ロドリゲス晴海さんによる「英語での情報発信のポイント(1)」を開催しました。

大人の学習

ラーンウェル代表の関根です。

23年8月8日(火)12時30分~14時、ロドリゲス晴海さん講師による「英語での情報発信セッション(1)」を開催しました。

次女(高3)が、卒業後の留学を考えているので、その参考になればということで、晴海さんに講師をお願いしました。

参加者は、S.H.さん、小原泰子さん、関根彩乃さん、関根の4名です。

差しさわりないと思われる範囲で、内容を記録しておきます。

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1.自己紹介

○小原さん
・埼玉県比企郡ときがわ町から参加
・絵本の販売で起業

○S.H.さん
・名古屋外国語大学 3年生
・22年8月~23年5月 サンフランシスコに留学
・晴海さん宅にホームステイ中。

○晴海さん
・高校生へのプレゼンクリニックを実施。
・英語づけにすることで、英語が話せるようになるわけではない
・日本語のまま、訳しても、相手には通じない。

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2.彩乃さんによる自己PRプレゼン

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3.S.H.さんによるアメリカ体験記

・Uber-driverに連れてってもらった。車がないと、動けない。
・キャッシュレス。Apple payで支払い。
・日常会話がぱっと出てくる訓練は日本の学校教育ではしてこなかった。
・ミスをしたら減点される英語教育。ミスを怖がる。
・相手に伝えるために、綺麗な英語で話す必要はない。
・完璧さよりも、伝わればOK。肩の荷がおりた。
・語学力より、国際的な感覚。文化や言語面でのギャップを感じることができた。
・留学が、世界を広げてくれた。

○晴海さん
・鈴木さんは、学部長賞をとって、奨学金で留学。
・日本人は、英語を「勉強」しすぎている。
・簡単に考えて、シンプルに表現する。

○彩乃さん
・カルチャーショックがあるんだなと思った。
・文法を調べて、よし言おう!となってしまいそう。
・伝えることが大事なら、言ってみようと。

○晴海さん
・勉強しすぎにはならないよう。
・何でも試してみる。

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4.晴美さんによるセッション

・CESにいくと、未来が見える。
 https://www.ces.tech/
・ドイツは、展示会:メッセの国。

●Effective Communication 伝えるから伝わるに

・当たり前が、ところ変われば、全く変わる


・Out of the box
・カタカナになっている英語は、通じないことが多い。
 例)パワポは、slide  フライドポテトは、French flies
・機械翻訳に、頼りすぎない。

・発想の転換 伝えるから、伝わるに
・日本人は、学者 Scholar
 アメリカ人は、役者 Performer
・日本人向けのプレゼンでは、事実、数字、四文字熟語。
 アメリカ人向けのプレゼンでは、感情に訴える。
・State of art 最新設備
 24-7 休みなく
・「ご清聴ありがとうございました」ではなく、余韻を残す終わり方 

・日本人は、機能Functionを、
 アメリカ人は、効能Effectを伝える。
・自分の言葉で、伝える訓練。「自分にとってどんな存在か、なぜ大切なのか、どこが好きなのか」
・自分が何を学んだのか、意見を述べる。

・暗記をしない。読み上げられた言葉は、説得力にかける。
・「~だそうです」「~など etc」は不要
・相手の状況「ツボ」を見極め、相手の聞きたいこと=伝わる表現に変換する

・日本人は、技術や製品の素晴らしさを、伝えるのが下手。
・まず、相手のことを考える。聞き手を主役にする。
・伝えたいことを、聞き手の聞きたい表現に、変換する。

13時45分 

○彩乃さん
・相手が聞きたいことしか聞かないとは、確かにそうだな~と。
・どうでもいいことは聞き流す。相手を主役にして、聞きたいことを考えて、それに合わせて伝えるのは大事。

○小原さん
・目にとまって、足がとまって、話を聞こうとする。
・それを晴海さんから教えてもらって、ガーンと思った。

○晴海さん
・オープニングでキャッチし、余韻を残す投げかけ。

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●彩乃さんの自己PRをレビュー。

・8月19日(土)10時30分~12時に、英語で再度プレゼン。

・「高校3年生」という言い方は、日本の常識。
・12年生 12th grade アメリカなら
・下調べが必要 その国の教育システム

・空間や雰囲気という抽象的な表現ではなく、具体的に。
・日本語をかみ砕いて、消化していく。

・「お金が生まれる」 Generate income 

・イベントに参加という場合、join というより、attendのほうが良い。
・日本人は、受動態が好きだが、なるべく使わない。
・Strangeよりも、Uniqueという言い方のほうが良い。

・英語の添削というより、表現の違い。
・日本語をもっと消化して、シンプルに。
・簡単な日本語でキーワードを書き出してみる。
・訳すのではなく、英語で書き直してみる。

○彩乃さん
・「お金が生まれる」 確かに言われてみれば、生まれてないな~と思った。

○S.H.さん
・相手に合わせて、言い方を変える。
・内容は一緒でも、伝え方を変えている。
・7-11の話もキャッチー。

○小原さん
・日本語部分を見直す。
・絵本紹介をSNSでしているが、自分の当たり前ではなく、自分が使う日本語も見直していったほうがよい。

~14時12分

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次回は、日本時間 8月19日(土)10時30分~12時です。

彩乃さんと、H.さんが、英語でプレゼンテーションをします。相手は、晴海さんの息子さん、Hiroさんです。

「聞き手の立場に立ったプレゼン」となるでしょうか。楽しみです!

投稿者:関根雅泰

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