○2つの読書会議で、参加者からお薦め頂いた本(ビジネス書2冊)
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『先生、どうか皆の前でほめないでください いい子症候群の若者たち』金間大介(2022)
○研修担当のSさんから「ぜひ読んでほしい!」とプレゼント頂いた本。6月8日の読書会議で活用。
・詰め詰め配置が、彼らのベストポジション。
・年々、男子は男子、女子は女子で固まる傾向が強まっている。
・「あてられる」が嫌いな講義の第1位
・匿名化で、白熱教室を実現
・ほめ=圧
・究極の横並び主義。完全一律な平等分配(目立つことが恐怖)
・若者は、とても競争が嫌い。
・究極のしてもらい上手(何もしないことで、相手にそれをさせてしまう)
・参考とすべき例題の提示を強く望む
・大人側が自らの「してあげたい欲求」を封印すること。これに尽きる。
・(仲間内の)場を乱さないために演技する。
・安定したメンタルで働けることを望む
・(就職により)ヨコの世界からタテの世界へ
・目立ちたくないのは、自分に自信がないから
・起業への障壁「能力不足・理解不足・経験不足」
・マニュアル的知識やスキルを身に着けていくことが、仕事ができるようになることだと考える。
・指示待ちといい子症候群はほぼ同義。
・「価値づくり」は回避すべき行為番付の筆頭
・若者にリスクを取らせ、自分は支援者としてぬるま湯に浸る
○起業支援にもあるよな~。そういうの。
・若者は「現役選手」しか尊敬しない。
・彼らは大人が、今日何をして、明日何をなすのかに興味がある。
○現在進行形の姿を見せる!
・関係志向と報酬志向以外の学習の動機を若者には見つけてほしい。
・いつの間にか行動が変わる2つの方法
1)質問力を鍛える:自分ならどんな質問をするか考える。
2)メモの取り方を変える:自分の頭に浮かんだことをプラスしてメモする。?をつけるだけでいい。
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『ロングゲーム』D.クラーク(2022)
○Kazuma企画の毎月第三金曜日の読書会議で、参加者のゆうきから紹介された本。6月16日の読書会議で使用。
・大嫌いなものの一つは「情報の囲い込み」
・成功へのプロセスを「すべて明かす」
・「忙しさ」で自分をアピールする。忙しいと、深く考えずにすむ。
○まさに、そうなると「バタ貧社長」になるよな~。
・「No」と言うために「自分にそれをしてほしい理由について、相手に質問する」
・たいていの人は、努力する気がない(質問に答えようとしない)
・人にものを頼む前に、きちんと下調べができないなら、こちらも依頼に答える必要はない
・「No」と答えるかを考えるためのチェックリスト
1)トータルでかかる時間はどれくらいか?(事前準備と事後)
2)機会費用はどのくらいか?(その時間で代わりにできることは)
3)身体的コスト、心理的コストは、どんなものがあるか?
4)これをしなかったら、1年後に後悔するだろうか?
・「探すモード」と「集中モード」のそれぞれに、ある一定の期間を割り当てる。
・「悪いマルチタスク」と「良いマルチタスク」がある。
・ロングゲームをプレイするには、その過程で出会った素晴らしい人達とのつながりを維持する必要がある。
○これ、ほんとその通り。独立直後(2005年)から出してるメルマガもその一助になっている。
・「実験」であれば、どんな結果も「失敗」ではない。
・犠牲の中には、自分の尊厳やプライドが傷つくことも含まれる。
・来た道をふり返り、自分が達成したことを祝福しなければならない。
・自分だけの成功の定義。
○こういう本に、20代で出会えたゆうきは幸せだと思う。
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