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近況報告 「震災後 今後について」

3月11日の東日本大震災から、3週間が過ぎました。

被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに
1日も早く普段の生活が取り戻せるようになることをお祈りしております。


自分自身の頭の中を整理するために、このメルマガを使って恐縮ですが、
震災当日から3月末までの様子を簡単にご報告します。

(以下、近況報告メルマガからの抜粋です)

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●3月11日(金)


震災当日、私は自宅で仕事をしていました。

前日までは大学院の合宿で、箱根に行っていました。
疲れもあったので、その日は家にいることにしていました。


14時45分

長女は小学校、次女は保育園、妻は近所に外出、長男を昼寝させた後、
ソファーで本を読んでいたときに、地震が起こりました。


あまりに長い横揺れが続くので、2階に寝ていた長男を抱き上げ、
1階に下りてきました。

うちはTVが見られないので、ラジオをつけました。


地元埼玉のFM795で小林克也さんの

「ここ銀座スタジオも揺れています。 本社〜 本社〜 いかがですか」

少しあわてた声が印象に残っています。


15時

妻も戻ってきたので、まずは長女を迎えにいくことにしました。

担任の先生が引率して、子どもたちがまとまって帰ってきました。

通学路の途中で子どもたちを預かり、迎えにきていた親たちで手分けして、
子どもたちを家まで送り届けました。

親の帰りが遅い子もいたので、うちで夕方まで預かることにしました。


16時半

本来は「お泊り保育」で保育園に初めて泊まるはずだった次女も、
お泊り保育が中止になったため、家に帰ることになりました。


私が住む埼玉県比企郡ときがわ町は、今回の地震では大きな被害も無く、
震災当日も、14時46分の地震のあとは、余震はありましたが、
穏やかに過ぎていった気がします。


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●3月12日(土)〜13日(日)


朝、インターネットを立ち上げ情報を見て、改めて今回の震災の悲惨な状況が
分かってきました。


「自分に何かできることはないか」

気持ちだけが焦りながら、ツイッターのタイムラインを追います。


その中で、酒井穣さんが紹介していたJENの活動を見つけ、
まずは募金をしました。

  http://nedwlt.exblog.jp/16042914/

 JENの活動の様子 
 http://jenhp.cocolog-nifty.com/emergency/cat22624968/index.html

また「英語ができる人は、在日外国人のために情報を発信してほしい」
というツイートを見つけました。

( #jishin_e というハッシュタグです。)


私も若いころアメリカに留学していたことがあり、

「言葉が通じない外国で、今回のような震災に出会ったら、どれだけ不安か・・・」
「たいして英語は上手くないけど、自分にできることがあれば」

と、ツイッターで英語での情報発信を始めました。

海外版のニュースや日本語TVの内容を英語に訳しているユーチューブなどを
探し、少しずつ伝えていきました。

どの程度役に立ったかは分かりませんが、私にとっては「何かの役に立っている」
と思えることが、ある意味自己満足かもしれませんが、気持ちを安定させるのに
役立ちました。


その後は、実家の母や東京で暮らす弟と連絡をとりお互いの無事を確認しました。

父の実家が、福島県郡山市と須賀川市にあるので、そちらの親戚とも
連絡がとれ、無事を確認することができました。


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●3月14日(月)〜21日(月)


休みがあけた3月14日(月)からは、予定されていた研修がキャンセルとなったり、
都内での打ち合わせを延期したりと、バタバタしていました。

この週は、なるべく家にいて、家族の安全、安心を確保することを優先しました。

ただ、家にいても、仕事が手につかず、朝はいつもツイッターのタイムラインを
追って、震災に関する情報や原発に関する情報を得ることばかりしていました。


次女を送りに保育園に行った際に、多くの母親たちが、マスクをし、
子ども達には帽子をかぶせてきていました。

放射線の影響を恐れてです。


「やっぱり心配ですよね〜」


普段明るいお母さんが、涙目で話しかけてくる姿を見て、
何か自分にできることはないかと、ブログでの情報発信を始めました。

「放射線について」
 http://tokigawa-machi.seesaa.net/article/190939018.html

数日たって、保育園に行った際、先述したお母さんの娘さんが
「(ブログを家族)みんなで一緒に見たよ」と言ってくれました。

少しでも役に立てたようで嬉しかったです。

この週に、経営コンサルタントの神田昌典さんが送ってくれた

「阪神淡路大震災における支援として実績がある臨床心理士・
 堀之内高久先生との音声インタビュー」
http://soundcloud.com/almacreations/sets/anataha_hitorijanai/

(無料で聞けます)

に、気持ち的にはだいぶ救われました。


私自身が一人仕事部屋で涙を流したり、妻が不安で泣きだしたときにも、
「泣いていいんだよ」と言えたのは、この音声インタビューのお陰でした。


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●3月22日(火)〜


この週から徐々に東京での打ち合わせを始めました。

東武東上線は、土日ダイヤとなり、本数が少なくなっていました。

計画停電の影響で、駅前の駐車場も時間帯によっては、
車の出し入れができなくなります。


日によっては、余震が続くビルの中で、研修を実施したりもしました。

事務局の方もいらっしゃいますが、いざ避難となったときには、
自分が参加者を誘導する必要があるだろうと、緊張しながら研修を続けました。

この週の合間に「子どもインタビュー」を実施しました。

昨年も春休みぐらいの時期に、1年の総括として、子ども達にインタビューを
していた為です。

 (去年の様子 http://papa888.exblog.jp/m2010-03-01/ )

長女から、「インタビューしないの?」と何度かせがまれました。
楽しみにしてくれていたようです。

去年は、隣町のファミレスに行ったのですが、今年はガソリンが心配な為、
家でやることにしました。

インタビューが終わった後、長女が妹達に優しく接するのが印象的でした。

やっぱり「聞いてもらえる」というのは満足感や安心感を高めるのかもしれませんね。


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●今後に向けて


徐々に、平静を取り戻しつつありますが、それでもやはり気持ち的には
上がり下がりがあります。


家族を養う家長として、経営者として、研修講師として、大学院生として・・・
色々考えて不安になることも多くあります。


特に原発事故に関しては、福島県に親戚が住んでいることや、
小さい子供3人を抱えているので、不安も大きいです。

妻の実家の九州からは「帰ってこないの」と
何度か電話もかかってきたようです。

しかし、私は今いる土地で暮らしていこうと考えています。


不必要に恐れず、かといって甘くもみず、


「ともに生きていく」


と思っています。

おそらくこれからは「復興の10年」となるでしょう。


今39歳の私にとっては、働き盛りであろう40代を、日本の復興のために
使えるのは、もしかしたら幸せなことなのかもしれません。

大きなことは出来ないと思いますが、
自分がやるべきことを粛々と続けていきます。


おそらく震災からしばらくたった後、報道量が少なくなった頃から、
被災地にとっては、更に大変な時期がやってくると思います。

少しでも支援ができるよう、まずは自分の足元の家族の安全、安心を確保し、
会社経営を安定させつつ、自分に出来る支援を続けていきます。

(3月から売上の一部で微々たるものですが、
 義援金として一定額を継続して寄付することにしました。)


これからも皆さんと共に進んでいくことができたらと思っております。

今後ともよろしくお願いします。


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PS 

今日はこれから電車で移動し、明日から2日間の
新入社員導入研修に行ってきます。

これからの新しい時代を担っていく新入社員の方々にとって
意義ある研修となるよう、自分にできる全力を尽くします。

(その前に、自分の気持ちを整理するために、
 このメルマガを出したいと思っていました。

 長文を最後まで読んで下さりありがとうございました。)


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