The Evaporation of Classroom Training
教室での研修は「蒸発」する
June 4, 2008 10:30-11:45 Dr Allison Rossett
(・はセッション内で印象に残った内容 ○は関根の独り言)
○教室に集まって行う集合研修は「蒸発」するという興味深いテーマです。
・「Evaporation」(蒸発)という言葉は注意して選んだ。
海の水が変化して水蒸気になり雲になり雨になるように、
クラスルームトレーニングもなくなるわけではなく、形が変化することを伝えたい。
・「Technology-delivered」トレーニング(Eラーニング等)が増えてきている。
「Instructor-delivered」トレーニング(教室での研修)が減ってきている。
・従業員もクラスルームトレーニングを時折は受けたいと考えているが、
今よりも「Short and Sweet」なものを求めている。
○教室での集合研修の良さは?
参加者の顔が見える 臨機応変に対応できる 柔軟性がある
参加者の問題解決につながりやすい
他の参加者の意見が聞ける 場の雰囲気がある
他には?
・「Online」(Eラーニング等)で学べるコンテンツが増えてきた。
例)ワイン、営業、SEX、色々
・これは「良いこと」だと私は考えている。
・Infuse the best of the classroom into the new technology forms.
教室形式の良さを、新しい技術の形に注ぎ込んでいく。
教室形式の良さ:その場にいる、双方向、講師による指導、人間的なケア
-immediacy/presence, interactions, supervisor fingerprints, human caring
・「悪いこと」として、「Not ready(準備ができていない)」点がある。
Eラーニングは、人々がそれをどのように使えば良いのか理解する前に
動きだしてしまったという事実がある。
・教室形式に慣れた講師も、オンラインやブレンドに移行していく必要がある。
○年配の講師にとって(Babyboomers)は、きつい選択かも。
だからこそ、年配講師の参加が多いASTDで、
あえてこういうテーマが話し合われるのかも。
Gen.Xである私にとっては、まだそれほど苦痛を感じない。
これからも色々試行錯誤していくつもりだ。
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