Kazuma企画「読書会議(19)」に参加しました。

読書会議

Kazuma企画「読書会議(19)」に参加しました。

ラーンウェル代表の関根です。

24年11月15日(金)18時半~19時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(19)」に参加しました。

差しさわりのない範囲で、どんな内容だったか共有します。

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●課題本:Yukiのお薦め本「暇と退屈の倫理学」

●関根の抜き書き:

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●当日の意見交換(Kazumaが記録してくれたチャット)

18:22:27 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Koji:
元々、生物出身、環世界の話でダニの話。釣りやウサギの話。第4章5章はしんどかった。
何やってもだめということが書いてある。

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Yuki:
・第一形態は本当に暇
・第二形態は街コンみたいな感じ:何やっていたんだろう。つまらなかったなあという感じ
・第三形態は俺ってなんで生きているんだろうか?

18:28:02 開始 eruca小林和馬 から 全員:

関根さん:世界は経営でできているの本を読んだ流れで、この本に辿り着いた。

マルクスの考えは自由の王国の条件では、自由時間が増え暇になるのでは?という話があった
これをきっかけにマルクスの赤本を9冊購入して、勉強を始めた。現在は3冊まで読んだ。

団塊ジュニア世代はマルクスは触れてはいけない領域という感覚があった。

これからは自分で読者を見つけていくという、本が読者を見つけるというような、そんな本を書きたいと思っている。比企起業大学は100年続けたい。本も同じ。

18:30:55 開始 eruca小林和馬 から 全員:

マルクスって、どんな人?(和馬)
革命家のような顔立ち、共産党宣言

労働者をなんとかしたいと思っていた人
劣悪な環境での労働者を救いたい。その中で、資本家をどうにかせねばと考えていて、時の権力者も恐れていた存在

人新生の資本論でもマルクスが取り上げられた。

18:34:51 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Koji感想:関根さんはクリエイターであり、起業家だなあと思った、本が読者を見つけるということに共感

18:37:31 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Yuki感想:オードリーの若林さんが好きで読み始めた。哲学者が出てきて、難解な本だった。読書をする意味として、3つの結論に行き着く。暇や退屈をどう解消していくか?贅沢を取り戻すことが大事で、贅沢をするためには能力と教養が必要。

この読書会で本を読むきっかけとなった。自分の読書レベルが上がっている感覚も感じた

18:45:31 開始 eruca小林和馬 から 全員:

贅沢とは?(和馬)

Yuki:贅沢と退屈はどう違うのか?
自分にとっては無の時間。森林浴など。生産をしているわけではない時間を過ごせること。

Koji:20代の気持ちも分かる。30になって思った時に、そんなすごい人になれるとは思わなくなり、身の丈を知って、今やりたいことにフォーカスすること。それがいずれ自分の肥やしになる。山ビルに噛まれた人にしか、噛まれた気持ちは分からない。30になってから、気持ちが楽になった。

18:48:46 開始 eruca小林和馬 から 全員:

中島さん:退屈と暇にぶつかってきた。
満たされなかった時期があり、哲学に走った時期があった。30過ぎた時にコピーライターになれて、好きなことができるようになった。苦しい時期があって、そこで考えたのは、思い通りにはならず、周りはコントロールできないので、自分の考え方を変えるしかないという真理に辿り着いた。

何があっても動じないことが最強であり、禅の本を読んで、自身の境地を示す本や、ドウゲンゼンシの本を読んだりして、内側を満たそうとした。

内側を満たすべく、クリスチャンライフに最終的に辿り着いた。みんな同じところでぶつかっていて、仕事がうまく進んでいる人には、わかり得ないこともあるかもしれないが、もがき続けた時代を思い出した。聖書を引用されていて「人はパンがなければ生きていけない。しかし、パンだけではない、、、」

パンは自分の肉体を養うもの、内側に与える食事。肉体と霊、魂で霊が主体として捉えている。

心の貧しいものは幸いです。何か満たされない、そういう人のためのものだと話している。
目に見えない部分、食事を食べないと満たされないよという話。

勝海舟はキリストを晩年の赤坂に住んでいた時代に信じた。
幕府の要職に着いた時はキリストに対して関心を寄せるも、受け入れられない部分もあった。幕府や薩長の和解をさせていくようなポジションであり、徐々にキリストに対して、共感する接点が生まれてきた。アダムとイブの話の和解についても勝海舟は胸を打たれ信じるようになった。

19:03:36 開始 eruca小林和馬 から 全員:

関根さん:贅沢な時間だなと思うことが良き事
初期の段階で気づけていることが後々効いてくる

震災以降、何気ない日常が最も贅沢なことと思った。
特定の業界でなんとかやっていけるようになった中で、自分のこと以外で後輩の起業家や家族のことを考える余裕が出てきたことが贅沢なことでもある。

19:06:05 開始 eruca小林和馬 から 全員:

中島さん:退屈の正体は内側の飢えと渇きで食事をすれば、解消される

19:13:15 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Kさん感想:
忙しくても退屈なことはある。内側が満たされていなくて退屈な感覚になる。意味のないこと、単純作業とかは忙しくても満たされない感覚。
中島さんの話を聞いて、忙しくても退屈ということが腹落ちした。
時間があってもなくても退屈、目的、意味がないと退屈になりうる。

19:18:01 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Kさん:強みを活かすというワードが世の中に流行っているが、そこに違和感を感じはじめた。

中島さん:インスピレーション。つかえる賜物。進める賜物。教える賜物。監督者の賜物。与える賜物。慈しみ。の7つが人間に備わっている。

19:22:44 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Koji:TO DOとTO BEの話で、イーロンマスクがすごいと思った。技術の専門だが、法律がついてこないと自分の思っている世界ができないから、トランプに近づいた。

19:41:35 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Kさん:若い人が成長できないと会社やめていく問題について
川添さん:ここ成長できないという他責の人・野望を抱いてやめていく人がいる

Kさん:若い方はそもそも、成長したいのか?したくないのか?
Koji:中堅がどこまで言っていいのか、分からない問題はある。若手は誰よりも個性を出したいと思っているが、誰よりも目立ちたくないと思っている。

19:54:55 開始 eruca小林和馬 から 全員:

Koji:好きな人と嫌いではない仕事をしている状態が幸せ
Kさん:どこで誰と仕事をするかで、その人の能力の発揮度合いが変わる

20:05:08 開始 eruca小林和馬 から 全員:

それぞれの感想:

Yuki:
一人一人の捉えるポイントが異なることに面白さと、教養を磨くことで、より多面的に捉えることができる

Koji:
読み切ることで自信になった。会社員をしているので、貧乏になるということはないが、何者かにならなくてはという思いが昔はあって、それはみんなも通ってきた道で、そこから抜ける術も書いてある本

Kさん:
幾つになっても鬱々することはあるが、魂が退屈なときだと再認識した。みんなと話をすると、立ち止まることができる。この時間がとても良い。

中島さん:
同じようにモヤモヤし、それぞれの考えを持っていて、それを味わえてよかった。

和馬:
本読まずすみませんでした。

中島さん:
次回は絵本いいかなと思っています!

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●次回(12月13日)課題本:中島さんチョイスの「絵本」

①『大きな木』:シェル・シルヴァスタイン作、村上春樹訳/あすなろ書房  2010年
②『ママのスマホになりたい』:のぶみ作/WAVE出版 2016年
③『100万回生きたねこ』:佐野洋子作/講談社 1977年

皆さん、ありがとうございました! Kazuma、いつも素敵な場を作ってくれてありがとう!

投稿者:関根雅泰

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