2024年11月21日(木)に、ランチェスター経営 伊佐さん企画で、『竹田先生に「いい質問」をする会』が開催されました。私は、急遽参加できなくなり、後日アーカイブ動画を拝聴しました。
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Q. ランチェスター戦略を使わない方がよい業界、業種は?
・役所の入札関係
・業界が人間関係でドロドロしていると、政治なので、戦略がきかない
・選挙で当選するには、ランチェスター戦略が使えるが、政治家になった後は使えない。
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Q. 経営理念はいらない?
・経営と理念の合成語。
・ドラッカー先生は、従業員数3万名以上。
・プラトン 理念=イデア 最も理想的な考え方の確立。
・人に良い所を見せたいがために、経営理念を作っている人もいる。
・経営理念は、社内なら良いが、お客様に見せる必要はない。
・崇高な経営理念ではなく「生活費を稼ぐため」が、起業の動機だった社長が多い。
・経営理念、社是、社訓、会社の目指す姿の区別をつけた方が良い。
・日本では、人格を磨く場所が少ない。仕事を通して人格を磨くしかない。
・役所が単価を決めてる産業は儲からない。
・そういう産業では、地域戦略を使う。移動時間を減らすことで、利益を出す。
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Q. ネットビジネスの場合、エリアの選定は?
・地域戦略が使えない分、商品戦略、客層戦略が大事。
・商品に競争力。客層をびしっと決める。
・文章が営業マン。社長がしないといけない。
・神田先生から学んだ。キャッチフレーズによって売上が変わる。
・色の使い方。男女で違う。赤青緑:男性 黄:女性
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Q. 競合データがない中で、どこまで調査すべきか?
・番外弱者なので、調査は不要。
・自分が一番下だと思っておけばよい。
・社長は、いい車に乗らない。
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Q. 飛び込み訪問で、3回目以降、どんな話をするのか?
・お客さんについて知ること。
・「どういうきっかけで、この事業を始めたのか?」
・社内に珍しいものがあったら、それについて訊く。
・葉書が値上がりしたから、お礼葉書を出したら、差別化になる。
・相手の良い所を見つけて、さりげなく褒める。
・社長の携帯番号を聞けたら良し。
・仕事ができない人ほど、教材での学習にお金をかけない。
・自己流ではやらない。本を読んで学ぶ。
・新しい人に会うのが楽しみになる。
・お客さんに、ぐっと親しみを感じる。
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Q. ランチェスター戦略を上手に使っている会計事務所があれば?
・(共同経営だと)下剋上が起こる。分裂するかも。
・顧客づくり、人づきあいの下手な資格保有者と組む。
・強い地域を作った人が勝つ。
・単価が5万円以上もらえるお客さんなら、地域が広くなっても良い。
・クライアント社長は、税理士が来てくれればよい。
・移動時間は、生産性-のロス。
・クライアント社長は、自社の営業を伸ばしたい。
・営業の話ができる営業担当とは、社長は話したい。
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・本当に役に立つことをすべき。
・一人一人を事業部扱いにして、損益を出す。
・弥生の会計ソフトで出来る。
・それができれば、営業会議は不要。
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Q. 理想の企業は、お客さんから見てのものではないか?
・お客さんから意見を聞いても、理想の企業は分からない。
・統計的には、200名以上の意見を聞かないと、偏りが出る。
・お客さんは表面的なことしか言わない。
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竹田先生、企画して下さった伊佐さん、ありがとうございました。
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