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日銀 土田氏との意見交換会

2015年6月26日(金)15時〜17時

日本銀行 調査統計局 埼玉県経済総括の土田さん
(埼玉新聞に月1回寄稿されています)が、ときがわ町に来て下さいました。

土田さんの講話で印象に残って点を、私の理解の範囲でご紹介します。

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1.景気変動

・1985年 プラザ合意 1ドル240から120円の円高
 →景気後退〜86年末

・1987年 金利を2.5%に下げた。株価は4万円台、地価も上がった。
 1991年 金融引き締め →バブル崩壊〜93年末
 
・1994年〜

・1997年4月 消費税3%から5%に。アジア通貨危機、銀行破たん。
 →景気後退〜98年末 98年 デフレ元年、第一次就職氷河期。

・1999年 IT革命 
 2000年末 ITバブル崩壊→景気後退 M社のリストラ

・2002年〜「実感なき(消費増無し)好景気」が長期
  アジアでの工業化、非正規社員の増加 デフレ

・2008年 リーマンショック〜2009年初頭

・2009年〜 好景気 2011年 東日本大震災

・2012年 ミニ景気後退 中国の景気減速

・2012年末〜 安倍政権 日銀黒田総裁 

・2014年4月 消費税5%から8%へ 〜2015年6月現在

○好景気は、3~5年、不景気は、1~3年って感じかな。


2.今後の景気判断の注目点

・個人消費と設備投資は、大丈夫そう。輸出が心配。

・自動車は海外で稼いでいる。

・2015年の失業率は、3.3%。これは実質完全雇用。
 有効求人倍率は、1.2%。人手が足りない状態。

・企業の設備投資は、次の世代に向けて何をやるかを模索。

・価格で競争するものは海外へ。
 日本でしか作れないものを日本で。

・アメリカ、ヨーロッパ、中国はリスクが多い。
 国内は良いが、海外は心配。


3.地域活性化に向けた課題

・国全体の人口減少に歯止め。どう痛みわけするか。撤退戦。

・今までは大企業が来てくれた。今は、大企業が逃げていく。
 今後は「逃げない」産業を育成。

・地域の保有資源を再評価し、付加価値を高め、外需をとりこむ。

・新陳代謝促進。起業を促進。円滑な譲渡、廃業も視野に。

・日本版CCRC 介護の前の段階での移住

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マクロな経済環境について教えて頂くことで
「あの時、そういう状況だったから、ああだったんだ」と、
腑に落ちる点が多かったです。

土田さん、ありがとうございました。

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