2010年6月8日(火)10時15分~11時45分
「学際情報学概論II」の中間発表がありました。
さし障りのない範囲で、どんな内容だったかお伝えします。
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私達のグループ「天皇とメディア」班も中間発表をしました。
各自の進捗状況を報告します。
・アメリカ人男性「英語圏における日本天皇の人気度」
・台湾人女性「台湾メディアでの皇位継承に関する報道」
・中国人女性「中国メディアでの昭和天皇と今上天皇のイメージ」
・日本人女性「ネット上での皇位継承問題に関する議論」
・関根「天皇について親子で考えるきっかけとなるメディアツールの開発」
私は、今回のミニ研究を進めていく中で、いかに自分が天皇や皇室について
不勉強であったかを知りました。
子供に尋ねられても答えられないのです。「天皇って何?」
調べていくうちに、主要メディアによる天皇関連報道には、若干の偏りがあると
思うようになりました。
ネット上の情報は、子供に見させるには難しく、また天皇について子供に
分かりやすく伝える本も少ないと感じました。
今回のテーマは「天皇とメディア」ですが、メディア=媒介 と捉えるならば、
われわれ親も子供にとっては、社会を理解するためのメディアとなりえます。
(親を通じて、社会を知る)
そこで、親子で天皇について考えるきっかけとなるようなもの(例:絵本)を
作りたいと考えました。
特に、宮中祭祀とも関係がある祝祭日に、お父ちゃんが子供に読み聞かせ、
一緒になって、天皇やそれを通じて日本について考え、話ができるきっかけと
なるようなものを作りたいと思います。
そのためにも、まずは自分自身が勉強し、理解を深めた上で、まずは
うちの子供達に分かりやすく伝えられるようなものを作っていきたいと思います。
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他のグループの発表も興味深く「すごいこと考えるなー」というものが多かったです。
あまり公にはできないと思いますので、一つだけ、
「歩行者事故を減らす高度交通システム」というのが、とても魅力的に映りました。
グループ内には、私と同じように、子供を持つ父親大学院生がいました。
実社会で感じている疑問を、研究を通じて解決する。
社会人大学院生の強さを感じました。
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