AOM 1日目 Experiential Exercises, Virtual Organization, and Millennials 経験学習ゲーム、ヴァーチャル組織、2000年代の若者

AOM 2015 参加報告

2015年8月7日(金)10時~
シャトルバスで、ホテルを出て、AOM(経営学会)年次大会の会場である
Vancouver Convention Centerに向かいます。
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1日目は、Professional Development Workshopsです。
90分~120分ぐらいのセッションがいくつかあります。
ディスカッション付きで苦手ですが、面白そうなのが
いくつかあったので、がんばって参加します。

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VCC西館。
入り口そばで、名札やバッグの受け取り。今年は、黄緑です。
このバッグを持っている人は、AOM参加者ということで、街中でも目立ちます。
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(・スピーカーの講話と参加者の意見 ○関根の独り言)
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Friday, Aug 7 2015 10:45AM – 12:15PM
at Vancouver Convention Centre in Room 109
●Flexible use of experiential exercises to meet
 learning needs across disciplines and theories
・2つのゲームを紹介 1)Tower Building 2)Lego Man
・Tower buildingは、紙を使い、限られた時間で、4~6人の
 チームで、対抗戦を行う。2人がオブザーバーになる。
 「一番高い塔を作る」という課題であれば、勝敗基準が明確
 「最も独自性のある塔を作る」という課題のときは、基準が曖昧。
・シンプルなゲームでも、Debriefingふり返りを工夫すると
 様々な学びがある。
 「どんな質問をするとよいのか?」という参加者の質問に対して
 「It depends 状況による」とスピーカーが答えたら
 「いつもそう言われるのよね」との反応。
 別の人から「1つでいいから、今までで最も記憶に残る質問例を」
 と、更なる突込み。
 別のスピーカーが「私は3つの質問をしている:
 1)何を学んだ? 2)グループのプロセスはどうだった?
 3)どうやって仕事に適用できる?」
○参加者が皆、先生たち(教授)だから、よく喋るし、質問も厳しい。
 スピーカー、やりづらいだろうな~。
・Legoゲームの体験(マニュアルももらった)
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○このゲーム。面白い!色々つかえそう。FCCもこんな感じだろう。
 チームメンバーに恵まれ「作るの上手!手先が器用!」とか
 乗せられて、気持ちよく参加してしまった。
 このゲームで
 -伝達の難しさ -役割分担の大事さ -PDCAの意義
 -メンバー間の関与度合(エンゲージメント)の差 
 -動機づけ 等を 考えてもらうことができそう。
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VCC東館へ移動。
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Friday, Aug 7 2015 12:15PM – 1:45PM
at Vancouver Convention Centre in Room 003
●Virtual Organizations: New Approaches to Managing
 and Sharing Knowledge across Borders
・インドのWIPROのChief Learning Officer
 MOOCを使った教育
・ITの知識と技術はすぐに陳腐化する。
 Learn, then Do ではなく、Doing & Learning 
・Virtual ethnography + email questionnaires + video interview
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別会場へ移動。途中で、軽く昼食。
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Friday, Aug 7 2015 2:30PM – 4:30PM
at Hyatt Regency Vancouver in Prince of Wales
●Engaging Millennials for Ethical Leadership
・今回のセッションでは「Kids these days(最近の若いやつは)」
 といった話をしない。
 Millennialsに関する話の多くは、ネガティブなもの。
・Generation 世代というラベルは不正確。
 世代の違いというより、彼らが単に「若い」だけでは。
 特定の時期に、どんな出来事、経験をしたかは影響するだろうが。
・Deloitteの調査(2015)Mind the Gap
 Millennialsは、社員の成長と社会への貢献を重視。
 http://www2.deloitte.com/global/en/pages/about-deloitte/articles/millennialsurvey.html
○これは日本でも一緒かも。特に、311の東日本大震災以降。
・スピーカーの1人(Jesica)の本
 Engaging Millennials for Ethical Leadership

 そこに書いたMillennialsへの対応として
 -多様な世代が混在する職場
 -メンタリング
 -仕事の意味と目的の明示 等がある
・Ethicsを教えるカリキュラムがなかった。
 それを開発したのが、Mary Gentile「Giving Voice to Values」
 Nomadic Learningと共に、オンライン学習ツールを作った。
 http://nomadic.fm/ProgDetailGivingVoiceToValues.html
○MBAホルダー達のGreedy(強欲さ)の反省として、Ethicsを
 学生達に教える必要が出てきたということかな。
 これは、若いうちに教えるのも大事かもしれないけど、
 既存の企業の経営陣こそおさえておくべきこと。
 某社の不正会計もそうだよな。
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1日目終了!

投稿者:関根雅泰

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