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組織エスノグラフィー

組織エスノグラフィー

○ラーニングバーX の事前課題本
 
 読んで良かった。質的調査の魅力。

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(・引用 ○関根の独り言)


・我々は誰も日常の中で、自然に内部者(ネイティブ)と
 なっている場がある。

 内部者になりきると、当たり前だと思うようになってしまった
 文化を読み解くのは難しくなる。

・「暮らしている」「長く属している」「他の人々と上手く過ごす」
 「文化に徐々に気づく」 

 経営学では、組織社会化というテーマがこの問題を扱っている。

・慣れっこになった人に初々しい気持ちを取り戻してもらう上では、
 ありがたいことに、毎年、新人が入ってくる。

・新人こそ極めつけの素人エスノグラファー

・即戦力を買われ請われて入ったという自信のある人なら(違和感を)
 以前の会社で当たり前と思われていた仮定と比べながら

・あらゆる意味のある研究は、フィールドリサーチに根付かないといけない

・方法論的複眼は、記述を豊かにするのに有用だった

・社会科学の使命は、常識では気づかないパラドクスやディレンマに
 光を当てること

○ここに出てくる7つのパラドクスとディレンマにはうならされた。

 小さな企業者として自身が感じていることが、まさに表現されていた。

 研究者の凄み。


・企業者は、成長を恐れていること、成長したくないとも思っていること

○成長というより、拡大はしたくないとは思っている。

 ドラッカーの言葉を「ビジネスの目的は顧客の創造」だけで終わらせてしまうと
 顧客を創造するためには拡大し続けなければいけない脅迫観念に追われる。

 「顧客の創造と維持」まで含めれば、拡大志向は避けられる。
 維持するためには、自社、自分の能力に見合った適正範囲を考えられるから。

・エスノグラフィーは、文学と科学という2つのジャンルにまたがる性格を
 もつ文章の形式

・調査研究という仕事(トレード)の本質は、他者とのコミュニケーションの
 プロセスなのである。

 コミュニケーションとは、書き手が、物事に対する読者の見方を変えようと
 するのだということを意味する。


○この本、面白かった。

 雲の上の人である、金井先生、佐藤先生、クンダ教授の学生当時の苦しみや
 悩みを追体験できる。

 学生さん達にはぜひ読んでほしい本。

 俺も、仕事をしながら、研究の世界に足を突っ込んでいるが、
 研究の世界に両足をどっぷり漬からせたくなるような気持ちにさせられる。

 その辺の折り合いの付け方が、俺自身の課題。


○次は、積ん読になっていた本を読もう。


 G.クンダ 「洗脳するマネジメント」

 金井 「企業者ネットワーキングの世界」

 佐藤 「暴走族のエスノグラフィー」

 Van Maanen 「フィールドワークの物語」
 

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