2014年8月6日(水)~9日(土)
フィラデルフィアから、レンタカーを借りて、2時間ぐらい。
ランカスターという町に行ってきました。
「Amish アーミッシュ」という人たちが住んでいる町です。
===
アーミッシュ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
上記ウィキペディアによると
・自給自足
・電気を使わない
・車ではなく、馬車
・質素な服装
・本を読まない 等
の生活習慣を続けているそうです。
アーミッシュが多く住む村に入ると、確かに馬車が走っています。
観光客向けのお店を数件見た後「Real Amish farmerの家にいく」
という触れ込みの馬車ツアーに参加しました。
トウモロコシ畑で、裸足で農作業をしている様子が見えます。
Real Amish farmer(本物のアーミッシュの農民)の家にいくと、
キルト等の観光品が売られていました。
アーミッシュの女の子と話をして、彼女が作ったという首飾りを買いました。
日本人が珍しいのか、女の子4人が家から出てきて、
こっちをちらちら見ています。
「かわいいなー」と思って、また馬車に乗りました。
===
フィラデルフィアで、食事をするたびに
・大量の食品
・プラスチック皿の多用
・多くの食べ残し
・ほとんど分別しないゴミ
等に、「もったいないなー」と思っていました。
「便利なんだから、大量消費しまくるぞ」
というアメリカの雰囲気に嫌気を感じることもありました。
そんな国に、アーミッシュのような人達が
今も生き続けていることに驚きました。
もともとアメリカに住んでいたインディアン(ネイティブアメリカン)
の多くは居留地に押し込められて不自由な暮らしを強いられています。
(1990年代にアメリカの大学に留学していたころ、専攻が人類学、
特にインディアンの生活を勉強していたので、このあたりのことは
結構興味があります。)
同じような「シンプルな生き方」であっても、キリスト教派である
アーミッシュのほうが、白人には共感しやすいのかもしれません。
アーミッシュ村で会った観光客には、アメリカ人もいれば、
ヨーロッパ人もいました。
アーミッシュは古き良き時代のヨーロッパを感じさせるのかもしれません。
===
観光最終日、地図を頼りに何軒かのキルトショップを回りました。
そのうちの一軒が「あれ、ここ来たことあるような・・・」と思ったら
前に馬車ツアーで来た「Real Amish farmer」の家でした。
裏の畑から入るのが、農民の家で、
表の道から入るのが、キルトショップでした。
この間会った女の子もいました。
数百年生き残っているのは、
したたかな商売人の側面も持っているからかもしれませんね。
(実際、アーミッシュの多くは裕福な土地持ちとなっているようです。
『20 Most Asked Questions about the Amish and Mennonites』)
===
ランカスターの観光施設は、
幼稚園ぐらいから小学校高学年ぐらいまでは楽しめそうです。
Dutch Wonderland 子どものための遊園地
https://www.dutchwonderland.com/
Amish村 馬車ツアー Ed’s Buddy Rides
http://www.edsbuggyrides.com/
Cherry Crest Adventure トウモロコシ畑での巨大迷路 その他色々
http://www.cherrycrestfarm.com/
County Inn of Lancaster ランカスターのホテル
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g52970-d272075-Reviews-Country_Inn_of_Lancaster-Lancaster_Lancaster_County_Pennsylvania.html
Red Caboose Motel ランカスターのホテル(列車を改装)
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g53573-d113011-Reviews-Red_Caboose_Motel_Restaurant_Gift_Shop-Ronks_Lancaster_County_Pennsylvania.html
のんびり過ごせる場所でした。
コメントフォーム