2024年8月27日(火)9時20分~12時30分、立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース 2024年夏期集中講義「人材開発・組織開発論1」で「研修転移と評価」に登壇しました。2021年からの登壇なので、今年で4年目です。
今年度は、パートナー講師の増田昌幸さん(比企大23秋)にご支援頂きました。
参加者には、事前課題「講義で特に学びたいこと」を提出してもらい、それらの期待に応えられるよう内容を設計し、運営しました。今年は「レベル4成果」「研修効果の分離(Isolation)」について学びたいと考えている方々が多かったです。
===
●当日の講義内容
最初に、ビジネス(事業)とは何か? ビジネス(事業)と、HRMのつながりは? 研修はどこに位置づけられるのか? 等について、説明しました。
上記の図は、三枝匡先生の「創って、作って、売る」稲森和夫先生の「売上最大、経費最小」そして、AOM(経営学会)2015で出会ったRaharso教授の「Back in Business」を組み合わせて、作ったものです。
●参考:AOM2015 Raharso教授の講演
上記のような「事業とHRMのつながり」を別の観点から描いたのが、「BSC:バランスト・スコアカード」であり、それと「4レベル評価モデル」をつなげて考えたのが、J. Kirkpatrickでした。
●参考:BSC関連本
講義の中で参加者には、「研修とつながりそうなレベル4成果には、何があるか?」「成果にむけて、とってほしい行動(レベル3)は何か?」「とってほしい行動を阻害する要因には、何が?」といったことについて考えて頂きました。
皆さん、熱心に意見交換して下さり、私達にとっても学びの多い時間になりました。貴重な機会をつくって下さった中原先生、藤澤先生を始めとする皆さん、ありがとうございました!
===
コメントフォーム