「OBM」本

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『オープンブック・マネジメント』 J.ケース(2001)
・利益をあげるために、市場の中で競争をしているのだということを、
 従業員みながしっかりと理解している会社を作ること。
 これがOBM(Open-Book Management )の考え方だ。
・「考える仕事」と「考えない仕事」というおかしな労働の区分。
・オープンブックとは、恒常的に財務データを公開しておくこと。
・日本人が既に学んでいたように、人間はわずかでも責任を与えられさえ
 すれば、自ら進んで一所懸命に、きびきびと働くもの。
・どのようにすれば戦略が実行に移されるのかが、本書のテーマ。
・「仕事は限定すべき」「従業員には監視が必要」という2つの考え方が
 20世紀の経営管理手法を支配。
・OBMは一言でいえば、会社が利益をあげることに全従業員を
 集中させる経営手法。
・ドラッカーが言うように、情報は、言われなくても自分のすべきことを
 判断できる力を人々に与える。
・クーンラットによれば、仕事はボーリングのようなものだという。
 ただし、マネジャーと呼ばれる奴が、ピンの前にカーテンを持って立っている
・自社の重要な数値は何か?
○PLは、売上-原価=粗利-経費=利益 になっているけど、
 実際は、営業経費と原価が先に来て、売上が作られる。
・OBMの理念や手法を凝縮すると、「従業員を大人として扱え」
 という一言にまとめられる。
・従業員一人一人が起業家精神をもつビジネスプロフェッショナルに。
 OBMは、このアプローチに生命をふきこむトレーニングの場。
○これいいね~。
・企業経営は「戦争」ではなく「ゲーム」。
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『グレートゲーム・オブ・ビジネス』 J.スタック (2002)
・OBMを採用している企業の大半は、個人の給与額を公開していない
・会社の命運を分ける数字を見つけて、そこに照準をあてたゲームを
 作れば、一気に弾みがつくだろう。
○LW、TCそれぞれの「命運を分ける数字」は何か?
・依存しあっているからこそ、我々は強いのだ。
・ビジネスを、社員全員が参加するゲームに仕立て上げた。
・企業の盤石さを築く唯一の方法は、収益をあげて、資産を作ること。
 ほかはすべてそのための手段にすぎない。
・無知こそ最大の障壁。無知が不満を生む。
・ビジネスとは、実はゲーム。
 ルールを覚えて、基礎をしっかり身につけ、チームプレーを心がける
 気持ちがあればそれでいい。
○これいいね~。ビジネスは怖いものではない。楽しいもの!
・従業員が財務諸表を使いこなせるようになれば、経営はいたって
 単純になる。
・数字こそが絆であり、信用の基盤。
・管理職の仕事とは、部下の意欲をかきたてることに尽きる。
・協力しなければ達成できないような目標を。
・教育システムには、ビジネス界の助けが必要では。
・ビジネスで儲けるには、2つの方法しかない
 1)どこよりも原価を安くおさえること
 2)ほかにはない独自のものをもつこと
・ビジネスとは、限られた資源(時間、人材、原材料、エネルギー等)
 を費やして、顧客が金を払いたがる製品やサービスを生み出すこと。
・GGBの要は、ゲームの年次計画に尽きる。
 1)翌年度の売上予測をたてる
 2)達成にはどのくらいの費用がかかるか、
   結果的にどのくらいの現金を生み出せそうかを算出する
 3)その現金の使い道を決める
 4)翌年度のボーナス目標を決める
・持ち株制度により、会社の収益と経営者としての責任感を
 社内の隅々まで広くいきわたらせることができる。
・「収益をあげ、資産を作る」という企業経営の2大要素を、
 ゲームのゴールに設定する。
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投稿者:関根雅泰

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