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「一人合宿」のネタ本

1月10日(金)〜11日(土)毎年恒例「一人合宿」で考える
中長期経営計画のネタ本です。

これらの本で得たヒントを参考に、色々考えていきます。
(この考える時間が楽しいんですよね〜。)

川上先生(私の弟と同い年の方ですね)の本は、実際の経営
(大企業でも、うちみたいな零細であっても)に使いやすいと思います。

よくある「後付けの分析」ではなく、
「これから何をどうやればいいのか」考える材料を提示してくれます。

ビジネス書(経営者の持論)と、経営学本(研究者の理論)の大事な部分が
網羅され、かつ必要部分だけにそぎ落としたようなシンプルさを感じます。

お客様に価値を提供しつつ、しっかり利益をとって、
会社を継続させる。

社長が、常に頭の中で考えていることを、
綺麗に形にしてくれています。

この骨組みに、肉をつけ、血を通わせていく。
ここを考えて、形にしていくのが、楽しいんですよね〜。

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『儲ける仕組みをつくる フレームワークの教科書』 川上昌直 2013年

・企業はなぜ儲けなければならないのか?
  自力で顧客満足を継続する為。

・用事(原因)→ニーズ(結果)

・ダメなビジネスモデルは、9セルに欠落がある。
 決めるべきことが足りていない。

 縦軸:顧客価値、利益、プロセス 横軸:Who、What、How

・差別化を推進するなら、顧客を特定すべし。

・顧客の「不」をとってあげることこそ、ビジネスの真髄。

・誰から儲けて、誰から儲けないかを決める。
 「儲けない客」が「儲ける客」を連れてくる(子連れの親)

・誰と組むか:規模が合う、価値提案を共有している

・「9つの質問」に答えられない項目こそ変革のチャンス。

・規模が小さく、資源に乏しいチャレンジャーは、
 1)顧客価値提案 2)売り切りなし 3)全て自前にしない

===

『課金ポイントを変える 利益モデルの方程式』 川上昌直 2013年

・どのように利益を収穫するかという問いは、
 「同時に儲けるのか、時間差で儲けるのか」という意思決定。

・CCCは、レンタル業の皮をかぶったデータベースMktg企業。

・多くのビジネス書や経営学の専門書では、収益の取り方を
 商品の直接販売としか想定していない。

・全ての活動で課金してみたらどうなるかを考える。

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『ビジネスモデルのグランドデザイン 顧客価値と利益の共創』
 川上昌直 2011年

・イノベーターは、顧客が解決してほしいことの中でも、
 優先事項を見極め、重点的に解決を図ることで、業界のルールとは
 異なる価値の提案を行っている。

 「今まで誰も着手してこなかった」問題への解決策を提示。

・「顧客は何を欲しがっているのか」という問いかけは
 「どんな状況で、顧客はどんな問題を解決したがっているのか?」
 に変えたほうがよい。

・顧客の未解決の問題:IOU(わが社は顧客に借りがある)
 Inerface:使用上の不便さ
 Overshooting:過剰による不必要性
 Uncertainity:がっかり感の不確実性

・顧客のトータルコスト(時間、手間、利用、保管、処分)に注目

・顧客は「約束」を購入している。約束が魅力的であるほど、
 失望した場合のダメージは大きい。顧客は「不確実性」を負う。

・逆財務諸表(マクグレイスら2000)利益から財務諸表を作成する。

・「目に見える取引」以外で、利益を生み出す。

・利益インデックス 8つのロジック
  Who:単一/複数 What:単一/複数 How:一時点/継続的

・主要顧客と主要支払者を切り離す。

・ビジネスモデルには鮮度がある。完成形はない。

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『5年で売上2倍の経営計画をたてなさい』 小山昇 2013年

・敵はライバル会社ではなく、時代の変化。

・長期(5年)経営計画は、見切り発車で作成し、毎年修正する。

・会社で行う新しいチャレンジ:
 1)新規顧客の獲得
 2)商圏の拡大
 3)新規事業の開始
 4)M&A
 5)事業の撤退

・人、お金、時間に余裕があるときに、新規事業を始める。

・率ではなく、額で考える。

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『経営計画は1冊の手帳にまとめなさい』 小山昇 2010年

・正しさは、お客様が決めるもの。
 早く決定し、お客様の反応を見て修正する。

・「できない」ことは「やらなくてもいい」こと。

・今年やったことを、来年の同じ日にやる。

・4週1サイクル×13=52週(364日+Joker)

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『絶対に会社を潰さない 社長の時間術』 小山昇 2013年

・即断即決のコツ:
 1)損をしてもいい 2)間違ってもいい

・人と接するところに関しては、アナログで面倒くさく
 手間暇をかけ、それ以外は無駄を省く。

・社長は過酷な稼業。支えてくれるのは家族のみ。

・歩きながらできる仕事、座ってできる仕事、
 立ってやる仕事を分ける。

===

『成功の型を知る 起業の技術』 浜口隆則 2013年

・経営とは、顧客とのかかわりを作っていく活動

・ビジネスは、人の役に立たないと成り立たない。

・どうやったら買いやすくなるかを考える。購入支援業。

・顧客がしてほしいこと:
 1)信頼させてほしい
 2)適切な情報がほしい
 3)背中をそっと押してほしい

・性弱説にたつ。

・会社が小さなうちから
 「社長が死んでも事業は生き残れるか?」を問う。

・経営に関わる費用は、全て投資。
 「どんなリターン(顧客に提供できる価値)につながるか?」を
 常に考える。

・資金ショートを起こさないよう経常利益率10%以上をめざせ。

・最も頼れる資産は、キャッシュと信用。

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『成功と継続 社長の仕事』 浜口隆則 2011年

・経営は、関わるすべての人を幸せにする仕組み。

・優先課題:
 1)起業期:商品力・CF
 2)成長期:営業力・PL
 3)完成期:管理力・BS

・1アクション、マルチリターン。
 一つの行動に複数の意味、効果を持たせる。

・ピンチになった時、迷った時は「圧倒的な時間を使う」こと。
 1日、14時間は仕事に注ぐこと。

・すぐれた商品は、お客さんと一緒に作っていく。

・経営者に消費はない。全て投資。

・現金商売:価値の提供と対価の入金時間をゼロにすること。

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『社長が3ヶ月不在でも成長する会社の作り方』 安東邦彦 2013年

・経営者にとって「自分しかできない仕事」とは
 「会社の方向性」を検討する仕事。

・ある一定の売上をあげた後に立ち止まり「自分でなくても
 売上をあげられる法、顧客満足を提供できる法」を考える。

・社長としての3つの人格:職人、マネジャー、起業家

・顧客の「不満足」を徹底的に解消すること。

・売上、規模拡大ではなく、事業パッケージの完成を目指す。

・一人の会社でも組織(機能)図は必要。

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『会社を絶対つぶさない仕組み 
 経営者が最低限身につけておくべき7つの原則』 高畑省一郎 2013年

・わが社が今優良であるのは、たまたまに過ぎない。

・経営分析の基本は、使用総資本利益率。

・満足度、回転率、ローコストが、永続のカギ。

・ビジネスモデルの4パターン:
 1)差別化 2)伝説 3)供給→需要 4)究極の満足度

・経常利益率、10%で優良。15%で高収益企業。

・自社の事業内容について、絶えざる見直しを行う。

・よい人間関係の構築こそ、運気、良い循環の始り。

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『あなたが伸びれば会社も伸びる!』
  C.カトリン、J.マシューズ 2001年

・4つのステージ:
 1)創業 2)よちよち歩き 3)育ちざかり 4)安定成長

・意識的に狙う市場と顧客のタイプを定める。

 新しいビジネスチャンスに対して「ノー」と言えるようになって
 はじめて、本当の集中と戦略策定ができるようになったと。

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