*2023年9月8日(金)15時07分時点で、満員御礼になりました。お申込み下さった皆さん、ありがとうございます。これから実践会、進めていきましょう!
ラーンウェル代表の関根です。
2023年9月から、新しい試みとして、パートナー講師の汐中義樹さんと共に、
「研修の転移と評価 実践会*」を始めます。
「研修の転移と評価を、実践してみよう!」というコミュニティーです。
まずは、最初の一歩として、「研修内容の現場実践度(転移度)」の測定を、
一緒にやっていくメンバーを募集します。
9月下旬の第1回会合で、概要と進め方を確認した後、
10月~11月の間で、実際にアンケート調査を実施し、
12月上旬の第2回会合で、その結果をお互い共有しあいます。
(会合は、Zoomによるオンラインです)
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●オンライン会合日時
第1回会合
23年9月28日(木)13時30分~15時
第2回会合
23年12月5日(火)13時30分~15時
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●測定に関して
アンケート項目は、「SCM:サクセス・ケース・メソッド」簡易版を使います。
聞く質問は、大きく2つだけです。
1.研修で学んだことを、現場で活用したのか、しなかったのか?(円グラフで、%を示す)
2.どんな結果が出たのか?(フリーコメントを得る)
お互い共通の質問項目を使用し、どんな結果が出るのかを共有します。
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・23年上期(4月~9月)に行った研修の実践度(転移度)を、
・23年下期(10月~11月)に測定し
・24年度の研修企画に反映させる イメージです。
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転移の度合い(現場実践度)を測る研修は、何でもOKですが、
下記3種類に分類できるものだとありがたいです。
①テクニカルスキル系の研修
②ヒューマンスキル系の研修
③コンセプチュアルスキル系の研修
これらの研修の転移度合いを測っていくと、おそらく、転移の度合いは、
①>②>③ になりそうな気がします。実際どうなのでしょうか?
また、どのくらい転移していれば、OKなのでしょうか?
例えば、②ヒューマンスキル系の研修である弊社の「OJTトレーナー研修」は、
3か月後に、約8割の参加者が、現場で活用してくれているので、80%程の転移度合いです。
これが高いのか、低いのか、普通なのか、
他の研修と比較することで、基準値が見えてくるかもしれません。
①テクニカルスキル系の研修なら、~%の転移度が望ましい
②ヒューマンスキル系の研修なら、~%の転移度が望ましい
③コンセプチュアルスキル系の研修なら、~%の転移度が望ましい
そういった目安となる数値が出てきたら、自社研修の設計、運営の目標値を、設定しやすくなるでしょう。
「今回の研修では、○か月後に、~%の転移度を目指す」
「それが達成できたなら、今回の研修は成功。
達成できなかったら、改善策を考える。ただ、転移度が低すぎるなら、研修実施を取りやめる」
みたいな研修評価もできるのではと考えています。
「研修の良し悪しを、受講直後の満足度で測るのではなく、現場での実践(転移)度で測る」というメッセージを、書籍『研修評価の教科書』(中原他2022)や「研修評価のセミナー」でお伝えしているので、その測定事例を集められたらと考えています。
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●募集メンバー
定員:12名 (23年9月5日現在、11名のお申込み)
・組織内の人事教育担当の方々
・私のような外部研修ベンダー、コンサルタントの方々
・研修や評価に興味のある研究者の方々
と共に進んでいけたらと願っています。
そのための最初の小さな一歩として、まずは自分たちで「転移度のアンケート調査」を行ってみる。
この取り組みを、この「研修の転移と評価 実践会」の最初の実践!としたいと考えています。
共に、実践していただける方、下記条件をご一読の上、フォームからお申し込みください。
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●参加条件
・口だけでなく、頭と手足を動かして、自ら実践する
(自分で動こうとせず、他人が苦労して集めた情報のみ得ようとする方は、お断り)
・収集されたデータを、差しさわりのない範囲で、共有する
(組織規程や個人情報保護を踏まえた上で、研修の種類、研修対象者数、アンケート回答者数、回答結果等、実践会で必要な最低限の情報を共有する)
・実践会メンバーの迷惑になるような行動は慎む
(相手が不快に感じるような言動に注意し、過度な営業活動やネットワーキング行動等を行わない)
・主催者の判断により、お申込み時に参加をお断りする場合や、途中退会して頂くケースもあり得る
・第1回、第2回の会合の両方に参加できる方を優先
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●お申込み (フォームから)締め切りは、23年9月8日(金)12時まで
https://ws.formzu.net/dist/S62512998/
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共に、「研修の転移と評価」を実践する仲間との出会いを、楽しみにしています!
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*英語で言うと、Community of Practice for Training Transfer and Evaluation で、略して言うなら、「CoP for TTE」です。いわゆる実践共同体(レイブ&ウェンガー1993、 ウェンガー,マクダーモット,&スナイダー2002)です。
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