アウトプットにつながるセミナー

せきねまさひろぐ

2006年3月18日
今日は、「稼ぐチカラ倶楽部セミナー」の第一回。
週末起業フォーラム、藤井さんからの依頼でお手伝いしている。
企画運営は、私たちラーンウェル。
「聞いてばっかりで、受身のセミナーではなく、
 アウトプットにつながるセミナーにしたい。」
という声から、「参加型セミナー」の企画運営となった。
50名以上を集めての「参加型セミナー」
結構たいへんな企画だが、やりがいはある。
毎回、違う講師を迎える。
講師の話を、参加者が「インプット」し、
私がファシリテーションをする場面では「アウトプット」してもらう。
セミナー全体は、3部構成とした。
第1部は、イントロダクション。
参加者同士の自己紹介をした後、「セミナーへの期待」をあげてもらう。
何を期待して、今回のセミナーに参加しているのか?
それを共有し、第2部 本論のメイン講師にぶつける。
「参加者は、こういう期待を持って参加していますよ。
 期待に応えられるようにお願いしますね。」
正直、メイン講師には、きついやり方だろう。
参加者の期待が分ってしまっているのだから、
それに応えられないのは、講師の力量不足と見られる。
だからこそ、メインの講師選定には、力を入れている。
今回の講師「魔法の質問」のマツダミヒロさんは、その点で申し分なかった。
ご自身が、参加型のワークショップ中心で行われているので、
慣れたものだった。
松田さんの講演およびワークで、参加者の満足度は非常に高かった。
第3部は、学んだことをどう生かすか、行動計画の共有の場だ。
個人向けセミナーの弱い点は、
「あ〓、いい話を聞いたナー。」
で終ってしまう点だ。
瞬間的なモチベーションを高めるには役立つが、
中長期的に持続しづらい。
(法人研修と違い、持続させるための仕組みづくりを
 しづらいという点はあるが・・・)
そのために、今回は
「聞いたことから何を学び、それをどう活かすのか?」
というふり返りに、時間をかけた。
当たり前のことだし、やりつくしているという参加者もいるかもしれない。
でも、当たり前のことだから大切。
基本だから、抜けがち。
結局、セミナーに参加して、それを活かしている人は、
・自分でどう活かすかを「考え」
・それを「実行」している
ただ、それだけのことだ。
セミナーで、人の話を聞き、「あー、いい話を聞いたナー」
で終っている人は、
「自分はこんなに勉強しているのだから、いつかは成功するはず」
と思っている「自己満足」タイプな人だ。
「学び上手を育成する」ラーンウェルとしては、
そういう「自己満足」タイプな人を増やしたくない。
「結局、あなたは何するの?」
この疑問に答えられる人。
評論家ではなく、実践家。
そういう人たちを、特にこの「稼ぐチカラ倶楽部セミナー」では
排出していきたい。
第2回は、4月15日(土)
講師は、オンリーワンフォーラム代表の中野てるひこ さんだ。
彼のすごいのは「他人の良い点(オンリーワン)」を見つける手伝いができることだ。
「稼ぐチカラ」を身につけるには、自分自身の「ブランド化」が必要。
これが、今回のシリーズセミナーの根底を流れる考え方だ。
自分自身のブランド化をするには、他の人にはない
自分だけの「オンリーワン」が必要になる。
それを見つける手伝いができるのが、中野さんのすごいところだ。
今度のセミナーは、私自身も楽しみにしている。
詳細は、
http://www.shumatsu.net/kasegutikara.html

投稿者:関根雅泰

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