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2012年03月28日

Making of 「新人教育をアカデミックに語ろう!会」セミナー

2012年3月27日(火)午前9時30分〜12時

有料セミナー「新人教育をアカデミックに語ろう!会」が無事終了しました。

http://www.learn-well.com/blogmanabi/2012/03/post_226.html


このセミナーは、子供達にお父ちゃんが仕事をしている姿を見せたい
という裏の理由もあり、春休みに合わせて開催しました。

http://www.learn-well.com/blogmanabi/2012/02/post_224.html

準備と当日の様子を「メイキング」としてご紹介します。

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●前々日(3月25日)

資料をプリントアウト。

内職が似合う専務。


机上札に、色分けをしてくれている長女と次女。


最初は「○」だけでいいよ、といっていたのが、本人達のアイデアで絵を描くことに。

次女は途中で飽きてしまったよう。


資料を梱包し、セミナー会場へ送付。

受付の練習をして、翌日の出発に備えます。

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●前日(3月26日)


研修を実施する際は、前日に会場近くまで移動し前泊をする方針をとっている為
今回のセミナーも同じように前泊をすることにしました。

(お父ちゃんが何故、出張して泊まりに行くかを理解してもらうために)

東武東上線に乗って1時間ちょっとかけて東京へ。

3月26日(月)午後から長女が春休みに入ったので、仕事と遊びを兼ねて
渋谷にある「こどもの城」へ。

(セミナー会場も、「こどもの城」です) http://www.kodomono-shiro.jp/index.shtml


前泊先も、セミナー会場である「こどもの城」ホテルです。

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●当日(3月27日)


「あー、受付、緊張するー」といいながらも、

「おはよーございます!」と挨拶の練習をする長女。


8時30分からセミナー会場の準備。

合間にお絵かき。

受付でお客様を待つ。

領収書を渡す次女。


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9時30分スタート。(セミナーはお陰様で満員御礼でした。)

家族は後ろで少しだけ見学。


私が第一声を発し

「おはようございます!本日はお忙しい中ご参加頂きありがとうございます」

と挨拶したら、長女は「プフフ」と笑ってました。

何か照れくさかったのかもしれませんね。


大人が勉強する様子を見て、子供達にも何か感じてもらえたら。


12時にセミナーは終了。

後片付けをした後、参加者の方々と、家族(S家の皆さんも)一緒に近くのレストランへ昼食に。


14時過ぎ、またまた子どもの城へ。

18時過ぎ、東武東上線にのって、自宅へ。

はしゃいでいた子供達も、電車の中では。

お疲れさまでした。よく頑張ったね。 ありがとう。

(暖かく見守って下さったご参加者の皆さん、ありがとうございました。
 そして、色々と大変だっただろう専務、ありがとうございました。)

2012年03月22日

「埼玉県企業人NPO体験研修・発信事業」の冊子ができました!

2011年4月から内閣府の「新しい公共支援事業」の一つである
「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」構築に関わっています。

http://learn-well.com/blogsekine/2011/12/npo.html

「埼玉県企業人NPO体験研修・発信事業」


その1つの成果として、埼玉県寄居町のNPOやボランティア団体の活動を
紹介する冊子「ヨリイスタイルネットワーク」が完成しました!

一般の人やビジネスパーソンも参加できる体験プログラムや
社会貢献活動が掲載されています。

本事業の取りまとめをしているNPO法人「マット荒川プロジェクト」のサイトから
冊子のダウンロードができます。(左側「コバトン」のイラストの下です)

http://arakawa-project.net/ysnet.html

(体験プログラムに参加している私の家族の写真も載っています)

地域のNPOやボランティアに、ビジネスパーソンがどう関わっていけるのか、
1つの事例としてご覧頂けましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

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この冊子が出来上がるまでに、各NPOやボランティア団体の方々、
埼玉県北部地域振興センターのKさん、Dさん、マット荒川PのSさん、Oさん他、
沢山の方々のご協力を賜りました。

(特に、これだけ綺麗な冊子になったのは、Sさんのご尽力の賜物です)

どうもありがとうございました。

2012年03月07日

社会科学研究所セミナー「回帰で斬る!」に参加しました。

2012年3月5日(月)〜6日(火)10時〜17時 社会科学研究所@東大

「回帰で斬る!」セミナーに参加しました。

昨年は、同じく社研主催の「二次分析入門」「二次分析道場」に参加しました。
http://learn-well.com/blogsekine/2011/03/

今年も、楽しく学ぶことができました。

あくまで私の理解の範囲で、学んだことを記録に残しておきます。
(間違って理解している点があれば、ご教示ください)

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●イントロダクション

・従属変数Y=β0+β1+βk+u(誤差項)

 我々の仕事は、独立変数のパラメータ(βk)を推定し
 1)影響の有無(統計的有意性)を確認し
 2)効果の大きさ(限界効果)を求めること

・計量分析は、仮説を確認する作業にすぎない
 
・因果関係は、分析者が決める 根拠となるモデル(分析の枠組み)が重要

・実証論文には、平均、標準偏差、最大、最小値を「基本統計量」として示す


●相関分析

・相関分析 散布図で、視覚的に2変数の関係を捉える 

・相関係数を二乗 = 単回帰分析の決定係数(説明力)

・相関係数は、直線的な関係を表している 
  直線以外の関係もあるかもしれないので、散布図による確認が必要

・第三の要因を取り除いた後の相関の強さ=偏相関


●単回帰分析

・コントロールしたい要因を変数として分析の枠組みに入れた上で、
  一番見たい変数の影響の大きさを見る

・実社会で完全な直線関係を持つことはまれであり、ある程度ばらつくはず。
  そのばらつき(直線からのずれ=誤差項u)を組み込む

 もっともよさそうな直線をひく

・回帰分析 では、「係数」を見る

・有意確率 母集団にも言えそうか Yes 
  まちがえる確率は 低いほど良い 0.1%水準〜

・非標準化係数 βは、β1のこと
  標準化係数 ベータは、ベータコエッション?のこと

・(定数)=切片 β0の結果 Xがゼロの時の、Yの値

・決定係数R二乗が大きいほど、モデルとしての説明力が高い

・有意水準 *%(0.0*)を下回っているかどうかがポイント

  0.1%(0.001)
    1%(0.01)
    5%(0.05)
   10%(0.10)

・限界効果 Xが一単位上がることに、Yがどのくらい上がるのか

・対数ln(Log?)で見た方が、バラつきが見やすくなる


●重回帰分析 Multiple regression(多重回帰分析)

・調整済みR二乗:
 「変数を増やし過ぎているよねー。ちょっとペナルティをあげるよ」

・推定結果の見方
 
 1)「係数」の有意確率:母集団でも言えそう
 2)βの限界効果:Xが一つ変わると、Yはどう変わる
 3)調整済みR二乗:説明力
 4)F値・有意確率:この分析に意味があったか
 5)ベータ:どれが効いているか?

・t値は、2以上ならOK

・重回帰分析のやっかいな問題 多重共線性:
  独立変数間の高い相関により有意な係数が得られにくくなる

・不偏推定量:「いいとこついてる」?

・過少定式化:必要な独立変数が、モデルに含まれていない

・計量は身体で覚えるもの、分析しながら数年かけてじっくり本を読む


●非線形関数の回帰

・対数(変換→変数の計算→算術→Ln( ))
  を使った方が、モデルの適合度が高くなる

 (linear-logモデル x:対数)
 xが1%変化→yは(β1/100)変化
 ただ、βは%変化なので、係数を100で割ること。

 (log-linearモデル y:対数)
 xが1単位変化→yは(β1*100%)100をかける。

・2次関数を使った推定 y=ax2+bx+C
  2乗項を入れると、モデルの適合度(R二乗)があがる

○関数や微分 こうやって必要性が分かってから、
  高校の授業をうけたら、違ってたんだろうなー。

 「関数、微分、わかってますよね」という前提で進むけど、
 ちょっとしか覚えてないし、よく理解できていない。

・交差項(交互作用項)を使ったモデル
 
 例)高学歴(x1)なほど、勤続年数(x2)による
    昇給幅(y)が大きいかどうか 


●ダミー変数を使った回帰

・質的変数(性別、学歴、人種、地域)を、
 1,0の値をもつ「定数項ダミー」(切片?)に変えて、独立変数として使う。

・独立変数としてのダミー変数の使用は、政策の効果をはかる
  ひとつの方法。

 例)助成金をうけた(Yes=1 No=0)


●特殊なデータの分析

・回答にゼロが多いデータでは、OLS(最小二乗法)は使わない

 打ち切り、切断、カウントデータ(子供の人数など)では、
  OLSは使わない。順序ロジットを使う。


●まとめ

・研究は人のあらを探して攻撃し、その穴を埋めていく。
  次は自分が屍となって、科学が進展していく。

・論文にする

 1.はじめに 問題意識、研究意義
 2.先行研究 既存知見、残された課題
 3.分析の枠組み 理論モデル、仮説の提示
             推定モデル、推定方法
 4.推定 基本統計量の提示、推定結果の提示と解釈
 5.結論 問題意識と結論 残された課題
 6.謝辞

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どうもありがとうございました。

2012年03月03日

大学院春合宿「EnCamp」に参加して

2012年3月1日(木)〜2日(金)@三浦海岸 マホロバマインズで
大学院春合宿「EnCamp」に参加しました。

EnCampの準備段階や当日の様子については、Facebookページがありますので、

http://www.facebook.com/EnCamp2012

ここでは、個人的に印象に残った点を中心に書いておきます。

(・印象に残ったこと ○関根の独り言)

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1日目 2012年3月1日(木)

●実践の理論

・「危機」と「転機」の違いは
・子どもの「何故」という問いにより、大人にも危機が訪れる
 (その際は、子どもの問いに大人は真剣に向き合う必要がある)
・ヴィゴツキーの「発達の年齢時期区分論」と「発達の最近接領域」
 との関係は(リソースの中には他者も含まれるであろう)

・ボアール 被抑圧者の演劇
・パフォーマンスを通じての外化
・行動させることで、認知を変える 認知行動療法、SST

・現代社会の経験は「分断化」されており
 「二次的経験」のみが支配的である。
・実践は対象者にどのような経験を与えているか。
 その経験は次のどんな経験を促進するのか。

・「ワークショップの評価は?」という問いは「ケ(日常)」の価値観
・デザインしたいのは「ケ」「ハレ(非日常)」どちらか。
・ケ→ケガレ→ハレ→ケ 

・4つの理論の話を聞いてまとめると
 「外国にポイ!」が良い学びになるのかも(M氏)


○新人導入研修は、企画者にとっては「ケ(日常)」だが、
 受講生にとっては、通過儀礼でもあり「ハレ(非日常)」の世界。

○受講生にとって、研修は「ハレ(非日常)」かな。

 「ケ(日常)」で疲れて「ケガレ」てきて、それをハラウ場としての
 集合研修というのはあるかも。

 (その分、ケの世界に戻っていくための活力を与える場になる必要はある)

 ただ、その場は「ケ(日常)」の世界から全くかけ離れるというのは
 難しいし、「ハレ」から「ケ」に戻った時に、「ハレ」の場で「得たこと」
 を継続させることを期待される。

 「ハレの場で何かを得る」こういう考え方そのものが
 「ケ(日常)」の世界の価値観なのかも。

 企業研修を「ハレ(非日常)」の場として考えるのは難しいのかな。

○地域の祭りに参加していて感じるのは
 祭りには「神様や祖先とのつながり」という側面もあるということ。

 「ワークショップ」が、非日常的な「ハレ」の場であったとしても、
 この側面を強調することは難しいだろう。

 (浅薄なスピリチュアルになってしまう)

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●研究方法論

・単一事例研究法(W氏)
・平均値の低い(介入前)と高い(介入後)
・普段の様子を観察
・量に換算する

○単一事例研究法を実施するには「継続的に介入できる道具」が必要

 「これがあれば、新人指導がラク(効率的)になる!
             上手く(効果的)なる!」

 とかいうツールがあったら、それを使う前と使った後の比較ができる。

○指導員が困っていることを解決できるようなツールを作れないか。

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●Girls Bandによるパフォーマンス

・ポストイットに踊りながら文字を書く
・自分を表すキーワード 他己紹介
・終わったその場で、リフレクションムービー

○今回のリフレクションムービーもそうだし、事前の予習用動画もそうだけど
 今までは有料のサービスで行われてきたことが、無料でできるようになって
 きている。


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2日目 2012年3月2日(金)

●ビジョン2017

・橋本先生によるファシリテーション

 「今回は(ワークショップではなく)研修をやる」

・山中さんと関根による身体をはった劇

・讃井さんによるまとめ

○無茶な劇で、燃え尽きた感。 

 準備段階からご尽力くださった橋本M先生、讃井さん、山中さん
 ありがとうございました。

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(ディスカッションを通じて)

・研修とワークショップの違いは?

 -研修には伝えたいメッセージがある
 -ワークショップのファシリテーターは存在感を消そうとする
 -研修には何らかの成果(やった価値、意味)を求められる

・今までの研修(講義型)から“最新”の手法を持ち込むことでの
 差別化は難しくなる 

・研修会社の今後は?

○研修はあくまで「手段」。目的は、組織の問題解決。

 そう考えると、うちの場合、解決手段の一つとして「研修」はもっている
 けど、そこにこだわる必要はない。

 かといって、ワークショップやワールドカフェ等、
 色々の手段に振り回される必要もない。

 お客様に向き合って、現場の問題解決支援に注力する。
 ちょっと先に来そうなことも、知識としてはもっておく。


 組織の問題解決支援と考えると、問題が何かを知ろうとする為の調査、
 解決手段の実践(主には研修という組織開発手段)、介入後の現場定着
 支援が、研修会社の主な仕事になってくる。(少なくとも弊社の場合)

 そのためにも、今大学院で研究の方法論を学べることはありがたい。
 ここで学んでいることは、研修の世界に適用できることが多い。

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●リフレクション 

・Decision making から Sense making へ
 専門家は領域があるから専門家になれる
 これからはアマチュアリズムが重要

・Reciprocal learning

・未来の学びは「旅」

・Ununiversity 書(知性)をもって町に出よう
 シャルル「大学の歴史」大学は一度として安定していない
 フンボルト理念 研究>教育

・Learning through love
 Having of wonderful friends

・学校を皆でよってたかって面白い場にする
 シャケみたいに、卒業生が地域に戻って、学校を手助けする

○これ面白いなー。学校に地域住民が関わって、教員の負担を軽くしたい
 という案にもつながってくる。

 どうせなら関わる方も楽しくないと続かない。

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皆さん、ありがとうございました。