研修転移のルーツ(6)西洋の研究と東洋の古典

ライブ配信

ラーンウェル代表の関根です。

2022年5月16日(月)朝5時15分~5時30分、ライブ配信を行いました。

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・週末は、本屋ときがわ町を開催。

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・転移と言う概念を含む「形式陶冶」のルーツは、プラトンとロックである。

・転移研究のルーツは、ソーンダイク(1901)である。

・企業における研修転移研究のルーツの一つは、フレイシュマン(1953)である。

・東洋の古典にも、転移の概念がありそう。

・先知後行(せんちこうこう)朱子学 

・知行合一(ちこうごういつ)陽明学

・次回以降、数回に分けて、東洋の古典を探索。

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・今週は、郷学研修所で、講座を受講。

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・今日は、ライブ参加 6名でした! ありがとうございます!

次回は、5月23日(月)5時15分から、15分~30分程、テーマは「東洋古典から学ぶ」です。お楽しみに!

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●ライブ参加者のリエさんのメモ(いつもありがとうございます!)

2022/05/16MMMT「研修転移のルーツ(6)」メモ

マンデーモーニング、学びタイム!

毎週月曜日、朝5:15~

★記録者:楠田

<楠田個人の振り返り>

今回から東洋の古典が少し入ってきた。「先知後行」「知行合一」などが登場。漢字を見れば何となくその意味が分かるので、馴染みやすい。関根さんが、「今の企業研修において足りない部分が網羅されている気がする」と仰っていたので、次回以降は必見。

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<オープニング>

連休、みなさんいかがお過ごしだったでしょうか?

(関根さん)

本屋ときがわ町開催、比企起業大学21春みつさんのワークショップ

<ボディ>

「研修転移のルーツ」に関しては今回で最終回

■これまでに見てきた研修転移のルーツ

①プラトン、ロックによる形式陶冶説

②ソーンダイク(1901)による転移研究

③フレイシュマン(1953)による企業における研修転移研究

■「転移」のルーツまとめ

まとめると、「転移」のルーツは下記3つ

①転移という概念を含む「形式陶冶」のルーツは、プラトンとロックである

②転移研究のルーツは、ソーンダイク(1901)である

③企業における研修転移研究のルーツの1つは、フレイシュマン(1953)である

■教育学における「学習転移」と企業研修における「研修転移」との違い

・学校→社会(形式陶冶・遠転移)

・研修→職場(実質陶冶・近転移)

企業研修は「近転移」であるため、実践されるはずなのになかなか難しい

「時間」と「空間」という2つの阻害要因

■東洋の古典

先知後行(せんちこうこう)…朱子学(朱子)←江戸幕府が推奨した学問

知行合一(ちこうごういつ)…陽明学(王陽明)

企業研修で求められるのは「知行合一」

これまで西洋の研究をもとに転移を見てきたが、東洋の古典の中にも、転移の参考になりそうな概念が見られる

次回以降は、東洋の古典に目を向け、企業研修の転移に応用できることはないか見ていく

■関根さんと東洋古典との関係

戦前、安岡正篤が設立した日本農士学校(埼玉県比企郡嵐山町)

→現在は郷学研修所として残っている

安岡正篤先生を通じて『論語』『大学』を学んでいる

東洋古典は深くて幅が広いが、facebookライブを通じて自分自身の整理にもなっている

■次回以降、東洋の古典を通じて考えていきたいこと

・徳と才

・本学と末学

・あともう一個くらい何か

今、企業研修をやりながら、問題意識を持っていて・・・

今の企業研修において足りない部分が、徳と才の中には網羅されている

本学と末学も、企業研修の課題意識とつながっている

<クロージング>

みなさんは今週、どんな学びが待っているのでしょうか?

(関根さん)

郷学研修所で安岡定子さん(安岡正篤先生のお孫さん)の講座が始まる

2ヶ月に1度、1年間

テキストは、「先哲が説く指導者の条件 『水雲問答』『熊沢蕃山語録』に学ぶ」(安岡正篤)

zoomで意見交換する

投稿者:関根雅泰

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