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イノベーション(2)

最近読んだ「イノベーション」関連の本。

(・要約 ○関根の独り言)

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『イノベーションのDNA』
  C.クリステンセン、J.ダイアー、H.グレガーセン 2012年

・イノベーターが人と違う「考え方」ができるのは、人と違う
 「行動」をとっているから。

・普通の人が無関係だと考える分野や問題、アイデアを結び付ける

・深く多様な人生経験を努めて積むことで、脳内にTEDの仕組みを
 作り、自分なりのメディチ効果を生み出す。

・思考がマンネリ化して、考えが行き詰ったときは、睡眠をとる。

・「あなたはバカに見られる覚悟ができているか?」=「あなたは
 謙虚に質問できるだけの自己肯定感をもっているだろうか?」

・有効で適切で重要な質問をする術を身に付けた人は「学び方」を
 学んだことになる。

・対象を説明する:
 −今どうなのか? 
  誰が? 何を? いつ? どこで? どのように?

 −なぜこうなった?

 対象を破壊する:
 −なぜなのか? なぜ違うのか?
 −もし〜だったら? どうすれば?

・イノベーティブな組織のDNAには、
 創設者のDNAが組み込まれている。

・発見力:関連づけ、質問力、観察力、ネットワーク力、実験力
 実行力:分析力、企画立案力、導入力、規律ある実行力

・イノベーションは全員の仕事:
 1)質問を歓迎する
 2)発見力を活用したらほめる

・発見力を身につけるために、練習を積む。

・子供が質問するよう促す「今日はどんな質問をした?」
 「時間が無くてできなかった質問は?」

○「質問力」「観察力」を意識して練習していこう。
  子供達にも促していきたいなー。

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『イノベーションの理由 資源動員の創造的正当化』
  武石彰、青島矢一、軽部大 2012年

・イノベーションの推進者は、自らの革新的だが不確実性に満ちた
 企てが客観的な合理性を示せない中で、どうすれば壁を乗り越え
 他者からの資源動員を果たさないといけない。

 儲かると分かっていれば、資源動員は楽。

・イノベーションのプロセスは「資源動員の正当化」の過程。

・資源動員が正当化される理由は、推進者と特定の支持者だけが
 認める「固有の理由」である。

 それ故に、特定の支持者を獲得することが重要。

・イノベーションは普通ではない「変わったもの」だから、
 普通でない「変わった」人に働きかけて、固有の理由から
 支持を受ける以外にない。

中原先生のブログ
 http://www.nakahara-lab.net/blog/2012/10/_--.html

○「力強い味方」をつくれるかどうか。

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『リ・インベンション 概念のブレークスルーをどう生み出すか』
  三品和広+三品ゼミ 2013年

・守りに入ったベテラン社員の育成よりも、20代に着目すべし。

・経済の成熟期にはデフレが進みやすくなる。

 成熟に入っても、あたかも成長期のごとく、イノベーションを
 追求すれば、むなしい結果に終わる。

・リインベンションは、従来製品では満たされていなかったニーズ
 に応えるところに狙いがある。

・底の浅いおもちゃに、子供はすぐ飽きる。
 奥の深いおもちゃや遊びにだけ、熱中する。

・「こだわり」は個人の発意からしか生まれない。
 少人数チームに任せきる決断が重要。

・現状の不合理を鋭くえぐり出し、それを解消するのが
 リインベンション。

・新卒採用の複線化
 1)長期雇用を約束:寄らば大樹の陰を考える人材を呼び寄せる
 2)契約性社員:リインベンションに向いた異端人材を採る


三品先生の別の本『戦略不全の論理』
 http://learn-well.com/blogsekine/2012/07/post_368.html

○20代の発想と行動をうまく活かせるか。

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『リーン・スタートアップ』E.リース 2012年

・価値を生み出している部分はどこで、無駄なのはどこか?
 リーン生産方式の中核にある問い。

・スタートアップが行うことは全て「検証による学び」を得る
 ための実験。

・作りこみすぎたり、約束しすぎたりしない。

・「あと何回のピボットができるか」でスタートアップの滑走路を考える。

・仮説があいまいだと完全な失敗もなくなり、ピボットに必要な 
 根本的な見直しをする気にならない。

・今日のマネージャーに求められているのは、理論と状況とを
 見比べ、適切な指針を適切なタイミングで採用するスキル。

・バッチサイズは小さいほうが効率的。
 品質上の問題を早期に発見できる。

・顧客から素早く学ぶ能力こそ、競争力の源泉。

○早い段階でお客様に試してもらい、修正していく。
  この春にさっそくやってみよう!

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