ラーンウェル代表の関根です。
2023年1月7日(土)13時~15時45分、「不倒の経営」勉強会(戦略基礎コース)基本編@Zoomに参加しました。きっかけは、年末に参加したランチェスター経営企画「竹花先生の講義」です。
差しさわり無いと思われる範囲で、自身の学びを記録しておきます。
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●強者の戦略
・強者には二通りある。田岡先生が言う強者は、トヨタ等。大きな市場に、資金と人を投入。
・小さな市場での強者の戦略。ライバルの少ない所に独り勝ちするのを狙う。
・様々な差別化をすることによって、独自化していく。
・「これしかないよね」とお客様に評価されるオンリーワンに。
・ニッチ戦略。大きな強者から逃げ回った結果。大手が狙わないような小さな市場。
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●ランチェスター第三の法則
Q. ランチェスター第三の戦略(相手には見えないようにし、数的優位に立つ)を、どのように実践?
・広告宣伝をしない。
・隠密戦。自然では、天敵から見つからないことが重要。
・秘密に動く。小さい会社ほど、自分が成功したことをしゃべってしまう。
・市場を無理に広げようとしない。
・大手が同じことをやろうとしたら儲からない。下の会社が安くやろうとすると、レベルが高くて届かない。そんな小さな市場。
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●不倒の経営
・竹田先生の教材は量が多い。途中であきらめてしまう人もいるのでは。
・ざっくり全体像を知って、実践してはどうか。
・目的は顧客の創造で、目標が1位作りという誤解。
・利益を目的としたら、儲かるなら何でもやることになる。
・竹田先生は、1位作りを目的、目標にしている。
・目的は、複数あって良い。
・顧客の創造=経営の本質。目的ではなく。
・お客を作り、維持し、多くする。
・目的は、会社によって違う。本質は、変わらない。
・顧客の創造は、単なる目的。1位作りは「戦略的な目的」 1位を目指すのは戦略。
・1位作りとは「1位のお客づくり」
・ドラッカーを超えた大切なオリジナル理論が、1位づくり。
・1位=強者 弱者が強者を目指す
・強者の立場で戦うことが、ランチェスター戦略の本質。
・強者であるアメリカ軍は、効果的に勝つために、ランチェスターを活用した。
Q. 自社が、1位になれたかどうかを、どう知るのか?
・一人当たり粗利1.5倍になれば、1位レベル。1万社の中の100位。トップ1%に入れる。
・黒字企業は、国内全体で、約20%。
・ランチェスター経営で参照しているTKCデータは、黒字企業のもの。
・この上位20%の企業と比較し、自社が、一人当たり粗利1.5倍になっていれば、1位レベル。
○弊社の場合、「経営コンサル業」で比較すれば、一人当たり粗利が、1.6倍。1位レベルと言っていいかも!
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●戦略とは
・勝ち方のルール。社長は、頭に汗をかく、知識労働者。
・情報なくして、戦略なし。
・「社長の術」は、願望を持つこと。商品・地域・客層の三大目標を組み合わせ独自の小さな市場を策定すること。1位になるために長時間労働すること。
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●真・弱者の戦略
・「個性」を活かす。
・差別化は追いつかれる。独自化は追いつく意味がなくなる。
・弱者はゲリラ戦(ランチェスター第三法則)弱者は機動力。速く動く。
・強者の弱点は、コストの肥大化と機動力の劣化(低コストは、弱者の貴重な武器)
・石田梅岩、二宮尊徳の言う倹約=低コスト
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Q. 個性化だからこそ、承継が難しい。どう考えれば?
・個性化という強みは、弱みにもなる。
・会社の外郭を整える。個性は引き継がず、方法論のみ。
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次回は、1月14日(土)12時~13時に、「経営戦略書」について、伊佐さんとミーティングをする予定です。
その後、2月4日(土)13時~15時まで、第2回目に参加します。
竹花先生、伊佐さん、そして一緒に参加された社長の皆さん、ありがとうございました!
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23年1月10日(火)11時~12時、竹花先生と別件でミーティングした際に教えて頂いたこと。非常に重要な内容なので、こちらにも転載しておきます。
●粗利1.5倍が、1位レベル
・TKCデータの平均値は、黒字企業30%の内、10位ぐらいのもの。
・10位の1.5倍の粗利があれば、1位レベル。(経常利益で言えば、5~6倍)
・利益が上位に集まるのは、やはり1位集中の原則のため。
●第三、第四、第五法則
・「集中の原則 Principle」は変わらない。
・武器が変わることで「法則 Law」は変わる。
・ネットとAIという新しい武器により、ビジネスでの法則も変わる。
・小さな企業が、ネットによって勝ち残っているという事実を説明する法則が、おそらく、第三、第四法則。
参考:ランチェスター第三の法則
●廃業支援
・事業の終わり方:倒産(借金あり)廃業(借金なし)M&A、承継
・事業承継された「2代目の悲劇」が、八起会にはあふれている。
https://yaokikai.com/reikai2022.html
・親が勝ち逃げ、子に負け戦を押し付ける。
・残すべきは、社会に貢献できている企業(例:2~3割の黒字企業)
・承継支援だけでなく、廃業支援(ソフトランディング)も必要。
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竹花先生、ありがとうございます!
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