企業の錯誤/教育の迷走 ~人材育成の失われた10年
企業の錯誤/教育の迷走 ~人材育成の失われた10年
青島矢一編 ○OJTが機能していたのは「意図せざる整合性」があったから
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組織開発研究会(通称「シャカシャカ研」)が終了しました。
2011年6月~7月末までの2カ月間、組織開発研究会 通称「シャカシャカ研」を
実施してきました。
https://www.learn-well.com/blog/2011/04/post_340.html
Handbook of Organization Development を輪読する会です。 今までのふり返りも兼ねて、差し障りのない範囲で、
どんな内容が議論されたのかをシェアします。
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メンタリングに関する論文他のまとめ
ゼミや研究の過程で読んだメンタリングに関する論文や記事をまとめました。
新入社員の育成においても参考になる点があるかと思います。
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組織社会化に関する論文(3)
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組織文化と組織社会化戦術の関連 2010
小川憲彦 大里大助
・日本企業の組織文化は、進取志向、成果志向、協力志向、自由志向、
安定志向、精確志向の6次元から構成されうる
・組織文化次元は、組織社会化戦術に必ずしも大きな影響を及ぼしていない
・組織社会化戦術とは「役割から役割への移行における個人の経験が、
その組織の他者によって構造化、組織化される方法」
(Van Maanen&Schein 1979 p230)
・組織社会化は、組織文化を伝達する重要な役割を担う過程であるにも関わらず
マクロ現象としての組織文化のとの関係において、自覚的な取り組みがなされた
ことは極めて少ない
・Van Maanen & Schein(1979)の組織社会化戦術の6次元を修正し、
3次元に集約したのがJones(1986)
制度的 個別的
集団的 個人的
文脈的 公式的 非公式的
規則的 不規則的
内容的 固定的 可変的
連続的 断絶的
社会的 付与的 剥奪的
・1200人を超える大企業 279社に質問紙調査 2008年3月~4月
・設立年数は、組織文化の全ての次元に対し5%以上の有意な関係を示した
・組織社会化のあり方を規定するのは、文化の内容よりも、むしろ文化の強さ、
ここでは経営理念の浸透度であった
・文化の内容と社会化のあり方にはごく弱い関係性しかない
・今回の結果は、単純な刺激―反応関係を前提としたVan Maanen & Schein(1979)や
Jones(1986)の仮説に、一定の見直しを迫る結果であったように思われる。
○添付されている質問紙も、とても参考になる。
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「働くことと学ぶこと-能力開発と人材活用」
働くことと学ぶこと-能力開発と人材活用
佐藤博樹 編著 ミネルヴァ書房 2010 ○企業内教育の定量的調査。示唆に富む知見が多い。
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「デジタル教材の教育学」
「デジタル教材の教育学」2010年 山内祐平編 ○2011年夏学期授業「学習環境のデザイン」の教科書。
歴史的経緯、背景理論、設計評価、事例が勉強になる。
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「変革を生む研修のデザイン」
「変革を生む研修のデザイン」2010(Training for Change 1994)
-仕事を教える人への活動理論- Y.エンゲストローム ○研修講師にかつを入れてくれる本。
参加者の内的要因(心的活動の変化)に着目。
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「ラーニングバーX」に参加してきました
2011年2月15日(火)16時30分~19時
「ラーニングバーX」に参加してきました。
http://www.nakahara-lab.net/blog/2011/01/post_1766.html
スピーカーは「Workplace Learning研究会」で知り合った市瀬博基さんです。
http://twitter.com/hi_learnology
当日は、研究会メンバーも複数名参加してくれました。
(Mさん、Sさん、Kさん、ありがとうございました)
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組織エスノグラフィー
組織エスノグラフィー ○ラーニングバーX の事前課題本
読んで良かった。質的調査の魅力。
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人材育成学会 2010年第8回年次大会 発表
2010年12月19日(日)@ 東洋学園大学
人材育成学会 第8回年次大会で研究発表をしました。
タイトルは「OJT行動に関する尺度作成の試み」です。
(発表論文 PDFファイルを見る)
学会でのプレゼンは初めてだったので緊張しました。
(事前に論文や発表資料をチェックして下さった
N先生、M先生、Tさん、Kさん、ありがとうございました!)
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発表の概要は以下の通りです。
●OJTにおける「周囲のかかわり」を見ることができるような尺度の開発
●若手社員の業務能力向上に寄与したOJT行動を示唆
1)仕事を実際にやらせてくれた
2)良かった点や成長した点を見つけてほめてくれた
3)他工場やグループ会社で仕事をする機会を与えてくれた
●今後「2年目社員調査」で今回開発した「OJT行動」尺度を使用
(参加者用配布資料 PDFファイルを見る)
発表後の質疑応答では、以下の質問を頂きました。ありがとうございました。
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