日経産業新聞で、興味深い記事が出ていました。
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今年の入社予定者は「就職後の先輩・上司との人間関係が最大の不安」。
採用担当者は「新人が仕事のやる気を持ち続けてくれるか心配」――。
新人のやる気は人事担当者の想像以上に高まっていることをうかがわせた。
2008/03/07, 日経産業新聞, 18ページ
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入社予定者の働く意欲は高いが、
「人間関係をうまくやっていけるのか」が不安。
これは、昔から変わらないのでしょうね。
LPP(正統的周辺参加)理論に照らし合わせて考えてみると、
新しい世界に入っていく「新参者」の新入社員にとって、
「十全的参加」をはたしている先輩社員との人間関係が不安。
仕事を覚えていく過程においては、仕事を教えてくれ「周辺参加」をさせてくれる
先輩社員との人間関係は、非常に大事。
新入社員を現場に送り出す「準備期間」である
春の導入教育で、先輩社員との人間関係構築の方法を学習させることは、
やはり重要ですね。
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