ラーンウェルの関根です。
2021年12月29日(水)16時~18時@Zoomで、ランチェスター経営 竹田陽一先生の「年末特別セミナー」を受講しました。
今後のために、メモを残しておきます。
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「ランチェスター経営 強い会社の条件~利益性の原則と市場占有率」
・中小企業は、上場企業の1/5~1/6しか儲かっていない。
・粗利=資金×人
・上場企業は、資金4:人6。中小企業は、資金2:人8。
・資金が必要で、難しい仕事なら、儲かる。
資金が要らなくて、簡単な仕事なら、参入障壁が低いから、競合が多く、儲からない。
・1人当たり年間「粗利益」 1200万円あったら楽勝。
・全業種では、828.2万円。
・建設機械リースは、1620.6万円。資金が必要だから儲かっている。
・全飲食業では、423.2万円。資金を使わない。誰でも出来る。だから儲かってない。
・経営コンサルは、861.1万円。
・総資本経常利益率。資金と人に対する利益を見る。
・利益は、社長が作った経営システムの有効性を知る唯一の方法。
赤字であれば、経営のやり方に構造的な欠陥があるか、時代に合わなくなっているかを意味する。
・赤字の時は、社長の無駄遣い、勉強不足、才能不足。
・昔は、土地の値上がりで、社長は資金を作った。今は無理。
・経常利益=粗利益(量)67%-経費(質)33%
・平時は、粗利益を多くする方法を考える。有事は、経費をおさえる。
・粗利益を多くするには、お客さんを多くする。
・売上の75%を占める20%のお客さん。20%を占める40%。5%を占める40%。パレートの法則が当てはまる。
・1位になると、粗利益が多くなり、経費が少なくなる。
経費の6~7割を占める営業経費が下がるから。
・1位の地域を増やすと、移動時間が減る。
・1位になると、紹介が増える。
・1位になると、知名度が上がり、新規開拓がしやすくなる。
・1位になると、倒産・廃業した競合のお客さんが、流れてくる。
・トヨタは、1位作りを続けている。
・どうしたら1位を作れるか。それを3年~15年と続けていく。それが社長の仕事。
・移動時間を、7%少なくすれば、経常利益は2倍になる。
・面談コミュニケーション時間を、40%以上にする。
○お客さんと会う、話す、聞く。その時間を増やす。Zoomを上手く使えば、移動時間が減る。
・質屋であっても、来店数で1位になる。
・まずは、地域で1位になる。次に業種で1位になる。
・自信がある社長が、あきて、新しいことをやって大やけどをする。
・勉強していれば、早めに手を引っ込められる。
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竹田先生の話を聞くと、身が引き締まります。年末年始も、経営者としての勉強に力を注ぎます!
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