Kazuma企画「読書会議(18)」に参加しました。

読書会議

Kazuma企画「読書会議(18)」に参加しました。

ラーンウェル代表の関根です。

24年9月20日(金)18時~20時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(18)」に参加しました。

差しさわりのない範囲で、どんな内容だったか共有します。

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●課題本:中島さんのお薦め本「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」

https://www.amazon.co.jp/%E5%90%8D%E4%BD%9C%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B6%E8%AA%AD%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%96%87%E7%AB%A0%E3%81%AE%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%96%B9-%E6%97%A5%E7%B5%8C%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E5%BA%B7%E4%B9%8B/dp/4532194490

●関根の抜き書き:

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●当日の意見交換

○中島さん
・この本には、古さがある。
・当時は、長文を書き写して。コツコツやってた。
・1日でアイデアが出る。慣れると。

○関根
・古さとは?

○中島さん
・スピードがゆったり
・ゆっくり語っても許される
・当時は情緒があり、丁寧に、丁寧に、長文を使って、伝えて良い。

・今はタイパ 急いで伝える。
・クライアントはそこを求める。

○関根
・慣れるとは?

○中島さん
・組み合わせるパーツが頭に。
・パターンが分かっている。
・脳内に材料が多い。

○金井さん
・Kanai AI 
・今は長文コピーを読まないのでは。
・ただ、「ひっくり返そう」は読んだ。

○中島さん
・常に刺激を与えて、自分にムチを与えて、アイデアを出す。

○金井さん
・p84「乾杯の前にだらだら話すな」
・日本酒のうまさを言葉では表現できない。

○中島さん
・あえて周辺の話をしながら、本質を語る。
・違う味わいを出す。

・今の時代、こういうのを作れるかどうか。
・SNSなら、こういう周辺周りのアプローチも出せるかも。

○カズマ
・p148 スタートアップの発想と似ている。

○中島さん
・受け入れられないと、鼻くそみたいなもの。
・人と同じことを考えられないとダメ。
・Artになっちゃう。

・そこからジャンプするのが、僕らの課題。

○金井さん
・どうやったら、コピーライターになれるのか?

○中島さん
・元々、Y社の社員。
・面白いことを言いたかった。

・コピーライターの巨匠に弟子入りしようとした。
・巨匠の知り合いのプロダクションを紹介してもらって入り込んだ。

○金井さん
・SEOとコピーライティングは、違う。
・この本を読んで、コピーライティングの面白さを知ってしまった。

○Kazuma
・SEO的なライティングでは、心を揺さぶらないのでは。
・良いものが届くためには、どうすればよいか。

○中島さん
・DRMとは違う。
・人の心を誘導。

・エモーショナルな部分。
・インターナルマーケティング。

・DRMは、セールスライティング。
・イメージ広告は、コピーライティング。

・人は、イメージに左右される。
・ブランディングの重要性。

・セールスライティングは、顧客に直接。

・デジタルが主流かも。
・コピーライターも、ディレクター的な仕事が多い。

・基本的に買い取り。クライアントのもの。

○Kazuma
・役割の明確化がないと、ブラックボックス化しそう。

○中島さん
・コピーライターと言いたい。
・ディレクターよりも。雑多なこともやらざるを得ない。

○Koji
・読み終えた。
・ブログも書いてた。SEOもやってた。

・コピーライターという仕事の人に、はじめて出会った。

○中島さん
・コピーライターを20年。
・不動産、マンション、ソーシャルデザイン、企業のMVV

○Kさん
・誰を向いて話すのかが難しい。
・顧客なのか、従業員向けなのか。
・新入社員だけでなく、サポートする人にも伝えたい。
・どっちを向いた方がよいのか。

○中島さん
・まずは、新入社員向けにメッセージを作る。
・2種類作るかも。
・メインがどっちか。

○Kさん
・言葉一つを選ぶのも大変。
・「優しく受け入れる」というのを見た時、先輩は反発するのでは。
・両方に向けたメッセージが難しい。

○Kさん
・どういう時に、本を読んで、テンションが上がるか?
・「こういう風に書けるんだ!」という時。

・色々ある中で、最終的に1つを納品するとき、迷うのでは。
・自分で「これだ!」と決められる時は?

○中島さん

・お客様との信頼関係次第。
・どこまでやるか。

・企業広告は、まずは、外の顧客のことを考える。

・現場の営業であれば、コピーライターに対して「良い所を見つけてくれよ」と期待している。
・例:狭い=家族との距離が近い

○Koji
・お盆明けにアメリカに行った。色々な人がいる。
・「ライフスタイル」という中島さんの言葉がより一層好きになった。

○髭さん
・明日からアメリカ、HRテクノロジーカンファレンスに行く。

・トンマナをどうしますか?と訊かれることがあった。
・文章をどういう気持ちで伝えるか。

・生成AIに置き換えられてしまうのではないか?

○中島さん
・コピーは、短ければ短いほどよい。
・ただ、全体とのバランスを考える。

・コピーライターも、生成AIを使うことはある。
・良いものかどうかの判断をするのは、人間では。

・AIを使ってみると、ずれてる感がある。

○髭さん
・クリエイティブは同じような問いかけをされているのでは。
・クリエイティブ業界は、生成AIをどう受け止めているのか?

○中島さん
・言葉を紡ぎ出すのは、人間として、譲ってはいけない部分だと思っている。
・それを、生成AIに委ね切る世代もでてくるかも。本当に大丈夫なのか。

○Kさん
・人間として、言葉を紡ぐことは外してはいけない。それはまさにそう。
・相手を考えて、言葉を紡ぐ。

・自分が不安定な時は、自分が何を考えているのか分からない時なのかも。

○中島さん
・言葉を考えることは、自由意志、創造活動。
・動物にはできない。

○Kさん
・AIに任せるということは、自分で言葉を考えることを省いているのでは。
・自分の中から何がでてくるのか。自分自身に耳をすます。

○中島さん
・大学生向けのコピーライティング向けのワークショップを開催。
・とにかく手を止めずに書くことを重視。

○Kazuma
・超優秀なコピーライターの定義は?

○中島さん
・プレゼンの仕方はあるかも。
・アウトプットに差はないかも。
・「そう来たか!」という技ありを出せる人。
・「ちきしょう!」と思う。

●感想

○関根
・人として、言葉を紡ぐ
・AIに任せる。
・人材育成の観点から見たら、どうしていくか。

○Kさん
・成果物を作る。
・何ができるかより、作るまでのプロセスが大事では。
・この言葉好きだな!とメモ書きしてきた。

○中島さん
・プロセスが大事。
・一人で考えるより、ワークショップで考えることが増えてきている。
・皆が納得しながら、ゴールを目指していく。それがいいなと。
・最後のあじつけで、コピーライターが整える。
・納得しながら創り上げる。

・AIで作っていくのとは違う。真逆なのでは。
・手間はかかるが。
・言葉を自分事として行える。

・今日は嬉しかった。至福の時。

○Koji
・生成AIが大好き。
・自分の想いをちゃんと質問しないと、生成AIは答えられない。
・ジャッジする立場として人間は重要。
・生成AIが作ってきたものの判断。

○髭さん
・プレゼンで話すことが多い。
・この1枚で何を伝えたいか。時間をかけて作ってきた。
・この本を読んで得たことが多かった。

・企業としての土台を脅かしているのでは。
・コミュニケーションのあり方を見直す必要があるのかも。

・言葉をどう使いながら、関係の質を高めていくか。

・会話の中のプロセス。結果だけ出てくるAIとは違い。
・メンバーとの関係の質を高めるコミュニケーションのあり方を考えようと。

○Yuki
・ある企業のコンセプトメイキングをしている。「コンセプトの教科書」を読みながら。
・インスタ、HPもバラバラ。従業員さんの意思疎通もバラバラ。
・今、バラバラだが、一つの方向性にまとまりかけていると言ってもらえたのが嬉しかった。
・言葉に力がある。

○中島さん
・Conceptの語源
・ラテン語では、妊娠、着想を意味する。

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●次回(10月18日)課題本:「暇と退屈の倫理学」

○Yukiのお薦め

・読書する意味も考えさせられた本

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皆さん、ありがとうございました!

投稿者:関根雅泰

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