○Kazuma企画の「読書会議」の課題本(ひげさんチョイス)(ビジネス書1冊)
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『リデザイン・ワーク 新しい働き方』 L.グラットン(2022)
・仕事のあり方を設計しなおす絶好のチャンス
・パンデミックがもたらした結果の一つは、働く方法、時間、場所の選択肢が大きく広がったこと。
・自社で成果に寄与している要素が何か。
・生産性の4つの要素:
1)活力 2)集中 3)連携 4)協力
・懸念
1)若い社員が職場に馴染む機会が奪われる
2)偶然の出会いの機会が失われる
・暗黙知は、基本的に、人間関係の中に存在する。
・距離の近さの力を生かす
・オフィスは、偶然の出会いが起きる場でもある。
・私達の脳は、データや数値よりも、ストーリーのほうが理解しやすい。
・「ものごとが起きている場に身を置く」ことで学ぶ。「見て学ぶ」段階。
・カウフマン起業活動指数
https://indicators.kauffman.org/
・以前の職場で成功を収めていたのは、その職場で形作った人的ネットワークによる部分が大きかった。
・場所:集合型(オフィス)と分散型(自宅)
・時間:同時型(会議)と非同時型(個人集中)
・生産性への影響
・オフィス=協力の場 自宅=活力の源 非同時型の時間=集中 同時型の時間=連携
○活力には「弛緩」も入りそう。他が「緊張」も強いられるだろうから、どこかで緩みが必要になる。
・富士通 1種類のオフィスでは不十分
・在宅勤務の有効な方法
1)日々の習慣を確立する 2)休憩することに罪悪感を抱かない 3)同僚とつながる 4)テクノロジーを有効活用し、距離をなるべく感じないようにする
・視界に入らない人は、忘れられやすい
・在宅勤務の拡大は、地域コミュニティを活性化させるチャンスも生み出す。
・知識労働者にとって、集中して業務に取り組む時間は非常に重要。
・「こんな未来がやってくるのではないか」と思いを巡らせるのは、人間だけだ。
・脳に休息をとらせるために、1日平均8時間の睡眠が必要。
・集中力を要する職では、脳に十分な休息を与えることがいっそう重要になる。
・人間の脳は、マルチタスクが得意でない。
・知識労働では、あいまいで無秩序な形で連携が行われる。
・無秩序な状況では、人々を一か所に集めることのメリットが極めて大きい。
・たいていの職は、30ほどの業務で構成されている。
・基礎的な人間的スキル Soft skills
1)共感する 2)文脈を読む 3)コラボレーション(協働)する 4)創造的な思考をする
・声紋の感情分析により、対人関係をうまく行えている人を見分けることができる。
・企業が、人材開発の対象を、社外にも広げれば、世界に貢献することができる。
・地域コミュニティの人たちのスキル養成に乗り出す。
・未来の働き手を育てる。
○iofficeでの「月1回の本屋イベント」は、地域の人にオフィスでやっていることを示す一つの場になってるかも。
・よいマネジャーとは、人々と仕事を結びつける役割を果たせる人だ。
・Leader of Work、Leader of Peopleと、マネジャー職を、2つの同格の役職に分けた。
・大人の学びとは、単にレパートリーを増やすことだけではない。アンラーニング(学習棄却)が必要になる。
・ストーリーは語り手と聞き手の間に、絆を作り出す。
・シンプルな問で、メンバーとの会話を始める。「最近、調子はどう?」
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