2011年4~6月の活動報告
2011年4月~6月の活動報告です。
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メンタリングに関する論文他のまとめ
ゼミや研究の過程で読んだメンタリングに関する論文や記事をまとめました。
新入社員の育成においても参考になる点があるかと思います。
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社会人で東大大学院を目指される方に
6月上旬に、東大大学院学際情報学府での入試説明会がありました。
http://www.gakkanfellows.com/?p=291
今年はゼミで独自の説明会も開きました。
http://www.nakahara-lab.net/blog/2011/05/611.html
以前から「仕事をしながら大学院に通えるでしょうか?」という
ご質問を頂いていますので、この機会に自分の考えを整理してみました。
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「新しい公共支援事業」に関わることになりました。
2011年4月から2年間 内閣府の「新しい公共支援事業」の一つである
「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」構築に関わることになりました。
モデル地域として選ばれた埼玉県寄居町(以前住んでいた町)の皆さんと
協力して事業を進めていきます。
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組織社会化に関する論文(3)
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組織文化と組織社会化戦術の関連 2010
小川憲彦 大里大助
・日本企業の組織文化は、進取志向、成果志向、協力志向、自由志向、
安定志向、精確志向の6次元から構成されうる
・組織文化次元は、組織社会化戦術に必ずしも大きな影響を及ぼしていない
・組織社会化戦術とは「役割から役割への移行における個人の経験が、
その組織の他者によって構造化、組織化される方法」
(Van Maanen&Schein 1979 p230)
・組織社会化は、組織文化を伝達する重要な役割を担う過程であるにも関わらず
マクロ現象としての組織文化のとの関係において、自覚的な取り組みがなされた
ことは極めて少ない
・Van Maanen & Schein(1979)の組織社会化戦術の6次元を修正し、
3次元に集約したのがJones(1986)
制度的 個別的
集団的 個人的
文脈的 公式的 非公式的
規則的 不規則的
内容的 固定的 可変的
連続的 断絶的
社会的 付与的 剥奪的
・1200人を超える大企業 279社に質問紙調査 2008年3月~4月
・設立年数は、組織文化の全ての次元に対し5%以上の有意な関係を示した
・組織社会化のあり方を規定するのは、文化の内容よりも、むしろ文化の強さ、
ここでは経営理念の浸透度であった
・文化の内容と社会化のあり方にはごく弱い関係性しかない
・今回の結果は、単純な刺激―反応関係を前提としたVan Maanen & Schein(1979)や
Jones(1986)の仮説に、一定の見直しを迫る結果であったように思われる。
○添付されている質問紙も、とても参考になる。
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「ウメサオタダオ展」
2012年1月5日(木)午後、東京での「一人合宿」の後、
日本科学未来館の「ウメサオタダオ展」に行きました。
2月20日に開催される「勝手にウメサオタダオ研」の事前課題に従い、
京大式カードをもって見学します。
私自身が展示を見ながら、カードに書き込んだのは・・・
・カードはさわれることが大事なのかも 操作性 PCではできない
・キーワードのみの「こざね」 これができるためには頭の中に情報が必要
・アジテーター 人をその気にさせる人
・カード=PC=忘却の道具 検索すればよい
・嫁と姑 悪いのは男 別居が一番 ←痛快な解決策 ウメサオ家は?
・世界地図と重ねるとぴたり合わさる 気持ちいい
・馬に乗れるとかっこいいな 背中が伸びて腰でのっている感じ
・ほんと何でも書きこむ人 Life Log
・戦争中でも好きなことをやっている
この人を見てると何でもやれそうな気がする
見終わって、会場を出てきたら、某先生とバッタリして、びっくり。
気があいますねー。
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「働くことと学ぶこと-能力開発と人材活用」
働くことと学ぶこと-能力開発と人材活用
佐藤博樹 編著 ミネルヴァ書房 2010 ○企業内教育の定量的調査。示唆に富む知見が多い。
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「デジタル教材の教育学」
「デジタル教材の教育学」2010年 山内祐平編 ○2011年夏学期授業「学習環境のデザイン」の教科書。
歴史的経緯、背景理論、設計評価、事例が勉強になる。
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「変革を生む研修のデザイン」
「変革を生む研修のデザイン」2010(Training for Change 1994)
-仕事を教える人への活動理論- Y.エンゲストローム ○研修講師にかつを入れてくれる本。
参加者の内的要因(心的活動の変化)に着目。
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「組織開発研究会」をはじめます!
定員一杯となりました。大変恐縮ですが、お申込み受付を終了させて頂きます。
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「組織開発研究会」 : Handbook of Organization Developmentを読む会
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【名称】組織開発研究会 通称 「シャカシャカ研」
【内容】「Handbook of Organization Development」を読んで議論する
書籍はこちら
http://www.amazon.co.jp/Handbook-Organization-Development-Thomas-Cummings/dp/076192812X
【目的】
・組織開発に関する学術的理解を深める
【場所】東京大学 本郷キャンパス
(参加者には後日詳細をご連絡します)
【期間】全8回 (各回3章 計24章を読みます)
各回 14時~17時
第1回 6月 6日(月) A章 B章 C章
第2回 6月13日(月) D章 E章 F章
第3回 6月20日(月) G章 H章 I章
第4回 6月30日(木) J章 K章 L章
第5回 7月 4日(月) M章 N章 O章
第6回 7月11日(月) P章 Q章 R章
第7回 7月20日(水) S章 T章 U章
第8回 7月27日(水) V章 W章 X章
読むのは、以下の章です。
この中から各人が和訳する2~3章を選びます。
(各章20ページぐらいです)
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PartI The Nature of Organization Development
2. A Contemporary View of Organization Development
3. From Brainwashing to Organization Therapy:
The Evolution of a Model of Change Dynamics
4. Learning in Organizations
5. Four General Strategies for Changing Human Systems
6. Where's the Beef? A Clinical Perspective on Organization
Consultation and Change
PartII The Organization Development Process
7. The Practice of Organization Development
8. Action Research and Organization Development
9. Organization Development Diagnosis
PartIII Organization Development Interventions
13. Process Wisdom: The Heart of Organization Development
14. Team Building
15. Large Group Interventions: Whole System Approaches to Organization Change
16. Sociotechnical Systems: Designing and Managing Sustainable Organizations
17. Musings on the Past and Future of Employee Empowerment
18. Organization Design
19. Strategic Human Resource Management
20. The Use of Strategic Career Development in Promoting Organization
Effectiveness: A Multilevel Model
21. Integrating Organization Development with Strategic Planning:
Closing the Approach-Methods Gap
22. Transforming Organizations: Embracing the Paradox of E and O
23. A Process for Changing Organization Culture
24. Organization Development at the Top of the Enterprise
25. The Order and Chaos of the Learning Organization
26. Learning by Design: Key Mechanisms in Organization Development
27. Designing Organizations to Lead With Knowledge
PartIV Special Applications of Organization Development
34. Transorganizational Development
35. Reflections on the Field and Beyond: An Interview with Warren Bennis
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【進行】
≪事前≫
1)各自が該当文献を読み込み「皆で議論したいこと」を考えてくる
2)チャプターディレクター(章担当)が、担当文献の和訳レジュメを作成し、
研究会当日午前9時までに、MLでメンバー宛に送る。
≪当日≫
1)チャプター・ディレクターが、簡単に章の概要を説明する。
2)メンバーによる議論。
≪事後≫
1)シャカシャカ研プロデューサー(関根)が、議事録をメール送信。
2)和訳レジュメを、研究会のフェイスブック等にて共有。
【参加者】10名 (学生、社会人を問わず、以下に同意して下さった方のみ)
・ひとりにつき期間中2~3章は和訳を担当。
和訳したレジュメを当日午前9時までにメール送信。
(どの章を担当するかは自分で選ぶ。第4候補まで選定しメンバー内で調整)
・レジュメは基本的にご自身でプリントアウトし持参。
・和訳したレジュメは、フェイスブック等で共有。
・8回のうち、5回以上の参加が可能な方
・担当以外の時も該当文献は読みこみ
「皆で議論したいこと」を考えた上で参加できる方
・書籍はご自身で購入できる方
【和訳レジュメのイメージ】
別の研究会でのレジュメをご参照ください。
Workplace Learning 研究会 ブログ http://wkpl.seesaa.net/
【企画】
シャカシャカ研 プロデューサー 関根雅泰 (中原研究室 修士2年)
シャカシャカ研 プチアドバイザー 中原淳
【申し込み方法】
下記申し込みフォームからお申し込みをどうぞ。基本的に先着順です。
http://ws.formzu.net/fgen/S99159140/
【お問い合わせ】
シャカシャカ研 プロデューサー 関根雅泰 info@learn-well.com
(中原研修士2年 兼 株ラーンウェル代表)
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