銀行さんとのお付き合いの仕方の参考に。
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『借入は減らすな!』 松波竜太 2013年
・無借金経営ほど危険なものはない
・借金で会社はつぶれない。潰れるのは現預金が無いから。
・現預金をもっていることこそが重要。
・経営者は住宅を購入すべき。
・企業調査会社には情報提供し、勝手付されないよう注意。
・銀行担当者との打ち合わせは、火曜日、水曜日、木曜日の午前中に。
「5・10日の午後2時」は迷惑になるのでやめる。
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『なぜ税理士は、経営者の期待に応えられないのか』 前田和人 2013年
・税理士の軸足は、税務署に向いている。
・財務分析4つの視点:
1)どれだけ儲けたか? 収益性
2)どれだけ成長したか? 成長性
3)どれだけモノを作れるか? 生産性
4)将来も安定しているか? 安定性
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『社長!銀行の言いなりはやめなさい」 上田清弘 2014年
・借金を返せなくなっても、必要以上に罪の意識を抱くのはやめる。
不真面目に。
・「失うと思うからつらくなる。元に戻ったと考える」
・効率を重視する銀行員の手助けをしてあげる。
・交渉記録をとっておく(メモ、IC)
・銀行取引約定書 第3条 金利を下げることも可能
・こちらは冷静。相手には熱くなってもらう。それが交渉の極意。
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『社長のための借金の返し方・追加融資の受け方』 川北英貴 2012年
・貸借対照表では「純資産=総資産-総負債」が重要。
・「中小企業倒産防止共済」では、得意先企業が倒産した場合、その貸し倒れの
範囲内で、掛け金の10倍までの融資が受けられる。
月5000円~20万円。限度額の上限は、800万円。
・売上債権回転期間を早くする方法:
契約書、見積書により、締め日、入金日を明示。
すぐに督促。
請求書の迅速な発行。
前金、着手金。
・無借金経営を目指さない。
会社を継続させるには、資金繰りがずっと円滑なことこそが重要。
現預金の量が大事。月商の1~3ヶ月を目安に。
・融資を受ける銀行はできるだけ増やす。
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『小さな会社がお金を借りるなら、銀行はおやめなさい』 加藤康弘 2013年
・個人としての借金=消費 ビジネスとしての借金=投資→収入の増加
・今はお金に困っていなくても借りる。
借りているからこそ、銀行にとってその企業はお客様としての関係を維持
することができ、イザという時にすぐ支援してもらえる。
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『脱 ドンブリ経営』 和仁達也 2005年
・借金の元本は、税引後の利益から支払う。
利息は経費(固定費)として支払う。
・借金の上限を、年間粗利の80%以下に抑える。
・逆算思考で目標を決める
1)「借金返済額+設備投資額+貯蓄したい金額」を決める
2)その額の約2倍が、必達利益目標(税金で半分取られる)
3)利益に人件費を加えた金額を稼ぐ
4)人権費の2倍が固定費予算
5)必達利益目標に、固定費を加える。これが必達粗利目標
6)仕入れや外注費といった変動費を加える。
必達粗利目標÷粗利率
7)必達売上目標
・時間当たりの生産性を2倍に高めることで、利益は数倍膨らむ。
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