管理職向け「部下・後輩指導のコツ」研修

2.OJT担当者向け「教え上手になる!」研修

あるメーカーさんで、課長職を対象にした
「教え上手になる!部下・後輩指導のコツ」研修を実施させて頂きました。
研修であがった参加者の声を中心に、差しさわりの無い範囲でご紹介します。

土曜日の研修だったのですが、参加者が研修に期待していたことは、
次のようなものでした。
●今回の研修で「学びたいこと・得たいこと」は?
・時間が限られている中で後輩、部下に適切なアドバイスを与れるコツ(テクニック)を
 学べれば有難いと考えます。
・集団に対する指導と集団の中における個人(個性の違い)に対する指導方法
・後輩の指導のコツ
・業務管理とは何をどこまでやるべきか
・部下との係り方
・業務上の相談に対する対応方法
・部下後輩が自分で考え行動してくれる営業マンになる為に自分が何をすべきか?
 どう接していくべきなのか?を学びたい
・組織として人を効果的に動かす方法
・(他人、自分)個人のモチベーションを保つ方法
参加者自身の経験を整理していくという手法で、研修を進めました。
●教え下手な人 (自分が接してきた上司・先輩の中で)
・話している人自身が内容を理解していない
・最初の話からズレていく
・結論が出ない
・借り物の言葉でしゃべっている →説得力がない
・説明が長くてポイントがない
・喩え話が的外れ
・良いことは言っているけど態度がきらい→人を見下したような
・何を聞きたいのか察知してくれない→感性がない
・主語がない
・聞き上手でない
・聞くたびに方向性が変わる→信念がない人
・暗い、恐い
・早い口調
・高圧的に自分の意見を先に言われてしまう。→もういいやと思ってしまう。
研修は、参加型で盛り上がりました。
研修終了後の参加者の声です。
●今回の研修で「学んだこと・気づいたこと」は?
・「こうすれば分かってもらえる」と思い込みで考えていたことが誤りであったことに気づきました。
 相手本位の姿勢が大切であることを充分に理解できました。
・自分に取って正しい事(方法)が 必ずしも相手に取って正しい事(方法)とは限らない
・説明はポイントをしぼって簡単に。
・頭ではわかっているつもりだったが、実践できていないことが数多くあった。
・自分の考え方がいかに自分本位であり、間違ったものであったかが理解できた。
 相手の立場、考えを理解し、相手本位の教え方という考えにて、今後取り組む必要がある。
・自分に欠けている部分は、相手の個性、個々の資質にまで目がとどいていない部分で
 若干の自分本位がある事を認識した。
・相手重視のスタンスが基本とわかった。
 但し今までもやってきたことと大きくちがわないので自信にもなった。
・相手のレベル、思考のスタイルについてはさまざまであり、それが良くわかるように
 整理され教えていただいたので大変参考になった。
・人に教えるには、相手にあわせた方法をとる必要があるという事を学んだ。
・相手を理解することの難しさ、どのように対応するのかを学べたのは有意義でした。
・PDCAを意識する事の大切さがわかった。
・上司としての自分のTYPEが把握できたので違ったTYPEの部下への対応方法を
 自分で考える上でとても参考になった。
 *特に部下のTYPEの解析方法、 ティーチングとコーチングの使い分け
●ご意見・ご要望・ご感想
・不安に思っていた事、不透明な事が明確になった。
・自分自身の再考の場となった
・教えることについての理論的裏付けがついて、やるべきことがはっきりとわかった。
・人それぞれに様々な教え方があることが、明確に認識できたこと。
・部下の教育以外にも対人関係の向上など、応用できる
・体系的に整理されていてわかりやすい
・部長クラスも知っておくのが良いと考える(共通認識の為)
・課長以上の方々にも適用できる内容と考えます。
・本日は目の覚めるご指導をいただきました。 部下との接し方に有効に活用させていただきます。
・相手本位の講習を行って頂きありがとうございました。非常に役立つ内容でした。
・非常に良い機会でした。 今後に役立てたい。
・非常にわかりやすく説明頂きました。時間配分も良く、集中して聞くことが出来ました。
・大変参考になった。
・関根さんのその他の本も読んでみたいと思います。
・動きのある講演で理解しやすく、時間が短く感じられた。
・プレゼンの方法、時間配分も非常に参考になりました。
(ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!)

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る