「能率手帳の流儀」を著した 野口晴己氏のコメントです。
===
-手帳には、PDCAサイクルをまわす機能が備わっています。
計画して実行し、チェックして次の行動につなげるという
仕事のプロセスを1冊で管理できるのは手帳だけです。
仕事の能率を上げるための、最も身近なツールと言えます。
-手帳がただの記録ではなく、自分への励ましのツールとなる
-振り返ることによって自分がわかる。
そこで初めて次の目標が見えてくる
-実行性を高めるためには、大きな目標を立てずに、
確実に実行できる目標を立てることが大切
-やれる目標しか書いていないからです。
しかしその積み重ねこそが大きな自信につながるのです。
(雑誌「人材教育」November2007 p72-73 一部抜粋)
===
弊社の新入社員向け導入研修「学び上手になる!」でも、
手帳の重要性と有効性を、参加者に伝えています。
・手帳を通して「何故を振り返る」習慣がつき、
学びのリソース(自分の経験)から学ぶことができるようになる。
・「今日の自分の良かった点/人から褒められたこと」を
書き残しておくことによって「自分を褒める」習慣がつき、モチベーション維持につながる。
・所要時間の「結果」を書き残しておくことで、
次に同じような仕事をする際にかかる所要時間を知ることができる。 など。
研修に参加させる教育担当者にとっても、
・(手帳を現場で使用することによって)
研修内容を思い出させ、現場実践を支援することができる
というメリットがあります。
教育担当者にとって、「研修で学んだことが、現場で実践されない」
というのは、悩みのひとつかと思います。
そうなってしまう原因のひとつは、
参加者が「研修内容を忘れてしまう」からです。
そのため、研修内容を現場で思い出させる工夫が必要になってきます。
その手段のひとつとして、弊社では「手帳の現場使用」を推奨しています。
手帳を、野口氏や他の優秀なビジネスパーソンのように、
真の意味で使いこなしている人は少ないのではないでしょうか。
だからこそ、ビジネスパーソンにとっての武器となる手帳を、
早い時期から活用できると強いのでしょうね。
コメントフォーム