○今週はバタバタで、1冊だけ。少ないけど、続けることが大事!ということで。
『巣ごもり消費マーケティング』竹内(2020)
・景気低迷期は、コト消費が、日本経済をけん引。
・「所有することよりも体験を重視」というマーケットを、コロナ禍で消失させてしまった打撃は大きい。
・多少のクレームや販促の失敗には目をつぶる覚悟が、巣ごもり期間中には求められる。
・短期、中期、長期の3つのフェーズで考える。
・短期では、目の前のキャッシュを取りにいく売り方に集中。
・仲のいい関係の人には甘えるべき。「今、大変だから買ってほしい」と伝える。
・中期では「感染が怖くなくて、良識がある」バランスの取れたお客様を新規として迎え入れる。
・悩みごと解決という高い付加価値を与える。
・屋外で、間隔をあけてのセミナー開催は十分に可能。
・長期では顧客の囲い込み
・定期的に情報を発信して、お客様との強い絆を作った企業だけが、生き残る。
・消費者が、ストレスを発散するパワーが大きくなる。
・長い巣ごもりの反動で、お客様の感受性が非常に高まっている為、新規顧客が獲得しやすくなる。
・世の中に男女という性があり、家族という組織がある以上、「触れ合う」という習慣が消滅することは絶対にない。
・暗いニュースが多い中、明るい気持ちにさせてくれるニュースは、記憶にも残りやすい。
・落ち込んだ経済や景気を回復させる話を、記者や編集者は求めており、社会に勇気と希望を与える話は、出来るだけ多くの人に知って貰いたいという想いが、取材する側には強い。
・ブログには2つの役割がある。ファンを作る、検索にヒットさせる。
・困っている人は、誰か? その人を助けるために、自社で何をすればいいのか?
・学びをテーマにしたビジネスは、今後の成長が期待できそう。
・対面で話し合わなければ解決しない案件は多く「顔を合わせてミーティングをしたい」という需要は思いのほか多いと思われる。
・生活がだらしなくなると「誰かに管理してもらいたい」という欲求が強くなる。
・立地条件の良しあしが関係なくなり、いかに効率よくお客様に情報を届けることができるか?が売り上げに大きな影響を与えるようになる。
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