ラーンウェル代表の関根です。
2023年7月21日(金)18時~20時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(5)」に参加しました。
差しさわりのない範囲で、どんな内容だったか共有します。
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●課題本(Kwさん推薦)
『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』 帚木蓬生(2017)
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18時~
○ゆうき
・この本は、色々な視点から読める本。
・自分に置き換えた時、自分がやりたいことと、本業の仕事。もどかしい、耐えることがNCなのかも。
・Web作成が、単純作業のようになっている。質を求めていいのか、量をもとめていいのか。
○Knさん
・Mktg的なことを、自分は勝手にやって、提案している。
○ひげさん
・ネクストステップ。いけてるベンダーはそれがある。
・次まで踏み込んだ提案ができるか。
・顧客が最終的に望んでいるものが何か。
・会社として、ここまででいいという所で止まらずに。
・クライアントとしては、更なる提案を求めている。
○ゆうき
・次回の読書会までの課題として、やってみたい。
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○Kwさん(課題本を推薦した理由)
・この本は、何年か前に買っていた。
・新人が、退職代行で辞める。
・「駄目そう」「じゃー、辞めよう」となっている。
・試行錯誤してやってみようというプロセスが無い。
・その時、浮かんだのが、NC。
○ゆうき
・石の上にも三年とは言われる。
・半年でやめた同期は、退職代行を使った。
・他に移ったほうがいいよねというメンバーもいる。
○Kwさん
・今の状況に耐えることが良いのか。
・先に良いものが見える。それを感じさせられないのは、こちら側の責任であったり。
・とどめることがよいのか、分からない。
○ひげさん
・耐える力が下がっている実感はある。
・希望しない配属先で「頑張ります」というより「我慢します」という感じ。
・思い通りのキャリアを描ける人は少ない。
・今を耐える力を、組織も、社員も持たないといけない。
○Knさん
・答えが無いのが、まさにNC
・「ファスト教養」と「NC」はリンクしている。
・本を読んで、自分のビジネスに応用して、結果を出さないといけないという思い込みがあった。
・目の前の問題を簡素化していた。
・すぐ何か活かすわけではないが、人生長い目で見て。
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○Kwさん
・初学者の立場で、質問する。できそうでできない。
・同じことをやり続けていると、より分からなくなる。
・「分かった!」と、そのことを勉強していると、更に分からないことが出てくる。
・「分かった」「分からない」のサイクル。
・寄り添えるようになりたいという新人が、しばらくすると、寄り添うということが分からなくなりましたと言ってくる。先輩から見ると、成長したと感じる。
○Kazuma
・今も分からないことだらけ。
・何を質問したらいいのか分からない。自分が分かってないことにも気づいてない。知識と経験がリンクしない。
・分かったつもりになって、分からない。
・いったん諦める。半年後に、たまたま読んだ本や経験が繋がって。それがアハ体験になった。
○Kwさん
・分かったつもりにならないといけない仕事もある。
○林さん
・星新一さんのショートショート。自分は成長できないという男性のループのお話。
・先輩は「分かった」つもりで話してくれると、新人は受け取りやすいのでは。
・新人の段階に応じて。
○Kさん
・言い切ったほうが安心するときもある。
○ゆうき
・起業する、事業を起こす。
・分からないという感情がありつつ、サービスとして出す。
・モノじゃないサービスを提供する際の留意点は。
19時07分 休憩 19時12分
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○ひげさん
・スタートアップに対する出資をしていた。
・経営者の人と会った。その人の持つ価値観は伝わってくる。
・サポートしてあげたい。大企業の持つ強みは、お客様のネットワーク。
・思いがないけど、とりあえず接点をもてませんかと来る人もいる。それは透けて見える。
・思いだけでは仕事はできない。思いを、いかにアクションプランに落とし込んでいくか。
・ビジョンを、アクションプランに落としていき、それに共感してもらうか。
○ゆうき
・企業でも個人でも、想いとアクションプランに共感してもらう。
○ひげさん
・アクションプランは、非現実的で良い。
○関根
・初期段階は、自信がない(実績がない)状態で、サービスを提供することになる。
・お客様に教わりながら、一緒にサービスを作っていくという気持ちでOK。
・リーンスタートアップ的な感じでよいのでは。
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○ひげさん
・大企業だからこそ、できることもあるが、皆があけてはいけない、パンドラの箱もある。
・「女性活躍」という言葉をなくしたい。
○Kwさん
・子育てへの配慮。子育てしている人を排除していることもある。
・配慮なのか、排除なのか。
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19時40分~
○ひげさん まとめPPT
・この本に出会えて感謝。
・キャリアの面談をしても、出口はない。
・親の思うとおりに、子供はその通りにいかない。
・能動的な忍耐が大事。
・ネガティブなことに、ポジティブに向き合う。
・同じ境遇にいる人が語り合うことが一つの出口では。
・シェイクスピアと紫式部を読んでこなかったことを後悔。
・「正解は何ですか」「何をやったらいいんですか」と聞く若者が多い。
・教養やリベラルアーツを学ぶことが重要。
・レジリエンスとNCとは、類似なのか、対極なのか。
・跳ね返す力と、もんもんと耐える力。
・NCをメインに扱う研修はなさそう。
・自分の力ではどうしようもない
・嵐が過ぎていくのを待つ。
・無理くり跳ね返す力も大事だが、耐える力も大事。
○Kwさん
・この本を、皆で読んでもらえたことが嬉しい。
・ネガティブなことに、ポジティブに向き合う。
・ネガティブさを抱いてなかった。
○ひげさん
・同じ境遇にいる人が語り合うことは大事。
・他者から、共感してもらえるだけで嬉しい。
・能動的に耐える。そうすると、事態はいつの間にか好転していた。
・仕事や人生に通じる。
・NCを知ったことが、自分にとってプラスになった。
○林さん
・シェイクスピア「十二夜」が、NCに近いと思う。
・意味はない。感じる。
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●感想
○ひげさん
・すごい良かった。
・ノウハウ本ではない。概念を知り、自分なりにどうするか、問われる本。
・どう行動に移すかを、自分に問われた。
○林さん
・時間が解決してくれる。
・日薬と目薬。
ネガティブ・ケイパビリティ | ラーンフォレスト合同会社 (learn-forest.com)
○カズマ
・この本、気になってた。
・好きなポッドキャストの第1回目で紹介されていた。
○ゆうき
・NCだけど、そんなにネガティブでなく、ポジティブに耐える。
・自分が、キャリアに対して悶々としている。苦しんでいる状況。それが、NCなんだと、気持ちが楽になった。
・良い2時間だった。
○Kwさん
・今回も企画して下さりありがとうございました。
・皆さんの解釈、自分に置き換える力が凄い。
・自分で言葉にする場があることが大事。
・すぐ辞めてしまっているという現実。自分達にできることは何か、
・モヤモヤする場を、一緒に作って、自分達もモヤモヤしていることを、ありのままに示すことが、新人の支援につながるのでは。
・方向性は間違ってないと思えた。
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●今後
第6回からの参加も可能です。
毎月第3金曜日_読書会議コミュニティー参加フォーム
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・8月18日(金)18時~20時
第6回課題本:ひげさん推薦本「ソクラテスの弁明」
・9月15日(金)18時~20時
第7回課題本:Knさん@ときがわ町推薦本「 」
・10月20日(金)18時~20時
第7回課題本:
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参加された皆さん、企画して下さったKazuma、ありがとうございます!次回も楽しみにしています。
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