ラーンウェル代表の関根です。
2022年3月28日(月)朝5時15分~5時30分、ライブ配信を行いました。
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・週末は、比企起業大学21秋「卒業式」を開催。
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・研修転移の促進策(研修面)
・研修「中」に、転移を促すために、研修面(企画・設計)で、できること:心理的距離を縮めるようなインストラクションスタイル、逆戻り予防策
・立てた行動目標は実践されないという前提で「障害と対策」を考える。
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・今週は色々忙しいのですが、頑張ります!
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・今日は、ライブ参加 2名でした! ありがとうございます!
次回は、4月4日(月)5時15分から、15分~30分程、テーマは「研修転移(7)」です。お楽しみに!
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●参加してくれた楠田さんによる記録(ありがとうございます!)
2022/03/28MMMT「研修転移とは(6)」メモ
マンデーモーニング、学びタイム!
毎週月曜日、朝5:15~。
★記録者:楠田
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<オープニング>
・週末はいかがお過ごしでしたでしょうか?
・映画「KAPPEI」鑑賞
・比企起業大学卒業式
<ボディ>
【前回の復習】
・改めて、研修転移とは?
・研修で学んだことが、仕事の現場で一般化され役立てられかつそのその効果が持続されること(中原先生 他 2018)
・研修転移の促進策(研修)
・前回は「研修前」
・今回は「研修中」
【研修転移の促進策】
~研修中~
大きく二つ
(1)双方向、学習者参加型、インストラクションスタイル
・講師が参加者にとって「あっなんか親しみやすいな」「心理的距離が縮まるな」と感じるような進め方をすると、受講者の反応が良くなる
・「この講師が伝えてくれる研修内容だったら、現場で実践できそうだな」と自己効力感が高まる
・自己効力感は転移を予測する項目と言われているので非常に重要
・自己効力感は研修評価でも触れる
・研修中に講師としてすべきことは、受講者との間に距離を置いて、上から目線で偉そうにすることでは決してない
・親しみを感じさせるような、心理的距離が縮まるような、「あっなんかこの講師いいな」と思ってもらえるような進め方をすることが、参加者の自己効力感を高め、それが現場での転移を予測する
・インストラクションスタイルがより心理的距離を縮める、いわば双方向、学習者参加型であればあるほど彼らにとって自己効力感が高まり、現場での実践が促される
・講師にできることは、なるべく距離を縮めるような進め方をすること
(2)目標設定、逆戻り予防策
・研修の最後に、「学んだことをどう活かしますか?」と行動計画やアクションプランを立てさせることが多い
・中原先生曰く、ほとんど実践されない
・そもそも立てた目標を忘れちゃった、とか・・正月に立てた抱負も、大体3ヶ月くらいで何だっけ?となるように・・
・逆戻り予防策では、「職場環境はえてして非支援的であり、敵対的である」という前提で考える
・行動目標を立てても、職場は助けてくれないどころか敵対的、「そんなことするな」くらいに言われてしまう
・「職場の雰囲気の5段階」の「中立的」「支援的」「奨励的」であればいいが、そんなことはない→「研修転移とは(3)」参照
・立てた目標を本人が忘れてしまうことを手助けする手段として、電話コーチングがあるが、コーチによるフォローはコスト的に難しい→「研修転移とは(4)」参照
・本人に対してできることとして、「立てた目標を実践しようとする職場が非支援的で敵対的であるからこそ、逆戻り予防策を立てましょうよ」
・立てた目標を職場で実行しようとする際、それを邪魔する障害は何か考える
・「職場に戻ったら時間が取れない」「業務がどんどん入ってくるから優先順位が下がっちゃう」等、シートに書き出してもらう
・邪魔するものへの対策として「自分でできること」「他者に頼めること」を書き出してもらう
・行動目標を立てるだけでなく、それらは実践されないはずだという前提に立ち、邪魔するものには何があるのか、どのような対策が打てるのか、事前に考えておく
・この逆戻り予防策によって、現場で実践される可能性が非常に高まる、ということが言われている
・研修の最後に、行動目標を立てさせるだけでなく、逆戻り予防策を
【まとめ】
今回は、研修中に設計と運営面でできることを説明しました。
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楠田:これまでは講師=ちゃんとしてなきゃ、隙を見せちゃいけないイメージはずっとありました。
関根さん:講師にも2つある。「有能さ」と「親しみやすさ」
<クロージング>
・今週は忙しい
・今日も忙しいけど、山歩きは行きたい
・忙しくても、学び続けたいと思います!
・みなさんもテーマを決めて学んでいることと思いますが、共に頑張っていきましょう!
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