて、助教授の方々を中心にした
セッションが始まります。
私は「調査」(明らかにする系)セッションに参加しました。
・量的調査(社会統計学、心理統計学)
・質的調査(インタビュー、参与観察の手法)
について、学びました。
私の弱みは、統計分析をまったく理解していない点なので、
更なる勉強が必要です。
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18時過ぎから飲みながらの食事が始まり、20時30分から宴会が
始まりました。
院生も先生方も、飲み始めるとすごいです。がんがんやってます。
私は子供を8時30分には寝かしつけ、自分も一緒に寝てしまっているので、
夜に弱く、途中からエネルギーが切れてきました。
先に抜け出し、布団で寝ていると
(5人部屋で、院生たちと一緒にねます。)
「関根さーん、ここで2次会やりますよー」
と起こされ、別の部屋に強制移動させられました。
3時頃まで飲み会は続いたようです。
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3.M0(10年4月入学者)による研究計画の発表
朝風呂を浴び、朝食を食べた後、いよいよ私たちM0のポスター発表です。
学会では「ポスター」(A1サイズ)を使った発表が増えてきているようで、
私たちがそれに慣れることも狙いとしてあるようです。
私は「新入社員のもつネットワークと業務能力向上との関係」という
テーマで発表をしました。
事前に、研究室の先輩院生方にチェックしてもらったので、少し気は楽でしたが
それでも第一線の研究者の方々を前に発表するのは緊張しました。
10分の発表+5分のコメント を 3回やりました。(燃え尽きました)
鋭い御指摘や暖かいコメント等頂き、非常に参考になりました。
(それらは今後の為に、学内専用ブログに書きました。)
今後の研究を進める際の大きな示唆をたくさん頂戴しました。感謝です。
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お昼前、記念撮影をして解散。
同じM0のYさん、Iさんと食事をして、熱海駅から埼玉へ戻ります。
(若い院生さん達は、解散後ボーリングをしたそうです。
 やっぱり体力がありますね。私はへろへろでした。)
お世話になった皆さん、ありがとうございました!
4月入学後もよろしくお願いします。

投稿者:関根雅泰

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