2017年1月11日日(水)10時30分~12時 中原ゼミ@東大に参加。
『The Oxford Handbook of Personnel Psychology』(人事心理学)輪読。
(・要約 -ゼミでの意見)
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(6)Ch.21 Fairness in Selection and Recruitment:
A Stigma theory perspective
・企業の採用活動における「差別」に関するレビュー論文はあるが、
応募者視点のものではない。
・スティグマ(汚名、汚辱、焼印)をもつ個人
=差別的な扱いを受けかねない人(少数人種、民族、女性、障害者・・・)
・差別を受けがちな集団が、選考プロセスにどのような反応をするのか
・差別には明らかなものと、微妙(Subtle)なものがある。
・職業的ステレオタイプはある。
例)できる管理職は白人男性。女性はスタッフ職に、等。
・ガラスの天井だけではなく、ガラスの壁もある。
・企業は採用、選考プロセスを差別の余地がないよう見直すべき。
・研修を行うことで、集団間の差別を減らす効果があることは
実証されている。
・採用プロセスが公平であることを裏付ける情報を発信し続けるべき。
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●ゼミでの意見交換
-LGBTの学生は、外資系企業を、第一候補にする。
-みな、何かしらのコンプレックスがある。
本人が過敏に反応する場合もある。
周囲が差別しているつもりがなくても。
-面接は区別
-採用に学歴は影響している
-トランプ大統領により、アメリカは差別の問題の岐路に立つのかも。
○1993年~95年ごろ、アメリカの南部 ミシシッピー州の大学の
学食でバイトをしてた。
当時、採用での差別は感じなかったけど、仕事の割り振りではあったのかも。
(アジア系は、皿洗い)
悔しかったから、皿洗いの速さでは、ナンバーワンを目指した。
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