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Scaffolding(スキャホ)関連論文4

○Scaffolding(スキャホ)関連論文4。三宅なほみ先生が、編著者。この論文を読むために、Kindleを買うことになった(買ってよかった!)

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SCAFFOLDING: A SPECIAL ISSUE OF THE JOURNAL OF THE LEARNING SCIENCES (ENGLISH EDITION)

Elizabeth A. Davis、 Naomi Miyake(2004)

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Explorations of Scaffolding in Complex Classroom Systems

・Collins & Brownら(1989、1991)が、スキャフォルディングとフェーディングという概念を、cognitive apprenticeship 認知的徒弟制に入れ込んだ。

・Stone (1998) は、スキャフォルディングの4つの特徴を提示した。
1)タスクと支援の種類
2)学習者の現状に関する慎重な診断
3)支援の種類の幅
4)一時的、いずれは消え去る

・子供達だけでなく、生涯学習者(例:教員)も、スキャフォルディングから得られる便益がある。

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Scaffolding complex learning: The mechanisms of structuring and problematizing student work

Reiser, B.J.(2004)

・Scaffoldingは、認知的徒弟制における重要戦略であり、生徒が、知識あるメンターや教師の導きによって、複雑な問題解決における自身の責任や当事者意識を増すことで学ぶことである(Collins, Brown, & Newman, 1989)

・Scaffoldingは、伝統的に、教師やより知識ある友人が、学習者一人では到達できなかった問題解決や課題達成を支援するプロセスであると説明されてきた。
・この概念は、ヴィゴツキー(1978)のZPD Zone of Proximal Development 発達の最近接領域と関連付けられてきた。

・今(2004年当時)Scaffoldingは、教育設計に多く使われている。
・学習者を支援するソフトウェアツールも、Scaffoldingの一つである。
・技術ツールは、Scaffolding機能のいくつかを提供している。

・Scaffoldingのメカニズムは2つ:Structure構造化と、Problematize問題化である。
・構造化によって、複雑性が減り、学習しやすくなる。ただし、手助けしすぎると、自分で出来なくなる。そこで、問題に気付かせることも必要になる。
・両者は補完的であり、かつテンションもある。そこにはバランスが必要である。

・ソフトウェアツールによるScaffoldingで、構造化と問題化を行うことで、学習者を支援できる。

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Synergy: A Complement to Emerging Patterns of Distributed Scaffolding

Tabak,I. (2004)

・three complementary patterns of distributed scaffolding: 分散されたスキャフォルディングの3種類:
1)differentiated scaffolds 異なる足場
2)redundant scaffolds, 繰り返しの足場
3)synergistic scaffolds 相乗効果のある足場

・Differentiated scaffolds
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・Redundant scaffolds
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・synergistic scaffolds
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・ソフトウェアと教員による分散的スキャフォルディングが、協調していた。

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A Scaffolding Design Framework for Software to Support Science Inquiry

Quintana,C. & Reiser,B.J.,et al.(2004)

・スキャフォルディングツールを設計するための理論的枠組みを、この領域はまだ提供できていない。

・ソフトウェアは、スキャフォルディングの3つの役割を提供できる:
学習者とのコミュニケーション、学習者へのコーチング、学習者の内省促進

・スキャフォルディングのガイドライン(1〜7)と、それに対応した戦略を提示する。

・問題解決状況において、初心者には見えないが、専門家には意味あるパターンが見えている。

・ガイドラインに則ったソフトウェアの例示。

・ヒントを提供する専門家のガイダンスが、知的チュータリングシステムの核であった。

・本稿では、ソフトウェアに埋め込まれたスキャフォルディングのみに着目した。

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Scaffolding Analysis: Extending the Scaffolding Metaphor to Learning Artifacts

Sherin,B. Reiser,B,& Edelson,D.(2004)

・当初、スキャフォルディングは、より専門家の個人による1対1の指導時の支援を意味していた。

・スキャフォルディングの分析を行う際には、2つの状況を比較する必要がある。
1)scaffolded situation 足場架けされた状況 2)base situation 元の状況

・子供が理解し始めたら、チューターは支援を減らしていく。子供が難しさを感じた時だけ、介入する。

・支援なしでは、達成不可能 というのが、スキャフォルディングを行う前提。

・スキャフォルディングの重要な要素は、Fading 消えていくことである。

・スキャフォルディングの機能
  Woodsら(1976)Stone(1993)は、6つ。
  Greenfield(1984)は、5つを提示。

・分析のスキーマ
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The Social and Technological Dimensions of Scaffolding and Related Theoretical Concepts for Learning, Education, and Human Activity

Pea,R.D.(2004)

・スキャフォルディングは、その意味が広がり過ぎた。

・私は、ブルーナーの研究室で、博士課程の学生だった。

・ヴィゴツキーは「心理学のモーツァルト」と呼ばれた。

・スキャフォルディングのWhat,Why,How

・Fadingの概念は、Collins, Brown, & Newman(1989)で、最初に提示された。

・スキャフォルディングのHow:1)Channeling and focusing 2)Modeling

・フェイディングを伴うスキャフォルディングは、成人教育においても有効。

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●参考:三宅なほみ先生の本

「学習科学とテクノロジ」
http://learn-well.com/blogsekine/2009/06/post_253.html

「インターネットの子供たち」
http://learn-well.com/blogsekine/2009/10/post_282.html

東大MOOC「Interactive Teaching」第2週(三宅先生へのインタビューあり)
http://learn-well.com/blogsekine/2014/11/moocinteractive_teaching2.html

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●講師ビジョンの島村さんから頂戴したメール

関根さん

おはようございます。
こちらも拝見させて頂きました。

(学びになった点)
・子供が理解し始めたら、チューターは支援を減らしていく。子供が難しさを感じた時だけ、介入する。
・支援なしでは、達成不可能というのが、スキャフォルディングを行う前提。

(感想)
スキャフォルディングを行う前提の考え方が参考になります。

職場では、新人以外は、支援なしでまずは一人でやってよという雰囲気がある会社が意外と多いです。指導者側にそこまでの余裕がないからです。いまは特にコロナ関連の突発的な対応に追われている方もいるようです。

ですので、そもそも部下に与えた仕事ついて、支援なしで、達成可能なのかどうかの見極めをそもそもしっかりと行うことからスタートすることが大切だとあらためて感じました。

そうすることで、スキャフォルディングがより現場で根付いていくのだと感じます。支援なしで達成可能かどうか、そして、支援が必要な場合、どのような支援が必要か、このような基本をしっかりと守ることがやはり大切だなと思います。

スキャフォルディングは、学べば学ぶほど深いなと感じます。無意識にやっていることを言語化するとスッキリしますね。

いつもありがとうございます。

講師ビジョン 島村

(こちらこそいつもありがとうございます!)


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