【木曜日25-4】井上和弘先生本(1)

木曜日

【木曜日25-4】井上和弘先生本(1)

○日本経営合理化協会さんで買った本(1冊)

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『先効果・後効率主義の経営 企業は腰できまる』(2021年)

・経営を、常に文化の領域(高付加価値の領域)で考える。

・モノの前と後を商品化せよ。
・あの会社へ相談すれば、アトが上手くいくというノウハウを持っており、しかも前段がスムーズにいく。

・商品の欠点を、商品改良への「天の声」として受け止めるか受け止めないか。

・売れすぎてくれれば値上げをする。売れているということは、顧客がそれを認めてくれている証拠であり、価値である。だから可能だ。

・弱者の戦略は、市場細分化である。
・強い限定市場→強い得意先→強い商品

・P/L発想は、常に粗利益率発想。
・B/S発想の回転率を重視。

・利益実現の5原則

・商品力が強いということは、同業他社に比べて粗利益率が高いことを意味する。

・企業が赤字に陥るということは、固定費を吸収するだけの粗利益高が獲得できないからである。

・生産性とは態度である。

・複式簿記のはじまり

・少ない資本で、たくさんの利益を上げることが望ましい。
・お金を速く回収する。

・当期利益が、資産の総合計に対して、10%以上の利回りになっているかどうかが評価の基準になる。

・不況期でも業績が良い。井上式二枚腰経営。

・年間売上高は、総資産の2.5倍以上なければならない。
・総資産の2.5倍以上の売上をあげる回転主義に徹する。

・好況期のときは、納期(サービス)など目に見えないものを大事にしないといけない。

・在庫管理の在り方にこそ、会社の儲けはかかっているのだ。
・「利は元にあり」 商売とは早く売ることに尽きる。

・お客様が先にお金を払っても欲しいだけの魅力ある商品が必要。

○井上先生の本、いいな~。あと4冊、読むのが楽しみ!

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●再掲:井上先生の別の本

『社内埋蔵金をお金にする知恵』井上和弘(2011)

○きのとや社長 長沼さんの本にも出てきた方の本。積読になってた。

【木曜日24-49】経営者本

・今の商売の役に立ってない資産、これが「社内埋蔵金」の正体。

・売り上げを上げれば上げるほど、資金が不足する。

・自社が繫栄し、利益を出す=顧客が、自社の良さを認めてくれること
・研究開発を進め、自社を進化させ、品質を上げ、顧客志向に合ったサービスを新たに開発していく。

・親会社、子会社での取引に関して、節税ではなく、租税回避とみなされる場合もある。

・経営は、
 1)利益率の高いビジネスを志向するか
 2)商品、製品をいかに早く現金化するか の2つ。

・2つの実績数字をつかむ
 1)毎日、いかなる商品が売れていったか(販売実績)
 2)毎日、いかなる商品が残ってしまうのか(在庫実績)

・お客様から早く売掛金を回収する。買掛金は、売掛金を回収した後に支払えばよい。

・毎月末日の預金残高は、ぎりぎりで正しい。
・月商の1/2もあれば十分。
○ここは怖いよな~。別の方は「月商の2か月分は必要」と言う。

・減価償却の多さは、誇りである。

・利益が大幅に出そうなときにこそ、不良資産の処分で、評価損を発生させ、税引き前利益を減らすことこそ正攻法。

・好景気の時に繰り上げて返済を多くしておく
・違約金を払ってでも、借入金を多く返済して、不況に備える。

・企業体力を具体的に測る要素は2つ
 1)よく儲けている(収益性が良い)
 2)その儲けが蓄えられている(安定性が良い)

・企業体力指数(体力)=総資産経常利益率ROA(収益性)×自己資本比率(安定性)

・ROA:Return on Assetsは、10%は欲しい。

・合格体力指数 300=10×30
 目標体力指数 420=12×35
 超優良企業  1000=20×50

・業種によって、体格、体質は異なる。

・自己資本比率の最低の目安は、33.3%

・御用金(収益)づくりの肝は、時流即応。
・自社の売り物を時代の変化に合わせ続ける。

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『井上和弘の経営の核心 102項』井上和弘(2024)

○上の井上先生の本が良かったので、購入。

・企業体力指数が、300に達しなければ、それは経営体質のどこかに問題を抱えている。

・社長の仕事は財務。倒産の多くは、借金過多になったのが原因。

・グレーの部分にある事項もホワイトの部分にしっかり入れられるだけの減価償却や、法人税の知識の裏技を含めて、エビデンス(証拠書類)をしっかり押さえてほしい。

・社長は否応なしに、お客様の中に自分の身を置く。

・言いたくてもその場で言わない。言うなら1週間後に。

・手離れの悪い売りモノを柱にするのも、儲ける方法。

・執念のある人物と仕事をした時が、一番成果が大きかった。
・社長には「しつづける」ことができる執念が必要。

・「あなたの会社の商品とは何ですか?」

・商品の「前と後」を売れ。

・社長の得手の分野でつまづくことが多い。
・不得手の分野をカバーしてくれる片腕を持つ。

・小さな会社がたくさん集まったネットワーク会社で闘うのも一つの戦略。

・「人はミスを犯す」 だからチェック行為が必要。

・オーナーは、60歳~70歳を継承期間と考えるべき。

○井上先生の本、勉強になるので、JMCAさんで、複数冊とCDを購入。

https://www.jmca.jp/prod/1011/1445/

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投稿者:関根雅泰

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