東大大学院 入学式

東大大学院

2010年4月12日(月)14時~16時
東京大学大学院入学式が、武道館で行われました。
天気はあいにくの雨でした。
(雨の中、誘導係をされていたスタッフの皆さん、
 お疲れさまでした。)
さし障りのない範囲で先生方の式辞や祝辞で、
心に残った言葉を今後のために記録しておきます。

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●総長
・学問=知識を扱う行為=文明の中心的活動
・学問をする=知的廉直=事実確定と価値判断を峻別する
●研究科長
・大学院生は、使命と責任をもった社会人。同年代は社会に出ている。
・修士では並のレベル。博士号までとるべき。
・学び続ける。そのための手法、スタイルを自分のものにする。
・周囲の学生、教員は生涯の仲間となる可能性がある。
●小林先生
小林久志先生のブログ「東大大学院入学式での祝辞」
http://hp.hisashikobayashi.com/
・日本は戦後30年間で経済大国になったが、その後20年で下がった。
 これはリーダーの力量不足。
・「知識の鎖国」ホール博士の本を読むとよい。
 日本の大学は、外国人研究者に閉ざされている。
・優秀な研究者は米国に集まっている。博士号は米国の一流大学で。
 ポストドクも国際学会でPRし、米国へ。
・米国では年間15万円を一世帯当たりが寄付。
・大海を知らぬ、井の中の蛙とならないように。
●野口聡一さん きぼうからのメッセージ
・協調の中でいかに自分の存在価値を出すか
・世界と対等にコミュニケーションがとれるように
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式辞や祝辞からは「危機感を持て」「勉学、研究に励め」という
メッセージを頂戴したように思います。
このような盛大な入学式を開いてくださったことに感謝し、
期待にこたえられるよう研究に邁進したいと思います。
余談ですが、今回の入学式では、私の母に来てもらいました。
(妻は長男がいるため、遠出ができず)
親として子供の晴れ姿はいくつになっても嬉しいみたいですね。
ちょっと気恥ずかしいですが、多少の親孝行はできたかなと思います。
身近な家族や周囲の方々、大きくは社会の期待を担っていることを忘れず
こういう学習、研究の場に参加させて頂けることに感謝し
(参加したくてもできない人がいることも忘れず)日々取り組んでいきたいと思っています。
皆様のご指導ご支援の程よろしくお願いします。

投稿者:関根雅泰

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