09年1月22日(木)
日本経営合理化協会さん主催「全国経営者セミナー」に参加してきました。
仕事の関係で、3日間のうち2日目しか参加できなかったのですが、
様々な発想が浮かんでくる非常に有意義な時間でした。
印象に残ったセミナーの一部をご紹介します。(・講演 ○関根の独り言)
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●「ようこそ花畑牧場へ 北海道発 大ヒットの法則」
酪農家兼タレント 田中義剛氏
・売上はどうでもよい。利益率で勝負。
・規模を目指すのは「おっさん型 肉食系」
自分はMixi,Yahooのようなハードをもたない「草食系」を目指したい
・TVは、絵で驚かす。リアクションしか映さない。
「何これ!」ひかせてびっくりさせる。(チーズラーメン)
・作る「過程」をメディアに取り上げてもらう。
ストーリー、ドラマを
・地方の「特産物」→「手作り」→「ブランド」→「ネット通販」
・自分は「ブランドビジネス」をやっている。そのためには、
1)消費者に過程を見せる
2)大手がやらない「手作り」
3)生産、流通、販売を一貫して
4)捨てるものにチャンスがある(無駄にしない)
5)メディア戦略 何かをスタートするときはメディアを同行させる
6)プライスリーダーとなる 他社がやっていないから値付けは自由
7)すきまを見つける
8)信じたらあきらめない
9)人と同じことはしない
10)商標登録する
・経営は工夫が楽しい。地域を元気にし、雇用を生み出す経営がしたい。
○LWができる雇用以外の地域貢献は?
●「丸投げしたら年商100億円、変化常道の経営」
ヤマチユナイテッドグループ 代表 山地章夫氏
・不況のときこそ、新規事業で乗り越える
・社長を100人生み出すプロジェクト
・「ピタッと合う責任者」のイメージがわかないときの新規事業は失敗する。
・新規事業ができない理由
1)アイデアがない ← アンテナをたてる
2)人がいない ← 最初は自分でやる
3)こわい ← 経験がないから、失敗してもOK
4)金がない ← お金をかけない
・高校のサポートカードを作った。
入会してくれるとカード会社から4000円キャッシュバック。使ってくれると、0.4%。
○これは保育園にも適用可能かも。母子家庭支援とも結びつけられないか?
●「命のビザ発行 ユダヤ人を救った日本外交官 杉原千畝物語」
俳優 水澤心吾氏
○涙があふれてきた。子供達にも見せてあげたい。
●「世界の金融危機と日本」
前金融庁長官 五味氏
・バブル期には、銀行の目利き機能が働かなかった
・サブプライムローンを証券化し、投資家に売ってしまったため、
広がってしまった。
・銀行同士で貸しあわなくなった
・2つの政策が必要
1)銀行健全 ← 金融監督
2)財政出動 ← 中小企業対策
銀行はつぶしたくない、でも企業に銀行から金を出させたい
・今の経済状況(景気後退)は数年間続く。簡単には回復しない。
円高も続く。
・このあと、別世界がやってくる。そのときにどのように適応するか。
○LWは「このあとの別世界」に対応する準備はできているのか。
まずは「この世界」を乗り切っていけるだけの経営ができているのか。
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どうもありがとうございました!
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