ラーンウェルの関根です。
2023年2月11日(土)建国記念日 15時~16時30分、ランチェスター経営 竹田陽一先生の「ランチェスター戦略の活かし方」セミナーに参加しました。
私の理解の範囲で、印象に残った点を記録に残しておきます。
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●竹田先生セミナー テキスト『早解り:ランチェスター戦略』を使用
・経営システムを作らないといけない。
・資金の力で、粗利益を作る。
・人の力を使う場合、経営効率が悪い。
・一人当たり純利益(法人税を払った後、最終的に会社に残るお金)が、15万円ぐらいの企業が多い。
・ランチェスター経営で使っている利益表は、毎年7月に更新。
・自分を出発点に考えると、お金からスタートする。
・お客を出発点に考える癖が必要。
・田中一村 日本画家
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E4%B8%80%E6%9D%91
・被写体側から自分を見ている絵がある。葉っぱの裏側を描いている。
・お客の表面ではなく、裏側(本心)を観る訓練が必要。そうでないと良い経営はできない。
・経営について考えるときは「どこから」考えるか。
・立つ位置をきちんと決めておく。
・業種によって、一人当たりの粗利益が変わってくる。
・工事業で、1000万円以上。ビルサービスだと、260万円。1/4になってしまう。
・どの業種を選ぶかは重要。
・知識のレベルが上がらないとできない業種もある。例)税理士
・飲食業は、開業しやすい。値引き競争になりやすい。
・コロナの関係で、講演業は、上がったり。
・世の中に必要だけど、お金持ちや高学歴者が、やりたがらない商売は上手くいく。
・例)葬儀社は、ずっと儲かっていた。
・新しいお客の作り方。自分で売ってないと、人に教えられない。
・営業対策、顧客維持の対策が、経営の中心。
・8大要因を作るのに、時間がかかった。
・ウェイト付けが必要。
・儲けは何で決まるのか。
・構造的に利益が出る方法は。
・どうしたら根本的に儲かるのか?
・市場占有率と利益率の関係を、田岡先生は調べていなかった。
・占有率1位になると、儲かる。どうして儲かるのか。
・途中で飽きる人も多い。
・飽きないようにするために、ランチェスター先生の墓参りに行った。
・墓参りに行くと、2~3年は、意欲高くできるようになる。
・市場占有率が高くなると、一人当たり年間経常利益が、U字カーブで上がっていくことに気づいた。
・早く業績が良くなる。1位を作ったほうが。
・理念、目的、目標。理念、社是、社訓。の区別もつかない。
・文章を書いていたら、自分の才能のなさに気づく。
・経営の目的と目標を一緒にする。そうすると簡単。
・商品、地域、客層で、1位を作る。
・やり方の問題が、戦略。
・ここにランチェスター法則を使うと良い。
・殷の時代から、大規模戦争があった。
・「ローマ帝国が何故滅んだか」に関する著作が多い。
・競争条件が有利、不利な軍隊の戦い方を示したのが、ランチェスター法則。
・日本で経営の説明をしているものは、ほとんどアメリカのもの。
・日本で考えられた唯一の経営戦略が、ランチェスター戦略。
・ブルーオーシャン、レッドオーシャンは、強者、弱者の戦略を英語で言い換えたもの。
・アメリカ人が、誰もランチェスター法則を扱わなかったので、助かった。
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●質疑応答
○関根
・アメリカでは、ORは徹底して使っている。
・なぜ、ランチェスター法則を経営に活かさなかったのかは、分からない。
・(研修においては)努力しなさいではなく、数値化すべし。
○T先生
・50周年 正確にいつだったのか。
○Hさん
・行政書士。
・家庭の事情を知られたくないから、遠いエリアの行政書士に、相続の相談をしたいかも。そのため、少し範囲を広げてもよいのでは。
・事例をぼかしてCDにして貸す。そして近くに行った時に取りに行く。
○Hさん
・コインランドリー業。
・値段据え置きでやっている小企業がある中、どうするか。エネルギー高でNo.1を取るには?
・対策は無い。立地が大事。
・努力によって単価が上がる仕事でないなら、価格競争になる。打つ手はない。
・自動販売の場合、差別化が難しい。唯一できるのが清掃。
・誰でもできる商売なら、最終的に価格競争になる。
○Tさん
・住宅建設会社は、大きくなると潰れる。
・栄枯盛衰の歴史を学んでも良いのでは。
・年商で勝負する会社はダメ。
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竹田先生、伊佐さん、ご参加された皆さん、ありがとうございました。
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