慶應MCC「出雲フィールドワーク」に参加しました。

大人の学習

慶應MCC「出雲フィールドワーク」に参加しました。

ラーンウェル&ときがわカンパニー代表の関根です。

2024年12月22日(日)8時~16時、慶應MCC「神話学」有志企画「出雲フィールドワーク」に、うちの奥さんと一緒に参加しました。

どんな様子だったか、差しさわりの無い範囲で記録に残しておきます。

ーーー

12月21日(土)13時、羽田空港発、14時半、米子鬼太郎空港着。

「オイ キタロー」

すぐに、バスで松江駅へ。45分程。駅からホテルへタクシー。16時半、ホテル着。温泉。19時、近くの居酒屋で夕食。

ーーー

12月22日(日)6時、温泉。

7時、ホテルを出て、バス停がある「松江しんじ湖温泉駅」へ。

待合室に、古本を売ってました。

商売柄、こういうのにはすぐ目が留まります。

曇り空で、今にも雨が降り出しそうです。

7時15分発のバスで、15分程。松江駅に着きました。

集合場所に向かうと、観光バスが来ています。

國學院大學 神道文化学部 教授の平藤先生が、バスガイド。かなり贅沢です。

稲佐の浜に着きました。

強風で、いきなり傘がひっくり帰りました。台風中継しているアナウンサーみたいな感じです。

「20年ぐらい前からの風習で、稲佐の浜の砂を、出雲大社にもっていって、家内安全を祈願するというものがあります」という平藤先生の説明を聞いて

早速、砂をとってるうちの奥さん。

駐車場にバスを置いて、平藤先生を先頭に、出雲大社へ。

竹内まりやさんの実家 「竹野屋」さん。

いよいよ出雲大社へ。

ふり返ると、向こうにも大きな鳥居が見えます。

「下りになっている参道は珍しいんです」とのこと。

相撲の起源と呼ばれる土俵。

奉納されたウサギたち。

縁結びの碑。

本殿に入る前、

「ここに、スサノオの名前が入っているんですよね。」と、平藤先生。

社務所に寄ります。

権宮司の千家さんが、来て下さり、お話下さいました。

私にとって、特に印象に残ったのは、下記のお話です。

・「お弁当は忘れても、傘は忘れるな」

・数字の八は、未完。十は、完成。完成すると、先がない。未完だからこそ、続く。完熟の先は腐敗。未熟の先は成長。

・×2の発想が、日本文化の特徴。「いつまでも」よりも「いついつまでも」のほうが、想いが深い。

25年1月22日(水)の講演会で、平藤先生と、千家権宮司が、東大駒場キャンパスで対談されるそうです。(私も、地元の仲間と参加予定です。楽しみです♪)

上映会 “Building Eternity: The Kami-Human Landscape of Izumo Taisha” (永遠を建てる—出雲大社カミとヒトの風景へ ) アフタートーク「古代バビロニアから出雲へ―永遠を目指す神殿―」

神職さんにご案内頂き、本殿内に入らせてもらいます。

本殿の左側から、中に入らせてもらいます。一般の方は入れないそうです。警備の方が、私たちが入った後、門を閉めてました。

ここから先は撮影不可でした。

お参りさせて頂いている時は、晴れてましたが、その後、いきなり雹が降ってきました。

奇跡的な時間だったようです。

神職さんが「私のお気に入りの場所が、外周にあるので、ご案内します」とのこと。

これが、例の柱跡だそうです。

本殿の裏側。この姿に、岡本太郎が刺激を受け、「太陽の塔」を作ったそうです。

うちの奥さんが、ウサギの写真を撮っています。

拝んでます。

うちで飼ってるウサちゃん(タンタン、ゴンタ君、ミミちゃん)達に会いたくなりました。

本殿の後ろで、稲佐の浜で取ってきた砂をおさめて、そこにある砂を持ち帰る場所がありました。

この砂を、家に持ち帰ってまくことで、家内安全を祈願するとのことです。

大国主が、西側を向いている理由について説明下さっています。

ーーー

権宮司さんとお会い出来たり、本殿内での特別参拝をさせて頂いたり、神職さんがこうやって案内して下さることも、普通は無いそうです。平藤先生と慶應MCCさんのお陰です。

神楽殿へ。

日本一のしめ縄。凄い迫力! これも奉納だそうです。

ここで結婚式を挙げたという地元の女性が「この角度がいいんですよ」と撮ってくれた写真。

ーーー

この後、出雲大社宝物殿を見学し、バスに向います。

雨や霙が降った後、いきなり晴れ。

「おー!」と、この本殿の様子を写真に撮ると・・・、残念ながら、ちんけなものになります。

スマホの写真ではおさまりきれない凄さが、実際の場にはありました。やっぱり、その場で、リアルでしか感じられないことはあるものですね。

ーーー

11時45分、出雲大社発。

12時半、しんじ湖 名物のウナギ屋さん。

看板が、風で揺れてます。

贅沢な味を、美味しく頂きました。

ーーー

13時半、出発。黄泉平坂へ。

「ここも、分かってないことが多いんですよ」と、平藤先生。

千引の岩

揖夜神社へ。

神様を、「仮殿」へ移し、今は本殿を工事中。(その資金の一部は、クラファンで集めたようです)

https://iya-jinja.jp/

その向かいには、「出雲土着の神様」を祀っています。

私にとっては、この「揖夜神社」に来られたことは、大きかった気がします。

出雲大社と揖夜神社に来られたことで、仲間たちと地域で進めている「比企ら辺まるごとキャンパス化計画」も、「余裕で実現可能だ」と、改めて自信を持つことができました。

https://hiki-kigyo-college.com/2024/09/27/dao-3rd-100yrs/

帰り道、イザナミの「陵墓参考地」に寄って頂き、

16時、松江駅着。

ーーー

慶應MCC「神話学」有志の皆さん、平藤先生、旅行会社の方々、ありがとうございました。

===

24年12月23日(月)5時起床。6時温泉。7時朝食。

8時半、松江城へ。

松江城へ行く途中に、明治っぽい建物あり。

大正天皇が皇太子の時に、泊まった場所だそう。

ーーー

松江城に入る所に、門松を立ててました。

「もうすぐできるよ」と、オジサンが声をかけてくれます。

おー!

うちの奥さんが

「殿!って言いたくなるよね」と言ってましたが、その通りだと思いました。

中は、靴を脱いであがるので、足が冷えて、寒いです。

天守閣からの眺め。

足も冷えてるし、お尻がぶるっと来る怖さです。

ーーー

松江城から、小泉八雲記念館へ向かう途中、稲荷神社がありました。

小泉八雲が好きだったという狐の石仏。

9時半、小泉八雲記念館へ。

小泉八雲さんが、私たち夫婦も留学していたNew Orleansに行ってたこともあったり、うちと同じく子供が4人いることなども知り、一気に親近感が深まりました。

ひ孫の小泉凡さんの書籍も購入。(前日の出雲ツアーで、揖夜駅に寄った際、そこでイベントをされていて、平藤先生とバッタリお会いしていました。)

11時、武家屋敷となりの八雲庵で、出雲そばを頂く。(何故か、ビールも!)

13時、松江駅発のバス。

14時、米子鬼太郎空港。(何故か、ここにもビールが!)

16時半、羽田着。

19時半、ときがわ着。息子達と夕食(母が作ってくれてた。ありがとう!)

===

12月21日(土)~23日(月)の「出雲フィールドワーク」楽しかったです! どうもありがとうございました。

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る