○Kazuma企画「読書会議」の課題本+α(5冊)
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『名作コピーに学ぶ 読ませる文章の書き方』鈴木康之(2008)
○現役コピーライターNさんのお薦め本。
・書くこと以上に難しいのは、読んでもらうこと。
・「無からの創造」に対して、広告は「有の発見」
・よりよい表現は、陰に隠れている。簡単には満足しない。
・読んでもらう文章を書くことは、読む人の気持ちとのゲーム。
・いいコピーは、聞いてきたいい話の「お取り次ぎ」。
・コピーは、読者への土産話である。
・困ったときは基本に戻れ。迷ったときは原点回帰。
・言葉の強さと美しさを知っている人ほど、言葉には弱さも儚さもあることを知っている。
・文章は、モノか、コトか、ココロの説明文。
・Yカード
・情報と整理は、誰でも同じようにできる。しかし「表現」は人によって差が出てくる。
○章扉のマークも面白い!
○さすが「読ませる文章」で、一気に読んだ。
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『ザ・コピーライティング』J.ケープルズ(著)神田昌典(監訳)(2008)
・ケープルズが生きた時代と違うのは、メッセージを発信できる媒体が自由に、無料になったということ。
・言葉の力を知るからこそ、その力を何のために使うのかを自問してほしい。
・「広告とは教育である」
・Whereどこに、Whenいつ、What何を広告で言うか?
・問い合わせが1番多い広告が、たいてい売上も1番である。
・効果的な見出し3パターン(特になること、新情報、好奇心)
・見出しの35の型「ご紹介」「発表」「新」「日付」「~する方法」「理由」「~だから」・・・
・コピーライターは、通販広告に学べ。
・コピーを書くとは「活字でのセールスマンシップ(販売術)」だった。
・コピーは、現在形で、相手本位に書くべき。
・一晩寝かせて、改めて読み直すこと。
・成功した見出しはどっち?
○10問中、8問正解!嬉しい!
・広告をテストする方法
‐寝かせて、次の日に読んでみる
‐他の人に声を出して読んでもらい、それを自分で聞く
‐オピニオンテストをする(2案以上見せて、どれが1番好きか尋ねる)
‐スプリットランでテストする(A案、B案で広告を出してみる)
・見出しは、写真の「下」にレイアウトする。
・すべての広告活動で重要な4要素
1)コピー(広告で伝える内容)
2)媒体 3)位置 4)シーズン
・「広告は、要するに一種の教育だ」F.D.ルーズベルト
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『伝説のコピーライティング実践バイブル』R.コリア―(著)神田昌典(監訳)(2011)
・1930年代にコリア―氏がまとめた文章の本質は「呼びかけの作法」である。
・人の本質は、ほとんど変わらない。
・理性ではなく、感情に訴える。
・不安、虚栄心、好奇心、ワクワク、得、愛情、野心
・相手がよく知っているものを選んで、それを足掛かりにする。
・その商品を使っている人から説得してもらうのが一番確実。
・相手の先手を打って「今すぐ決める必要はない」と伝えよう。
・効果的なレター 6つの必須要素
1)書き出し 2)描写 3)理由付け 4)証明 5)不利益 6)結び
・「キズあり」レターは、必ず期待に応えてくれる。
・その言葉の背後にあるアイデアこそが重要
・人々の考えていることや関心のあることに結び付けられれば、どんなものでも売れる。
・一番売込みやすい相手は、前に通販で買ったことがある人。
・人が一番好意を感じる相手は、自分が頼みを聞いてあげたばかりの相手。
・「お願いがあるのですが」アピール
・「~分だけください」
・王道などない。常にテストせよ。
・今日学んだことを、明日は忘れなければならない。
・「どうやって(How)」が一番効果があるよう。
・相手に支払いを促すものは、不安か説得かの2つしかない。
・統計データで感情を強くゆさぶることはなかなか難しい。
・悲惨さを伝える唯一の方法は、それを一人の犠牲者の話に結び付ける。
・人は、感情を揺さぶられると寄付をし、欲深さを刺激されると投資をする。
・コピーの型は、昔からちっとも変わっていない。
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『最強のコピーライティングバイブル』横田伊佐男(著)神田昌典(監訳)(2016)
・「ターゲット×提供価値」を徹底的に考えよ。
・キャッチコピー 35の型
1)新情報訴求
2)価格訴求
3)情報、エピソード訴求
4)キーワード訴求
5)その他訴求
・セールスレターの6フレーム
1)書きだし
2)描写や説明
3)動機や理由づけ
4)保証や照明
5)決め手の一言や不利益
6)結び
控えめに書きだす。強めに踏み込む。
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『禁断のセールスコピーライティング』神田昌典(2014)
・セールスライティングにより人間性が向上していく理由は、自分を主語にするのではなく「相手を主語に」考え続けなければならないからだ。
・ビジネスの仕組みとは何か?
初めに何を売って、次に何を売るのか。
・サンプル入りDMの目的は、注文してもらうことではなく、まずサンプルを使わせること。
・ニュースレターにお客さまを登場させる。
・本当に必要とする客、今すぐ客以外には「1対1で会う」という時間をいっさい使わない。
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