最近読んだ本 2013年1月

小さな会社の経営本

『2020年の日本人』
・終身雇用、年功賃金制は、賃金上昇を抑制するために、
 軍事経済体制下に導入された
・企業は製品の「熟成」に取り組むべき 高価格化
・外国人を安い労働力として活用しようと考えるよりも、
 介護や看護における賃金の適正化を考えるべき
・大都市の高齢者比率が急上昇する
・日本経済では、資源が浪費されてきた。
 逆にそれらが適正に配分されれば、より豊かになるといえる。
『新しいローカリズム』
・地域経済を活性化する3つの戦略
 1)域外からの収入で稼ぐ 新たな成長産業の確立
 2)生活ニーズを自らで満たす
 3)地域を支える人材の育成
・田舎は一人多業 人が足りていない やることは多い
『2030年の食と農を考える』
・未整備なものを整えていけば、人は育つ
 人材がいないという前に、基本的な仕組み(PDCA)ができているかを見る
『2050年の世界 英エコノミスト誌は予測する』
・出っ張り世代(ベビーブーム)が労働人口となると、その国は40年の間、
 人口の配当を受ける。彼らが引退すると、人口の負債となる。
・フィリピン、エジプト、メキシコ、インドネシア、バングラデシュ、
 パキスタン、ナイジェリアなどの新興国で、教育程度の高い労働力が生まれる。
・2050年には世界の半分が、アジア経済となる。
 日本のプレゼンスは相対的に失われていく。
・次なる科学のフロンティアは、生物学にある。
・企業は上意下達型から、ウェブを使った知識共有型の組織に変わっていく。
・資源や食料が枯渇するという終末予言は、
 技術革新により「低価格化」が起こるということを無視している。
・日本にとっての挑戦は、シュンペーター的起業家精神と英語かもしれない。

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る