Kazuma企画「読書会議(22)」に参加しました。

読書会議

Kazuma企画「読書会議(22)」に参加しました。

ラーンウェル代表の関根です。

25年2月14日(金)18時~20時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(22)」に参加しました。

差しさわりのない範囲で、どんな内容だったか共有します。

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●課題本:ゆうきとKさんのお薦め『旅をする木』

●関根の抜き書き

●当日の意見交換:(Kazumaがとってくれたチャットと、関根メモから)

Kさん:
この本は、川添さんもお好きだったり、ヒゲさんも読んでみたい本だった気がします。

金井さん:
・パワーのいる本で、スルスル進まなかった
・来週に読書会があると思っていたので、ブログにまとめられなかった
・感想2点
・人の人生、土地の歴史に思いをはせている
・小さくまとまるのは良くないなと思った。

関根さん:
・お子さんが学校の授業で知っている
・3冊買って、写真集も買った
・噛み締める必要があり、パワーが必要だった
・フィルムでデジタルとは違う世界

コウジ:
ウォシュレットのあるところに住んでいたい。

Kさん:
みなさんは、自分の人生に影響与えた本をあげるなら、どんな本ですか?

Kさん:
私も東畑さんすきです。
先日、セミナー行きました。
東畑さんもおすすめ本にしようかと迷いました

関根さん:
・アラスカに行ってクマに襲われて亡くなっている
・お子さんと奥さんがいることを知っている中で読まないといけないことが苦しかった
・前回はセンスオブワンダーが課題本だったその中で、今回の本が選書された

ゆうき:
・社会人2年目になって疲れを感じた、当時カメラを買った、飛行機を撮りに行く予定だった、その際、本屋を訪れた時にこの本に出会い、人生が変わった一冊

金井さん:
・読書の原点、星新一「ぼっこちゃん」
・読書って面白いと思えた。

林さん:
・読書好きになったのは、江戸川乱歩と星新一。
星新一はショートショートを盛り上げてきた方、おすすめ本はどれ読んでもいいが、初めてなら、エヌ氏の遊園地。エヌという方が多数出てくる。今の時代を昔の段階で予測していた。

コウジ:
・星新一 恥ずかしい思い出。短いから感想文に使った。
「きまぐれロボット」

関根さん:
次回読者会、3月14日の課題本は星新一が良いのでは?
→決定

林さん:
課題本は「気まぐれロボット」、柴田さんは読書感想文を思い出すことになる
20片ほどあるので、それぞれ一つピックアップして感想言い合う

星新一で読書感想文で金賞を昔取った

ゆうき:
・ちょうど落ちていた時に救ってくれた本
・忙しさで当時孤独だった時に出会った
・学生の頃のオーストラリアにワーホリに行っていた
・41ページでアラスカからガラパゴスへ飛行機で
・移動した時の描写が自分の孤独と重ね合わせて、気持ちを整えることができた
・また違うタイミングで読んだときにワクワク感を感じれる本だった
・文章の書き方も好きだった

Kさん:
・どうやって知ったのか思い出そうとしたが、思い出せなかった。多分、大学院時代の年配の方がお薦めしてくれた
・文体が好きで、こんな文章を書ける人がいることを知って、刺さった本
・本当は写真家で、文章と写真を交互に見るのが好き
・5、6冊くらい本がある
・東畑さんの文体も好き
・単行本とKindleどちらも持っている本。理不尽なことにあった人がいるときにプレゼントしてきた、今の状況と自然の中、別の世界はあるので、視野を広げて心を落ち着かせることにもつながる
・幸せな時に読んでも響くかどうか、落ちている時の方が良い本かも

ヒゲさん:
・奥さんに伝えたら写真集が2冊出てきた
・動物の名前や地名が出てくるので調べながら見ていた
・アラスカのインディアンはモンゴロイドの話は面白いと思った
・この系統の本も含めて読むタイプの本ではなく、毎回、刺激がある
・後から振り返ってみたら、意味があることがある、今は気づけないが、内省し振り返ることで気づきがあることの面白さを感じた
・いろんな風景を見てきて、なぜ古来の時代からあるのかなどの文明のミステリーが好きなことも思い出しながら本を読んでいた
・子どもたちにも自然と触れさせたいと思った
・いつかアラスカに行きたいと思ったが、結構な値段だった
・自分が撮る写真は自然の感情を表現できないので、文章として残していくことが幸せにもつながるとも思った

林さん:
クレイジージャーニーが面白い、吉田凪さんの現地に入っていく姿も含めて面白い
血のスープの話など

ヒゲさん:

ミャンマーのヤギの脳みそのカレーは食べれなかった、その現地の人の考え方や文化は食から見えるものがある

林さん柴田さん:
丸山ゴンザレスの話、マフィア調査の話は、柴田さんと噛み合わないとのこと

Kさん:
病院勤務の時は患者さんからものをもらってはいけない、訪問看護の際は、食を食べて信頼される

関根さん:
人間は食べるものは基本的にはうまいという話
写真を撮ると小さくなる話はまさに同意
写真家は聖なるものをどう試行錯誤して撮っているのかの本もある

『聖なるものを撮る』平藤喜久子・港千尋編(2023)
星野さんの亡くなった時は、アメリカ留学をしていたときだった
当時学んでいた文化人類学のインディアンについての共有

・アメリカに留学し、文化人類学を学んでいたので、インディアン、エスキモーに興味があった

カナダ出張に行ったことが、娘さんがカナダ留学に行くことのきっかけになった

  ・2015年 カナダ出張おまけ
https://www.learn-well.com/blog/2015/08/post_445.html

文化人類学を学んで、何を残していけるのか考えた時に、WEBに文章を残そうと思った

Kさん:
・畏怖する姿勢

ヒゲさん:
教育の話に触れるが、今時の若者をどうやって育てるのか
若者と昭和の人では価値観が違う
管理職になることを避ける傾向にある、コスパが悪い、ただしんどいよねという意見をよく耳にする
若者を育てるところに対して、近い将来と未来を想像させることが教育には重要で、どうやって相手にイメージさせるかが重要なキーワードになってくる

理解し合うポイントは「対話」だと思います(コロナになって生まれた「分断」を解決するのも「対話」だと社内でしつこく言っています)
私含めおじさんたちも、相手に話しながら、自分で考えてることを言語化したりすることもできているし、この読書会もそういう機会としてすごく貴重だと思ってます

こういう場に若い人が積極的に参加してることが、純粋に尊敬する

コウジ:
・この本1冊を、こんな風に読めるのか。

Kazuma:

・心落ちたときに、エッセイを読んでいる。
・この本もそう。何らかの理不尽があったとき。
・星野さんが恰好よい。こういう人の生き方。
・共通項 冒険しているかしていないか。
・小さなアクションでもよい。少し早く起きてみるとか。

ゆうき:
コメントした時に承認してくれる場がありがたい

柴田さん:
エッセイを読んだことが初めて、落ち込んだ時に読むという経験はない。Kさんの落ち込んだ時にプレゼントするのがかっこいしい

関根さん:
Kさんのプレゼントすることに対してすごいと思った、学生のころを思い返せたこともよかった、長く読まれる本と出会えたこともよかった

ヒゲさん:
気持ちが落ちる時も多かった。この本だけではなく、みなさんと話せたことが気分転換になった
仕事を離れて話すことで価値観に触れて明日から頑張ろうと思えるコミュニティーが大好き

林さん:
話せる場所はたくさんある中で、気を使わずに話せることがサードコミュニティーの良さ。否定もされないことも含めとても良いと思った

Kさん:
ゆうきさんが好きな本について話せることへのありがたさを感じた
読んでなくても参加できることも良いところ
・自分が好きな本は、自分そのもの。

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●次回開催日:25年3月14日(金)18時~20時

●課題本:林さんのお薦め

星新一『気まぐれロボット』(1972)

Amazon.co.jp: きまぐれロボット (角川文庫) 電子書籍: 星 新一: Kindleストア

気まぐれロボットとの対比を味わえる本もあるとのことで興味があれば 「人民は弱し、官吏は強し」もお薦めとのことです。 https://amzn.asia/d/6H7LVDP

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皆さん、ありがとうございました!次回も楽しみにしています。

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●Kさんからのメール

皆さんへ

カズマさん、いつも企画ありがとうございます。

関根さん、いつも心を記録に残してくださって、ありがとうございます。

そして、みなさん、いつもすてきな時間をありがとうございます。

自分が、1カ月に1回のこの日をとても楽しみにしているんだと、あらためて感じました。

(こどもに、お母さん、なんか幸せそうと言われました)

本を読んでいても、読んでいなくても、この場に集えるのがよいですね!

私にとっては、あの時間の後の余韻も大切なのだと気づきました。(速攻、家族に現実に引き戻されますが・・・内側では、いろいろなことを思い出したり、考えたりしているな・・と。)

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そういえば、星野道夫さんは、今でも変わらずに愛されていて(作家の池澤夏樹さんなどもそのひとりのようです)、有志の方やご家族が写真展を開いたりされているようです。(私も10年以上前に、一度、千葉に写真展に出かけたことがあります)

なくなってもなお愛される、なくなってからより一層愛される、そのような生き方をされた方なのだと思いました。

そして、星野さんは、自分が感動したことをどのように伝えるのかについて、「自分が変わること(変わっていくこと)」だと書いていらしたことを思い出しました。

伝えようとしなくても、伝わってしまうものなのかもしれませんね。

遅くに失礼いたしました。

星野からの星、来月もよろしくお願いいたします。

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Kさん、ありがとうございます!

投稿者:関根雅泰

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