小さな会社の未来像

小さな会社の経営本

最近読んだビジネス本。 弊社の今後を考えるいくつかのヒントをもらいました。

===
『起業したい人への16の質問』 堀越吉太郎 2013年
・起業家にとってもっとも大切なのは「全体を俯瞰する力」
  In businessではなく、On business
・スモールビジネス成功の条件:情熱、顧客、現金
・「現在の社会において、あなたが一番解決しなくてはいけないと
  思っている問題は何か?」
・「あなたは、何故その問題を解決したいのか?」
・スモールビジネスが失敗する理由は「明確で説得力のある夢」が無いから。
・財務会計:外部への説明用 管理会計:経営者用
===
『小さくても儲かる会社をつくれた4つの秘訣』 森田健太郎 2013年
・サラリーマン時代に大事にしていたことは、社長になってからも大事:
  時間を無駄にしない、スピーディーなレスポンス、現場にでる
・最も重視する数値は「労働生産性:1人当たりの粗利益」
・経営は、まず労働生産性1500万を目指すこと。
 売上高営業利益率10%を超えたら、立派な優良企業。
・粗利益の高い商品を適切な対価で売り、社内の生産性を上げること
・効率化のためのシステムへの投資こそ最優先すべき
・自分の業界での非常識は、他の業界では常識
 (他業界での常識を、自業界にもってくる)
・顧客生涯価値、売価、粗利を上手く調整すれば、儲かるビジネスが一つ完成。
・インフレになったときは、借入をした方が有利。借金の価値が減るから。
・社長として唯一はっている見栄は、翌月末より数日早く支払うこと。
・売上ゼロでも2カ月生きていける資金があれば、十分。
 それ以上の資金は新規事業に投資すべき。
・中小企業は、手間がかかりそうな分野や業界に特化したニッチ製品分野に
  参入し、経営革新を続け、利益を出していくこと。
・「そのビジネスは、100年続くのか?」
===
『時間とお金を生む 小さな社長のすすめ』 泉良直 2013年
・今の時代、経済力を上げ、時間を得るには、社長になるのが一番おすすめ
・会社を作っても大きくする必要は無い。
  会社が大きくなるとリスクが高く、大切な時間も奪われる。
・社長は、まわりの時間とノウハウを活用して無限の可能性をひめた
  お金を稼ぎ、自分の時間を手に入れることができる。
・「将棋スタイル」必要なものを自分の持ち駒のよう上手く使っていく。 
  誰と組むかが重要。
・会社は大きくするより、維持する方が難しい。
・重要な仕事は、プロで責任感ある業者に委託し、
  社内はシンプルに管理する。
・トラブルが多い時は、仕事の量も多い。
===
『稼ぐコンサルタントの起業術』 富田英太 2012年
・コンサルタントの提供する価値は「時間の短縮」と「お金の節約」
・お客様から仕事を依頼して頂く仕組みを作ること
・コンサルティングとは、人生を切り開く力である。
===
『社長は現場に出るな!』 平野貴之 2013年
・全ての中小企業が基準にすべきが「売上10億円」
・お金の匂いのする所に人は集まる。社長の気持ちに緩みが出やすくなる。
 周囲から「成功した会社」と呼ばれるようになったら「気を引き締める時期」
・もともと規模の拡大を目指さない経営スタイルもあるが、
  規模の成長でなくても、質の向上、進化という意味の成長は必要。
・ある時点までは規模を拡大し、その後、売り上げの拡大をせず、
  一定に抑えるのも一つの手段。
 しかし、経営のハンドリングが難しいことは確か。売上を増やしたくても
  増えない会社が多い中「売上の増加も減少もさせないこと」ができるのか
===

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る