ラーンウェル代表の関根です。
2024年12月14日(土)14時~17時、慶應MCC主催 平藤喜久子さんとめぐる【神話が生み出したもの】第3回講座に参加しました。
毎回提出する「感想と問いのシート」を転載し、記録に残しておきます。
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1.感想
・第2回講座に対する問いへのお答え、ありがとうございました。チェンバレンの『古事記』を購入しました。今読んでいる小泉八雲の『日本の面影』にもチェンバレンのことが良く引用されているので、読むのが楽しみです。神話学の解釈に関して、悩んだ時、困った時、ヒントが欲しい時に、神話を読むと良いのかもと思いました。何かあった時に、立ち戻れる場所になる気がします。
・何気なく見ていた神社を「拝殿・本殿」「平入り・妻入り」「流造」「鰹木・千木」といった観点で見ることが出来そうです。出雲フィールドワーク(12月22日)が楽しみです!
・「永遠を建てる」「人の手により、神々の約束は守り続けられている」 地域での活動を長く続けていきたい私にとって、今後を考えるいくつもの問いを頂きました。ありがとうございました。
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2.問い(あれば)
1)1人問い
・ネブカドネザル二世は、何故ジッグラトを作ったのか?クノッソス宮殿の迷宮は、何故つくられたのか?それらが別の神話(バベルの塔、怪物ミノタウロス)の元になったとしても、その前にそれらを作る理由となる神話や物語は、何かなかったのか?あれだけのものを作るには、支配者と民衆を動かす何かが必要な気がする。
・「精神をどう受け継いでいくのか」式年遷宮には「常若の思想」がある。 地域で仲間と行っている「比企ら辺まるごとキャンパス化計画(地元の木を伐採し丸太看板を1年に1本ずつ建て、ときがわ町を中心に緩やかな結界を作る。20年経ったら新しい丸太看板に立て替えていく)」で、受け継いでほしい精神は何か? 子供達に見せたい姿は、大人たちが地域課題の一つ(山林荒廃)解決に向けて、楽しそうに、協力しながら、前に進んでいる姿。自分たちで考え行動すれば、何かが変わっていく様子。そういう姿を示したい。それを、どんな精神として、受け継いでほしいのか?あえて言ったら「アントレプレナーシップ 起業家精神」?
https://hiki-kigyo-college.com/2024/09/27/dao-3rd-100yrs/
・地域での「小さな活動(上記)」を、長く受け継がれる「大きな物語」の中に入れられないか?今生きている自分たちだけで盛り上がる活動ではなく、未来の子供達も参画したくなるような物語にできないか?そうすれば、20年後(私は72歳)の丸太看板建て替え後も、この小さな活動(地元の木を伐って、丸太看板を作っていく)は、続いていくのかも。「Why何故」この活動をしているのかが強ければ強いほど良い?
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2)先生へのご質問
・神社で、欠かせない要素は何なのでしょうか?鳥居、拝殿、本殿? 例えば、「本殿」さえあれば、神社と言えるということでしょうか?(流造の祠さえあれば、神社と言える?)
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・次回(1月18日)は参加できず残念ですが、録画で学べることを楽しみにしています♪
・1月22日(水)の上映会に申し込みました!地域の仲間も誘います。
https://roles.rcast.u-tokyo.ac.jp/event/20250122
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平藤先生、MCC担当の柳さん、大田さん、ありがとうございました。
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