●小中学校でのキャリア教育支援
地元埼玉県寄居のある小学校と中学校で、
キャリア教育に関するお手伝いをすることになりました。
埼玉県は、ニートやフリーター対策として、
小中学校でのキャリア教育に力を入れています。
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○中学校でのお手伝い
中学校では、まず先生方に対して、研修を実施させて頂くことになりました。
先生方自身が「キャリア教育」に関して戸惑われているからだそうです。
・学校外での勤務経験を持つ先生が少ない
・民間企業の様子が、なかなかイメージできない。
・企業が求める人材とは? そのために中学生時代に何ができるのか?
そのために、私から1時間ほど、
・民間企業の様子 ・企業が求める人材像 ・中学時代にできること
についてお話をさせて頂くこととなりました。
(「お話をする」といっても、もちろん一方的な講義をするつもりは
ありません。参加型で先生方の情報共有・経験整理を図ります。)
こういったことに関して、地域の人間の力を借りようとされる
学校側の姿勢に感服します。(H先生、ありがとうございます。)
先生方への研修が終った後、中学3年生に対して、3回シリーズで、
「キャリア教育」を行う予定です。
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○小学校でのお手伝い
小学校では、今年(H19年度)から、キャリア教育を始めるそうです。
「職業観」や「将来の夢」について、考える機会を作りたいというのが
大きな目的だそうです。
先生方からは、最近の子供たちを見ていて、気になる点がいくつかある
というお話を伺いました。
・人のために働こうという意識が少ない
・掃除をしようとしない。掃除時間が終ればやらなくて良いと考えている。
・ラクをしようと考える。すぐ面倒くさがる。
・自分を鍛えるという意図で、困難に飛び込んだり、
苦労を厭わないという姿勢がない。
・「将来何になりたい」という夢がない。
・「自分には良いところがない」と、自分に自信をもてない子が多い。
・「100点とれる」「かけっこが早い」といった目に見えるものがないと
「自分には良いところがない」と感じてしまうのかも。
・好きなもので、仕事ができるという感覚がない。
・世の中にどんな仕事があるのかもわからない。
・働くということに対してイメージがわかない。
・家族がどんな仕事をしているのかを知らない。
「どこに勤めに行っているか」は言える。
小学校では、6年生に対して、3回シリーズで、
キャリア教育を実施することになりました。
中学校も小学校も、3回シリーズとしたのは、家族を巻き込みたかったからです。
外部の人間が、小一時間ほど話をしたところで、それほどの影響はありません。
それよりも、私の話をきっかけに、家族で「仕事」について話をする機会を
作れればと考えています。
詳細は、これから学校側と打ち合わせをしながら詰めていくつもりです。
(H先生、A先生、そしてきっかけを作ってくださったI先生、
ありがとうございます。これからよろしくお願いします。)
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これらの小中学校でのキャリア教育のお手伝いは、
あくまで、ボランティア(無料奉仕)の一環ですが、
やるからには、気合を入れて準備し実行します。
独立した当初から、自分の時間とお金の10%は、
奉仕に費やし、社会に還元したいと考えていました。
・保育園でのブログ執筆
・小学校でのキャリア教育
・中学校でのキャリア教育
私の夢である「日本の教育を変える」「家族を幸せにする」という2つに
近づくためにも、これらの地域での活動を大事にしていきます。
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