●ピーター・F・ドラッカー教授
「先進社会が30年、40年にわたって手にすることができる競争力要因は知識労働者しかない。」
「知識は急速に陳腐化する。そのため定期的に教室に戻ることが不可欠となる。
知識労働者のための継続教育がネクスト・ソサエティにおける成長産業となる。
ただし、それが行われる場所は学校とはかぎらない。」
ネクスト・ソサエティ 2002年 (p145&p25)
●トーマス・フリードマン氏 「フラット化する世界」著者
日経ビジネス記者からの質問: 〓フラットな時代を生き抜くには教育が重要だと説いています。
「ならば、どんな教育が必要なのか。私は、“学び方”を学ぶ能力だと思っています。
何を知っているかではなくて、どう学ぶかです。なぜなら、あなたが今日知っていることは、
これまでに経験したことない速さで、明日には時代遅れになるからです。」
日経ビジネス 2006年7月17日号 (p107)
●小橋邦彦氏
「“当社の歴史と現況”や”製品概要”などを知るのがたとえ一週間遅れても生命に別状はない。
というのはオーバーだが、研修にとって致命的な欠陥にはならない。だが、挨拶の仕方、
先輩への質問の仕方、講義の聞き方などがきちんとできていないということは、
単に講師に対して失礼だといったマナー論だけでは済まされないことなのだ。
それ以前に、果たしてそこに効果的な学習がチャンと行われているのかといった意味で、
集合研修の成立それ自体さえ危ぶまれることになるのだ。」
新しい社員研修の進め方 1987年 (p21)
●清水勤氏
「“学習する能力”とは要するに経験からの学び方を身につけるということで、問題解決の経験を
積み重ねる中で、それを身につけていった人は、加速度的に問題解決能力を伸ばしていく。
“経験から学ぶ”には、その学び方も同時に学習しなければならないはずである。
学び方を身につけた人は、将来の問題解決に際しても、それに即応した解決行動をただちに
学び適用することができるのである。」
OJTと組織開発 1972年 (p33)
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